彷徨う普代村民

普代村の一村民、
彷徨う村からの貧民の呻き声

住民との懇談

2024年05月11日 | Weblog

 ひっっっさしぶりの委員会活動がありました。

議会が住民の意見を聞くという「本来の議員の仕事」を数年ぶり、いや10年ぶりかな?やったような感じが

懇談会の前に宮城建設さん建設中の「太田名部漁港新市場」を見学させていただきました。

予算は約12億円で、今年10月に完成予定です。

 議会には委員会があり、それぞれ分かれて所属します。

10名だけなので重複議員もいます。

昨日はそのうちの自分の所属する産業経済常任委員会でありました。

委員5名の内4名の出席で実施しています。

委員長が率先して動かないと活動しない会です。嵯峨委員長にはご苦労様でした。

 

 総括して言えば、村の事業主の方々の現状の厳しさの訴えは切実だなと感じました。

報道しているようには、地方ほど決して景況は良くない。

どう乗り切っていけばいいかということを模索している状態です。

商工会職員の方も出席してもらいましたが、会員も含め、

やはり、行政の資金的支援が欲しいということは強く要望されました。

民間経済は「自己責任」で片付けがちですが、特にも国の経済政策はそうですが、経済循環を調整する政策が必要で、それに民間経済は大きく左右されます。

景気はや経営は、決して企業努力だけの結果ではないことも考慮すべきであると思います。

国でやらないこと、やれないことに村独自で支援できればいいとは思います。

そのような要望でありました。

 

 学校建設についても、「箱ものよりも人に投資を」という意見もありました。

「20億も箱モノにかけるのであれば、もっと優先すべきところがあるのではないか。

人口減少の根本はそこにあると思う。」との意見で、まさにその通りであります。

 

 学校建設にしても、市場建設にしても賛否は両論あるようです。

個人的に言えば、「人に投資」はおおいに賛成です。人と言うか、ソフト支援も含めてのことかと思います。

それはそれで必要で、箱は箱でできるのであれば必要だと思います。

両方できるに越したことはありません。

ただ、箱モノは一番やった感が見えるので誰にもわかりやすいものです。

そのために建てるわけではないでしょうが、その達成感で人とか住民や経済政策が忘れられがちになるようなこともあるような気も致します。

あと、国からの予算の問題もあります。

村独自で捻出できるものがあればいいわけですので、なんとかしなければなりません。

まあまあ今回の懇談会は意義のあるものであったと思います。

 

 また別の意見、と言うより提言でしょうか、

あれもこれもではなく、何か突出した、これはと言うような政策が必要ではないかという事も言われました。

厳しく村の政策を見ているというか、真剣に村のことを考えていなければ出ない意見です。

「もっと覚悟を持って」やらなければならないのではないかと言うような言葉が、まだ耳に残っています。

 

 散会して参加者から最後に、「いい懇談会だった。またやって欲しい。」と高評価でした。

あとは我々委員会がどのような結果を出せるかという事かと思います。

気になったのは、参加してもらった方々へもっと委員の発言があればと思います。

委員長の進め方も良かったと思います。

会員、委員を中心にフォローに徹して進めていて、参加者も意見を出しやすい空気だったのではないでしょうか。

内心、当日まで詳しく知らされていなかったので、どうなる事やらと心配しながら出席した次第です。

思った以上に参加いただいた商工関係者の方々に評価頂けたのは、委員長のお手柄でした。


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