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溝口城跡

2012年06月19日 | ☆ 歴史・文化

溝口城跡 福岡県筑後市

筑後15城のひとつ溝口城

1573年~1592年頃溝口氏の居城であったらしい。

度重なる矢部川の氾濫で城の明確な場所は定かではない。

現在竈門神社の建つ所は馬場のあった所らしい。

1351年肥後の菊池武光が征西将軍宮、懐良親王を奉じて

入城したのが初見で、溝口氏は下妻郡溝口(筑後市溝口)を

本拠とし南北朝、戦国時代の文書に名をみますが記録が少なく

不明な点が多く残されています。

溝口氏は1550年豊後国(大分県)大友氏に叛きますが

城を落とされ衰退、その後も各勢力の下で働きますが

往時の活躍は見られません。溝口集落ではかて多くの

遺墓が築かれていましたが、1804年~1818年には

転倒した石塔が散在していたと言われます。

この頃溝口村に疫病が流行り多くの人が亡くなりました。

ある人に見立ててもらうと、これは溝口宗清の祟りであると

出た為、村人達は倒れた石塔から良いものだけ選び

新たに石塔を建て9月11日に供養を行うようになりました。

 

 

 

 



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