移食充

アラフィフマンの食べ物と自動車のお話など。

K1200R Sport 試乗

2007-03-21 17:39:26 | Bike
GTのオイル交換にディーラーへ。
昨年7月以来の交換ということで、最近の出番の少なさが分かる。

作業の待ち時間に標記のK12R-Sに試乗させてもらうことにしたが、その前に、
最近気になっているK12Sにも試乗させてもらう。

K12Sはデビュー直後に試乗させてもらった個体、つまり2005モデルだが、エンジン
を掛けると、その時の記憶よりも若干スムーズな音やフィーリングに感じられた。
慣らしが進んだためかもしれない。

乗り始めるとすぐにGTよりも相当に軽快な印象を受ける。片側2車線の国道に出て、
若干慣れてきた頃に加速を試すが、自分では随分回したつもりでも、回転計を見ると
6000rpm程度しか回っていない。確か前回もそんな感じだったなぁ、と思い出した。

同じままでは意味がないので、信号の先頭に立ち、思い切って回して見た。
2速で9000rpmまで試した感触としては、個人的には完全な未体験ゾーンの加速で、
軽い恐怖感を覚える程だったが、慣れてくれば手に負えないようなレベルでは
ないように思った。

国産のリッターレプリカはこれと同等以上の加速性能なのだろうから、これらと
GTで高速勝負した気になっていても、実際は遊ばれていただけ、ということが
よく分かる。

やはり少しでも小さく、軽いことは良いことで、交差点でも簡単に曲がってくれ
るし、すり抜けも楽々。前傾はGTよりキツイがハンドルは近いので、ツーリング
でも何とかなるように思う。

ただし防風性能はGTよりも相当に劣る。フルカウルにしては膝下に予想以上に
風が当たるし、ヘルメットにはモロに当たる、という感じだった。

次にK12R-S。

ポジションはK12Sに似ているが、若干前傾が緩い感じ。フロントのスクリーンが
K12Sよりも低いので、一層防風性能は落ちると予想したが、思った程の差はない。

一番の違いは、意外なことにエンジンのフィーリングだった。

K12Sは全体にややガサツなフィーリングと音の大きさが感じられるが、K12R-Sの
方は、比較すればマイルドで音も少しだけ小さく、高級なフィーリングが感じられた。

その一方、パワーフィールは、K12Sの方が上と感じた。K12R-Sの方は、音が小さ
い分だけ少しだけ穏やかな感じだ。

帰ってきてからカタログで確認して、ピークパワーに違いがあることを初めて知った
が、個人的好みからすれば、K12R-SのフィーリングでK12Sのパワーがあるとよい、
というところ。2006と2007ではROMが違うという話も聞けたので、2007モデルの
K12Sだと希望通り、ということかもしれない。

ということでK12Sがかなり欲しい、という心情に至り、社長にGTを下取りに出す
としてどの程度か、ということを聞いてみたのだが、、、

GTは屋内保管だし、程度については結構自信をもっていたのだが、あまり芳しい
金額は聞くことができなかった。詳細検討してくれるようなお話だったから、その
結果を一応待とうと思う。

もし買い換えとなっても品薄で、希望色だと4ヶ月待ち、と言われたのも問題では
ある。

ところでエンジンオイルを交換したGTは快調。これまで純正のカストロールだった
のを、薦められたモチュールにしてみた効果がどの程度かはよくは分からないが、
オイルの単価はあまり変わらないので、宣伝文句通りの効果があるなら、当然
モチュールの方がよいと思う。

水戸ICから高速に乗って桜土浦ICで降り、昼食のラーメンを食べて帰宅したが、
冷静になると、高速走行での安楽さと速さのバランスなど、GTにもまだまだ良さ
がある。どうするか、しばらく悩んでみるしかない。
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MINI クーパーS 試乗

2007-03-13 11:35:43 | Car
前記事のTSI試乗後の夕方、クーパーSにも試乗してきた。

まず、インテリア。

黒が基調になっているが、シルバーのラインが入っているので、全体としては
特に暗いという感じではなかった。ダッシュボード廻り、ドア廻りともに高品質
な感じがする。ハンドルはオプションの3スポークの本革巻きで、握り心地も
悪くない。シート表皮は黒い標準の布製だったと思うが、何しろ夕方も遅く、
暗くなってきていたので、記憶は曖昧。

中央にあるでっかい速度計は、ちょくちょく速度確認するには明らかに不具合。
その分、目の前には回転計があるので、そっちはよく見える。(あたりまえだが)

前席のスペースは必要十分だが、後席に大人が長時間座るのは、少々窮屈なの
ではないかと思う。

次に、走り。

店長とおぼしき人が同乗し、大人4名フル乗車での試乗となった。

エンジン始動はもちろんよい。アイドリングも予想以上に静か。クラッチは
それなりの足応えだが、苦痛になるようなものではない。ギアは十分なシンクロ
容量を感じさせるもので、スパスパと入る。ノブがでかすぎる、と一部の雑誌に
書かれているが、私は全く気にならなかった

アイドリング付近でクラッチをつなぐと、さすがに1.6Lの排気量を一瞬感じる。
しかし、先に試乗したTSIに比べれば、十分に許容範囲内の違和感と言える。
この辺は+0.2Lの排気量と-200kgの車重が利いているのかもしれない。

