移食充

アラフィフマンの食べ物と自動車のお話など。

また会いたい

2016-09-19 17:45:26 | Cat
最愛の猫が逝ってしまった。11才だった。

家人の誰にもよく慣れ、いつも話題の中心に居た。私との相性は
特によく、家の猫の中でも一番ウマが合った。チビの時から育て
た自分にとっては息子であり、弟であり、親友だった。

試験開腹の結果、末期がんとの診断を受けたのは7月。手術不可、
抗がん剤もほぼ効かないタイプと言われ、主治医はあっさり匙を
投げた。

がん治療に詳しい別の病院を紹介されて行ったが、緩和治療しか
ないと言われた。それでも私は諦めず、治験レベルの治療法にたど
りついて開始したが、試験開腹からすでに1ヶ月が経過していた。

多少の治療効果は感じられたが、進行は止められなかった。もっと
早く開始できていればと思ったが、どうしようもなかった。

本人は最後まで本当によく頑張ってくれた。

がん宣告から今日まで、それ以前の人生で流した量を遥かに上回
る涙を流した。今でも涙が出てくる。死ぬほど大切だった相棒の
冥福を祈るしかないのは本当に辛いが、この悲しさがなくなること
は永遠にないのだろうと最近思う。

いや、もしあの世で再会できればその時に悲しさも消えるのか。
本当にまた会いたい。
コメント
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