絵本とおはなしと子ども英語♪ゆったり・まったり・ドキドキしよ♪

「昔むかしあるところに」今ではない此処ではない別の世界へ。
わくわくするお話の中に入って、自由に心をひろげてみない?

自由にものがいえない時代にしてはいけない

2014年07月28日 | 子育て
なんだか懐かしい、のっぽさん。

「なにしてあそぼう」だったかな? しゃべらない大きなお兄さんは
コミカルでとっても楽しかった、

とても若く見えていたけど、ほんとは私の父と同年代だったのだ、
それを知ってびっくりしたこともあった。今年80才になられたそうで、

最近、SNSで知り合った、千葉市の政治活動家の若者が
のっぽさんの記事を紹介していらしたのも、またびっくりだった。

そしてそのブログを、アーティストGRAYのテルさんが、また紹介していたのだ。
こうやって拡散していき、多くの人が考えてくれたら、崖っぷちに立たされ暗い時代に戻るかの流れをくいとめられるだろうか。

父から聞いていた体験談が、我がことのように目の前に映像化するように感じた。
記事をここに、転載する。

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「殺し殺され」嫌だなあ
俳優・作家 高見 のっぽさん

赤旗7/25


5月で80歳になった私は飛んでる戦闘機から爆弾が落ちてくる空襲を経験しています。土くれは黒く焦げ、人以外の生き物も殺されるのが戦争です。

安倍晋三首相は、集団的自衛権の行使は限定なんて言ってますが、信じられないですね。69年前、1945年8月15日に日本が負けた太平洋戦争を知らない人だからです。戦争している時代を経験していない。安倍さんは、戦争で肉親が亡くなる、もしくは、亡くなるかもしれないという目にあわないから戦争しやすい国にしてもいい、と考えるんでしょうね。

戦時中、首相だった東条英機は「我が国を救う」と演説したと思います。報道機関は”日本は戦争に勝っている”と宣伝していました。いま、安倍さんと声をそろえて集団的自衛権は「抑止力」と説明してるニュース番組があります。どこか似ている気がします。おとなが小さい人たちに、戦争の恐ろしさを伝えないで、権力を持つ首相の代弁をしていいのでしょうか。またあの自由にものが言えない時代になるようで、怖いね。

太平洋戦争が終わって1週間後、それまで日本の侵略戦争を肯定していた学校の先生は”民主主義”と言い始めました。子どもたちだった私は、上の人(おとなや権力者)を疑いました。「国民を守る」という首相が、日本国憲法を解釈して好き勝手にルール破りする。そんなおとなの姿を小さい人たちに見せてはいけませんね。小さい人は大人を信用しなくなりますからね。

「現実に近付けよう」と憲法9条をなくしてもいいようなことを言う人がいますよね。9条をのけものにしちゃいけませんね。兵隊さんがドンドンパチパチ殺したり、殺される現実なんて嫌だなあ。世界のあちこちで、今も人間が殺し合いをしてるんです。みんなで日本を戦争しない国にする-そっちの現実の方が好きです。
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