2000rpm付近に至ると、ターボによるリッチなトルク感はかなりのレベルにあり、
1.6Lとは信じられないほど。回転を上げても音の高まりは少なめで、高級感が
ある。加速力も相当なものだが、冷静に考えると、一昔前の2Lターボ位だろう。
しかし、以前所有していたランチアテーマターボとの比較では、速さは一緒だが、
洗練度が相当に上がっていると感じる。(カーグラ誌のテストではほぼ互角)

スポーツサスが標準装備で、乗り心地は若干固めだが、個人的には問題にならない
程度の固さ。気が利く店長さんのおかげで、多少高速コーナーも味わえたが、姿勢
も安定しているし、ハンドルの手応えも確かで、高いレベルの完成度が伺えた。

少なくとも街乗りレベルではブレーキもよく効く。ペダルの剛性感も一部の国産の
ヘナヘナ感とはまるで違ってガッチリしている。ヒールアンドトゥーも非常に行い
易いペダル配置・高さになっている。

まとめ。

かなり期待しての試乗だったが、期待を裏切らないすばらしさ。小さい割に高い、
と思う部分があったが、乗って触っての結果としては、オプション込みで350万
程度になったとしても、決して高くないと思う。欲しくなった。
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GOLF TSI 試乗

2007-03-12 19:33:05 | Car
家人の車買い換え候補の一台であるTSIに、昨日試乗した。

試乗は短距離・短時間で、堅い感じの営業マンも同乗したため、あまり飛ばせ
なかった。

まず、インテリア。

ファブリックのシート生地は、多少の高級感を感じさせてくれるもので、展示
されていたGLiなどよりは良い。シート形状はサイドサポートが多少張り出して
おり、控えめなスポーツシートという感じ。

前席・後席ともにスペース的には十分で、平均的体型、身長である限りは不満
は出ない、と思う。

インテリア全体の印象としては、それなりに高級だが、クソマジメで全く面白み
がない、というところ。洒落っ気無しで機能一点張りの文房具のような感じとも
言える。

次に、TSIで最も興味のある走りについて。

エンジンの始動性は当然ながら良く、アイドリングの音は中々静か。
初体験のDSGでの発進については、発進直後から違和感を覚えてしまった。
加減が分からないから、丁寧にアクセルを踏み込んだのだが、反応はあまり
芳しくなく「重い」感じを受ける。2000rpm弱になれば、十分なトルクを発揮
してくるのだが、スーパーチャージャーの恩恵を十分に受けられない一瞬が
フィーリングを悪くしていると思う。

その発進時以外は、ショックなしのDSGのシフトマナーは文句無しと思えたし、
フル加速の速さも中々のもので、1.4Lの排気量を考えたら、素晴らしいと思う。

コーナーを試せるコースではなかったので、足回りの出来は不明。ただ、荒れた
舗装路での直進性は極めてよく、乗り心地は適度な固さで良いと感じた。

一方ロードノイズは割と室内に入ってくる感じがした、という意見が同乗した
家人からあった。

まとめ。

TSIのアイデアやツインチャージャーのマナーの良さ、環境性能などについては
大いに感心したが、自動車雑誌各誌のインプレほどによい、という印象にはなら
なかった。理由は、極低速域のトルクの細さとDSGのマッチングがかなり芳しく
ない、ということによる。試乗中、5回くらいの発進加速をしたが、アクセルを
踏み込む速さを変えたりしても、違和感は改善されなかった。もっとトルクが
あるエンジンと組み合わせないとDSGはツライのでは、と思った。
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久々のツーリング

2007-03-10 18:14:54 | Bike
先週末、久々にツーリングに行った。行き先は八ヶ岳。

9時頃に出発し、常磐道、首都高、中央道、といつものコース。
ただ、自分にしては珍しく、須玉で降りて清里に向かった。

清里付近に12時頃に到着したので、ほうとう屋の「小作」で昼食。

3年くらい前に国道20号にある小作で食べた時は、正直なところあまり芳しい
味とは思えなかったが、今回の清里店はまぁまぁで、悪くはなかった。

それにしても3月になったばかりなのに、暖かい。野辺山の辺りは塩カルが
撒かれているだろうなぁ、と覚悟して行ったが、全く撒かれておらず、路面は
完全なドライだった。

適当に暖かいので、あまり飛ばす気にもならず、のろのろたんたんと走り、
佐久ICから上信越道に入る。

本線に入り、急にスイッチが入って飛ばし始める。全体の流れも相当速めな感じ
で、どんどんペースを上げていくと、かなり前方にバイクが見えたので、何とな
く追いかけてみるが、追いつくどころか離れていく。となると更に追いたくなる
バカな性分により、追う。

結局、ハップウ山トンネルの中で追いつくと車線を譲られた。車種を確認すると
かなり前のZX-11のようだった。前に出ると今度は追いかけてくる。
直線ではアチラの方が速いようだ。下りのコーナーに入るが、トンネル内の路面
状況は照明が反射して今一つ分かりにくく、あまり飛ばせない。

軽井沢ICまで来ると、トンネル区間は減る。風は相当強いが、路面は明らかに
ドライなので、本格的に引き離しを試みる。170くらいまではあまり離れなかった
が、それ以上になると離れていき、最後は見えなくなった。アチラさんの方が
大人だったのかも。

横川PAで休憩の後、いつも通りのルートで帰った。帰宅は16:00。走行は470km
だった。
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