9月15日からの定例議会に向けて委員会が開かれた。
議事案件についての説明等があり、その中の予算補正案件にくろさき荘があった。
そこでちょっとした議論が展開された。
委員長からくろさき荘の予算補正(資金の追加)に対する意見が議員に求められた。
そもそもくろさき荘の役場経営は、今年3月末で終了すると村長が明言していた。
民間がだめであれば、三セク方式で、それもだめであれば解体も視野にいれていくという計画だった。
しかし、民間移譲の可能性がでてきてその間役場で継続するために暫定的な予算を組んで継続。
そして6月に民間との契約が不成立となり、今後の方針が示されないまま現在に至っている。
その中で7月からはなぜか新しい支配人に変わり、経営が継続されている。
民間との契約が不成立となり、継続営業は雇用面も含め仕方のないことである。
けじめとして、今民間の可能性も薄れ三セクは役場経営と同じだという意見もあった中で、今後どの
方向にいくのかとなれば、残された解体になってくる。しかし果たしてそれでいいのかという議論が
あってしかるべきだ。
しかし今後の方針の議論、検討がこの3か月近くないまま来年3月まで延長のための補正が出されてきた。
あまりにも無策に時間と予算を使っている感は否めない。
村長は常に財政の健全化を唱えている割には計画が不健全である。
「今後このような目標で、こうこうしたいのでついてはその議論とそのための予算措置が必要となるので
検討をしていきたい」というような行動があってはじめて補正の意味が明らかになる。
そういうことをはっきりした上で補正を組むべきではないのかという意見を出した。
目標のないまま、ただ予算がなくなったからつぎ込んでいくという「村民に対する姿勢の問題」でもある。
これに対してある議員が、「くろさき荘は国立公園でもあり、そこに宿泊施設がないというのは納得できない。
おかしな話だ。絶対くろさき荘は残すべきだ。 行政がやるといっているのだから黙ってまかせるべきで我々が
どうのこうの言うべきではない。黙ってやらせろ!」 と反論してきた。
わたくしは、やめるべきだとは一言もいっていない。
「黙って行政にまかせて、赤字が何千万も何憶も積み上げられていってもわれわれは黙っているのか?」
「そうだ!」
「だったら我々議員の必要性がどこにあるんだ!」と少々声をあらげ~た。
国立公園だからとか、なければならないからとかそういう甘えが赤字積み上げの温床になってきたのである。
その裏では、住民サービスがその赤字の犠牲になってきたことも忘れてはならない。
その証拠にここ数年村長はことあるごとに「財政がきびしい、財政がきびしい」と連発していたではないか。
村民には何もやらない言い訳に聞こえていたのだ。
赤字を積み上げてでも、多くの住民に貢献するくろさき荘であれば必要とされる。
今は少ない村外の観光客と、ごく一部の人のためのくろさき荘で、おおくの住民に貢献しているとは言い難い。
ここまできて認識しなければならないのは、民間移譲は無理ではないのかということと、残すのであればその方法
をどうするのか新たな議論の必要に迫られているということである。
ただこのまま補正を黙認することは、一年たってもこのままの場合、暗黙のうちに今まで通りの経営を了解したという
既成事実が出来上がってしまう。
「あのとき予算補正を認めたではないか。今まで何もいわないで急に役場経営ではどうのといわれても困る。」
という論法にもなりかねない。ちゃんとした計画説明を求めることが議員の役目である。
こういうことこそ住民にアンケートをとってみるべきではないのか?
議事案件についての説明等があり、その中の予算補正案件にくろさき荘があった。
そこでちょっとした議論が展開された。
委員長からくろさき荘の予算補正(資金の追加)に対する意見が議員に求められた。
そもそもくろさき荘の役場経営は、今年3月末で終了すると村長が明言していた。
民間がだめであれば、三セク方式で、それもだめであれば解体も視野にいれていくという計画だった。
しかし、民間移譲の可能性がでてきてその間役場で継続するために暫定的な予算を組んで継続。
そして6月に民間との契約が不成立となり、今後の方針が示されないまま現在に至っている。
その中で7月からはなぜか新しい支配人に変わり、経営が継続されている。
民間との契約が不成立となり、継続営業は雇用面も含め仕方のないことである。
けじめとして、今民間の可能性も薄れ三セクは役場経営と同じだという意見もあった中で、今後どの
方向にいくのかとなれば、残された解体になってくる。しかし果たしてそれでいいのかという議論が
あってしかるべきだ。
しかし今後の方針の議論、検討がこの3か月近くないまま来年3月まで延長のための補正が出されてきた。
あまりにも無策に時間と予算を使っている感は否めない。
村長は常に財政の健全化を唱えている割には計画が不健全である。
「今後このような目標で、こうこうしたいのでついてはその議論とそのための予算措置が必要となるので
検討をしていきたい」というような行動があってはじめて補正の意味が明らかになる。
そういうことをはっきりした上で補正を組むべきではないのかという意見を出した。
目標のないまま、ただ予算がなくなったからつぎ込んでいくという「村民に対する姿勢の問題」でもある。
これに対してある議員が、「くろさき荘は国立公園でもあり、そこに宿泊施設がないというのは納得できない。
おかしな話だ。絶対くろさき荘は残すべきだ。 行政がやるといっているのだから黙ってまかせるべきで我々が
どうのこうの言うべきではない。黙ってやらせろ!」 と反論してきた。
わたくしは、やめるべきだとは一言もいっていない。
「黙って行政にまかせて、赤字が何千万も何憶も積み上げられていってもわれわれは黙っているのか?」
「そうだ!」
「だったら我々議員の必要性がどこにあるんだ!」と少々声をあらげ~た。
国立公園だからとか、なければならないからとかそういう甘えが赤字積み上げの温床になってきたのである。
その裏では、住民サービスがその赤字の犠牲になってきたことも忘れてはならない。
その証拠にここ数年村長はことあるごとに「財政がきびしい、財政がきびしい」と連発していたではないか。
村民には何もやらない言い訳に聞こえていたのだ。
赤字を積み上げてでも、多くの住民に貢献するくろさき荘であれば必要とされる。
今は少ない村外の観光客と、ごく一部の人のためのくろさき荘で、おおくの住民に貢献しているとは言い難い。
ここまできて認識しなければならないのは、民間移譲は無理ではないのかということと、残すのであればその方法
をどうするのか新たな議論の必要に迫られているということである。
ただこのまま補正を黙認することは、一年たってもこのままの場合、暗黙のうちに今まで通りの経営を了解したという
既成事実が出来上がってしまう。
「あのとき予算補正を認めたではないか。今まで何もいわないで急に役場経営ではどうのといわれても困る。」
という論法にもなりかねない。ちゃんとした計画説明を求めることが議員の役目である。
こういうことこそ住民にアンケートをとってみるべきではないのか?