移食充

アラフィフマンの食べ物と自動車のお話など。

双 六

2010-08-31 21:55:50 | Mountain
8/13~14に双 六 と笠 ヶ 岳 を目指したお話。

<双 六 のテン場と鷲 羽 岳>


<双 六 岳>


<雨のテント場>


~~~記録~~~
<13日>
新 穂 高 登山指導所(7:20)→わさび 平 小屋(8:45~9:10)
→シシウドヶ原(12:10)→鏡 平 小屋(13:10~13:45)
→双 六 小 屋(16:10) テント泊

<14日>
双 六 小 屋(8:30)→新 穂 高 登山指導所(14:40)

~~~感想など~~~
昨年のシルバーウイークに行こうとしたが、あまりの混雑
具合に断念したのでリベンジのつもり。

前夜の鍋 平 駐 車 場での車中泊は初めてで、トイレの整備
状況が事前にはつかめず躊躇したが、そん時はそん時だ(?)
と思い切って利用した。(他の皆さんはどうしてるんでしょ?)

13日の天気は曇り。朝一のロープウェイ(7:00)で下った
つもりだったが、よく聞いたら利用者が多かったので、一本
早い便を運行したとのことだった。

お初のコースなので、いつも以上にゆっくり歩きを心がけた
のだが、おろしたてのシャルモで靴擦れを起こし、早くも
わさびまでの区間で右足小指に違和感を覚える。

わさび~鏡までの道のりは相当長く、ぱっとしない天候も
あってテンションも上がらず、家人のペースも(いつも通り)
上がらず。

おまけにお気に入りのKOHLAのストックをバランス崩した際
に折ってしまう。orz
ゆっくり歩きのおかげで自分は息切れも全く起こらないが、
それにしても時間がかかった。

幸いだったのは、鏡 池から曇ってはいても槍~奥 穂まで見渡
せたことで、この時は来た甲斐があると率直に思った。

双 六 小 屋のテン場についた時には雨は降ってなかったが
風が強く、下界の暑さが信じられないほど寒かった。

急いでテントを張った後、小屋が「軽食」とカテゴライズする
ラーメンやおでんを注文して夕食とした。(もちろん生ビール
は頂く。)双 六 小 屋ではテン泊者には小屋泊者と同じ食事
は提供せず、「軽食」しか頼めないのだった。

食事後にテントに戻るが、この頃には小雨がぱらつく状況に
なっていた。明日までには回復してくれるといいなぁ、と
思いつつ19:00頃に就寝。

が、21:00頃に大きな雨音で目が覚めた。以降2時間寝ては雨音
や風によって顔に降る結露水によって起き、を繰り返しながら
朝を迎えた。7:00になってもテン場から動き出す人は極めて少数。
笠への縦走をあきらめて下山を決めた我々は、トイレットペーパー
すら用意されないテン泊者専用のトイレで用足しの後、テント
撤収にかかる。

この時はほとんど「防風雨」と言える状況で相当苦労したが、
何とかザックにテント他を収容して下山開始。と言っても最初
は弓 折 岳に向かって登っていくのだが。

下りに入ると、いよいよ靴擦れが酷くなって来た。いつもは登り
の遅さを下りで挽回する当パーティー(?)だが、つま先が痛くて
飛ばすどころではない。登りの時と同じくらいの人数に追い越
されながら、ほとんど土砂降りの中を下山したのだった。

最後に立ち寄ったわさび 平 小屋のそうめん(昔はひやむぎじゃ
なかったか?)は寒い中で食べても美味かった。

再び15:00のロープウェイで鍋 平に戻り、野 の 花 山荘という
旅館で立ち寄り湯を頂いた後に帰路についた。


~~~ウェア・装備~~~
登山靴以外は特に変化なしなので装備リストを書くのは止す。

これほど長時間まともに雨に降られながらの山行はあまり
覚えがない。そんな中、アルバーストーンジャケットを
じっくり試した訳だが、新しいおかげで撥水性は完璧だった。
しかし半袖Tの上に直に着たのが悪いのだが、汗で袖内部が
濡れて気持ち悪く、休憩中は寒く感じた。蒸れを逃がしている
という感じは全くしなかった。しかしアークのβ_SLジャケット
(パックライト)を着る家人も全く同じ状況だったようなので、
マムートのドライテックが悪いというより、透湿防水機能
ジャケットの限界なのだろう。暑くてもジャケットの下は長袖
じゃなきゃ駄目なんだなぁ、と思いますた。

「実線で試さないと分からない」と書いた新調靴と足の相性は
結果が悪い方に出た。つま先をかばって変な力が掛かった為か、
足裏全体とふくらはぎが、山行後かつてないほど痛かった。orz

~~~まとめ~~~
天気のいい日にまた来たいっす。
コメント
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