彷徨う普代村民

普代村の一村民、
彷徨う村からの貧民の呻き声

マイナンバー促進不調の原因

2021年02月05日 | Weblog

マイナンバーカードを、スマホで手続き完了しました。

葉書も届きました。

ずっと、個人番号があれば問題ないだろうと思い、カードはなくても問題ないと思っていたのですが。

手続きめんどくさいし。

ある日、スマホでできるのであればやっとくかと思い立ち、試してみたら意外と簡単に済みました。

やってみて、聞いてみて分かったことがあります。

 <やってみて>

 簡単には簡単ですが、手を付けるまでがおっくうです。

めんどくさいのだろうという先入観で、思い立ってからも10日以上経ってようやく腰を上げたものです。

通知カードのQRコードを読めばすぐに手続き画面に入ります。

個人番号も自動で入るので楽です。

あとは名前とか、生年月日を入れるだけです。

 ひとつ問題があるとすれば、慣れない人には「写真のアップロード」でつまづきそうです。

それぐらいです。「出来ました葉書」も意外と早く20日間ぐらいで来たかと思います。

それから妻のも手続きしたら、こっちは10日ぐらいで葉書が届きました。

その違いは、恐らくですが、自分の写真は以前撮った3×2.5の証明写真をスマホで撮ったもの。

妻のものはスマホで直接本人を撮ったものの違いではないかと思っとります。

 

 <周りを聞いてみて>

 最近久慈市内のある事務所でマイナンバーカードの話題になりました。

というより、会議の中で促進してもらいたいとの通達がきているという案件でした。

そこで、「スマホ手続きしたら簡単でしたよ。」という体験談をしたのでした。

一人の社長さんが、「じゃ俺のもやってくれ」と言います。

その後、会社の事務所に行き、奥さんのも一緒に手続き完了しましたが、

その社長さん「いやー安心した。」を連発。だいぶ苦にしていたようです。

 その後他の人(女性)からも、手続きやってくれるって? と聞かれました。

そして、話していて分かったことがあります。 


 スマホ操作の他に、「写真を撮る」という事です(特に女性)。

これを苦にしている人が意外と多いのではないかと。

写真店にいって撮るにも安くないしめんどうで、良く撮れるか心配と3拍子。

(6カ月以内であれば、撮ってある証明写真をスマホで写メすればOK。周りが映り込んでもいいし、サイズも関係ありません。向こうでそのサイズに加工するとの説明があります。デジタルデータですからね。)

 自治体が、無料券でも配ればもっと伸びるとは思います。

スマホで自撮りすれば簡単にアップロードできますが、その写真の出来も気にしています。

それもあって中々手続きに行かないことになります。大きなネックですね。


 本気で促進しようとするのであれば、自治体で写真も撮って、そして無料で、

その場でスマホと同じようなアプリで、職員がパソコンから手続きを完了させれば6割はすぐ超えるでしょう。

 

免許センターでも写真撮ります。

それもだいたいひどい写真です。それでも必要だから行きます。

政府はデジタル庁まで作って、デジタル化を標榜する割にはアナログ手続き。


 ある年配のお客さんで、施設にいる母親のマイナンバー手続きの写真がダメだと戻ってきたと来店しました。

マイナンバーカードがないと役所の手続きができないことがあったようです。

写真を見たら、背景が入ってのNGかと推測しました。推測というのは顔も少し横向きです。

どちらのNGかもわかりません。(不親切ですね)

聞いたら施設の職員から撮ってもらったと言います。

マイナンバーに使うことも伝えたようですが、ようやく撮影もしたようです。

「もう一回撮ってもらったほうがいいと思いますよ。」と言ったのですが、

困ったようにして、また行ったり来たりするのも大変で、今日もようやく乗せてもらってきて、

なんとかこちらで写真を直してもらえないかと懇願してきました。(ちょっと遠くからです)

背景を加工して通用するのかもわかりませんでしたが、

もしだめでもいいことの了解を得て、2.3日を頂き郵送することにしました。

横向きにも少し手を加えて仕上げました。

その後一カ月以上たちますが、連絡がないので大丈夫だったのだろうと思います。

 この方のようなケースなど、手続きするのも困難な方も少なくないと思います。

こんな所に行政が入ってフォローしてあげれないものか、高齢者への支援が必要です。

マイナンバー難民は意外と多いのではないでしょうか?


 個人任せにして、郵送も自分で、写真も用意して、それで個人にとって何もメリットがない、必要でもない。

めんどくさいのオンパレードです。進まないわけです。

政府が必要としても、国民にとってはなくても困らない状況です。

全国民にカードの必要性を唱えて作れという割に、「負担は自分でしろ」では進むわけありません。

 

マイナポイントも、クレジットやスマホが無ければ難しいし、マイナポイントスポットとかいう

ポイント手続きしてくれる所があるのも(自治体以外にも)、ほとんど知られていないのではないかと思います。

マイナポイントは促進打開策だったと思うのですが、個々人の条件によって意外とハードル高いです。

スマホも機種によってはポイント手続きができません。

マイナポイントも意外と限られた人しか利用していないのかも知れません。


 マイナポイントの費用かけるのであれば、その費用をかけて役所にいけば済むようにすべきです。

Go to もそうですが、財政云々と言う割に使い方が超無駄で、個人には出さないが業界には無理してでも出す。

方向が違う使い方のような気がします。

国民に負担は強いるが、業界には惜しみなく出す。

そして、「財政がひっ迫しています」といい、また国民から増税として搾り取る。

政府と業界を養うために国民は延々と搾り取られるのでした。

愚痴は言うまいと思いながら、最後に言ってしまいました。おしまい。


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