移食充

アラフィフマンの食べ物と自動車のお話など。

北 穂 高 岳 ~ 涸 沢 岳

2008-08-24 17:47:28 | Mountain
お盆休みの15~17日にかけて北 穂 高 岳~涸 沢 岳 に行ってきますた。

<15日>
上 高 地 (6:30)→横 尾(10:00~11:00)→涸 沢(14:20) テント泊

<16日> 
テント場 (6:30)→北 穂 高 岳 山頂(9:20~10:00)→涸 沢 岳 山頂(12:15)
→穂 高 岳 山 荘 (12:35~13:05)→涸 沢 小 屋(14:25) テント泊

<17日>
涸 沢(8:00)→屏 風 の コ ル(9:25)→屏 風 の 耳(9:55)
→奥 又 白 池 分岐(12:30) →新 村 橋(13:30) →河 童 橋(15:40)


【北 穂 山頂から見た大 キレットのコワイ箇所】


【北 穂 ~涸 沢 岳の途中1】


【北 穂 ~涸 沢 岳の途中2】


【屏 風 の コル 近くから 涸 沢】



14日朝から準備。「なんちてUL」目指して通販で購入したGOLITE JAM2が、
午後予定通りに届いたのでパッキング。とはいえ、同行の家人にJAM2の
使用権を譲る。自分は前回同様タロン44を使用。夕方に出発。
松本市内で夕食をとり、下調べしておいた南松本のスーパー銭湯を利用の後
沢 渡の駐車場へ行き、朝まで仮眠。

15日の朝4:30に起床して準備。5:30位のバスにて上 高 地入り。
とにかくのんびりと歩き、アチコチで休憩するので、涸 沢まで8時間以上も
かかったが、おかげで疲労感がかなり少なかった。ちなみにこの日の自分が
担いだ重量は水、食料、ストックを入れて約11キロ。(同行の家人は8.5キロ)
ULにはほど遠い重さだが、2年前より概ね2キロ位軽いのは、相当疲労軽減に
効いていると思う。

16日、朝5:00頃起床するも外は小雨。前日予約した朝食をヒュッテで取り、
出発しようとする頃から急に晴れてきた。涸 沢 小 屋 の横を通って北 穂を
目指す。最初から急傾斜の登りで、最初のハシゴ場が出てきて以降は稜線
歩きとなるが、ずーっと険しい登りだった。風が吹くと半袖Tでは寒く、脱ぎ着
と出し入れが楽なフーディニフルジップにはずいぶんと活躍してもらった。
山頂についた頃までは天気がよく、大 キレットや槍、奥 穂 までよく見渡せた。
昼飯の後、涸 沢 岳 方面に出発。

この区間、地図には「危」マークがあるし、ヤマケイJOYでも第一級の岩稜コースと
して紹介されるコースで、今まで自分が通ったコースの中では、最も危険度の
高いコースと感じた。しかし、途中から霧がかかったこともあり、あまり高度感は
感じなかった。

16日夕方から17日朝までは嵐に見舞われた。テントはモンベルのマイティドーム
だが、防水層のごく一部に亀裂があって、そこから少しずつ漏水した。2連泊の
テント泊は今回初めてだったが、それに備えてシュラフカバーを購入して持って
来たのだが、本当に正解だった。

17日朝には、嵐は何とか収まってくれた。上 高 地への下りは屏風パノラマ
コースを選んだ。雨の後だったこともあり、途中かなり歩きにくい区間があって、
余計に疲れたが、屏風の耳から見る涸 沢は、一見の価値があった。

<感想>
出発前の天気予報が悪かった割には、実際の天気はまぁまぁでたすかった。
テント2連泊は楽しいことは楽しいが、消臭などの能書きがある化学繊維の
衣類を着ても限界があることを痛感した。(→つまりクサイ^^;) その意味で
テントの連泊は少し寒い秋の方がよいのかも、と思った。
歩いたコースはチトコワイ箇所もあったが、無事に帰れる限りは楽しいと
思えた。
コメント
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