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旅と食と和裁とわんこ(2005.9~2006.11)

 ~食い意地のはったあじみの日記~

八雲もち(和菓子)[東急東横線都立大学駅]

2006年02月03日 23時43分39秒 | 和菓子
「ちもと」(和菓子)[東急東横線都立大学駅]
東京都目黒区八雲1-4-6 木曜休み 10時~19時

ここの八雲もち(1個140円)はお土産に最適だ。
昨夏の東京旅行の際、まるで買出しか?てなぐらい、
食べ物を買って買って買いまくったのだが、
全部食べてみた中で一番気に入ったお菓子だった。

カシューナッツ入りの求肥餅で、あまり他では味わえない珍しい組み合わせ。
すんごく柔らかな求肥の中、アクセントのようなナッツの歯ごたえが心地よい。
一つずつ竹の皮にくるまれたパッケージといい、常温で日持ちが5日の点といい、お土産としてもとても重宝したお菓子です。

津村屋(和菓子)[JR吹田]

2006年01月30日 23時05分00秒 | 和菓子
津村屋(和菓子)[JR吹田]
吹田市昭和町14-16  電話06-6381-5485

よくある町の和菓子屋さんといった店構えだが、私はここの生菓子が
お気に入りだった。
「だった」と過去形なのは、私の事情が変わっただけで、以前は毎週のようにこのお店の近所に行く用事があって、こちらで季節の生菓子を買うのを楽しみにしていたのだが、今ではなかなか行く機会が無いだけのことだ。
京都の有名和菓子屋に比べて値段も控えめなのでお得感がある。
平均して200円ぐらい。

母が夕食後のお抹茶を一日の終わりの至福の一杯として楽しみにしているので、週に数える程だが和菓子があればお抹茶で頂くのが習慣になっている我家。
そんなわけでケーキを買う感覚で、おいしそうな和菓子があればちょくちょく買って帰る。
お茶を習い始めて美味しいお抹茶と和菓子の相乗効果に遭遇したとたん、
今まで見向きもしなかった和菓子の世界にハマってしまった私。
今ではケーキよりも和菓子の方が食べる機会が多くなった。
たまにケーキを買うと、その値段の高さに目を丸くしてしまう私だ。

【大きい“斗々屋”でなくっちゃ!】「丸市菓子舗 その3」

2005年12月21日 22時03分05秒 | 和菓子
またまた“斗々屋”の話題。

先日母は、堺へ行く用事のついでに預けた包丁研ぎの受取り行って来た。
そこでまたもや『丸市菓子舗』へ行って、今度は普通の饅頭の大きさの“斗々屋”を買って来た。
大きいのと違って、粒餡と柚子餡とがそれぞれ別々になっている。粒餡だけのと柚子餡だけのとを両方食べてみて思ったが、やっぱり“斗々屋”は大きい方が美味しいよ~。
二種類の餡とカリッとした皮の組み合わせのハーモニーが味わうには、
切り分けていただく多人数用のでなくっちゃダメだね。
正直、個別の餡の分は、皮もカリッとしてないし、また買ってまでして食べようとは思わなかった。

その一方で、切り分ける方は、またまた頼んで買って来てもらったのだ。
今度友人宅での持ち寄り忘年会に持って行くつもり。
洋菓子に比べるとは華やかさに欠けるけど、美味しいものにはみんな目が無いからね~。
喜んで食べてくれるかな~!?

丸市菓子舗その1http://blog.goo.ne.jp/kyskd/e/ab9f2586b1d069017ddbb1ee4e91daa0
丸市菓子舗その2http://blog.goo.ne.jp/kyskd/e/7140c46bc06f3e264c56d02dabe82e73

「斗々屋」(堺銘菓・丸市菓子舗 その2)[堺]

2005年12月16日 23時41分33秒 | 和菓子
「斗々屋」(堺銘菓・丸市菓子舗 その2)[堺]

「丸市菓子舗」の話題が続きます。

先日、母がいきなり大きな和菓子“斗々屋”を買ってきた
「丸市さんの有名なお菓子だからどんなんか食べてみよ」と。
“斗々屋”とは、名椀『斗々屋茶碗』の形を再現した代表銘菓で、中は粒あんと柚子あんの二層になっており、切り分けて頂く。
大きさは大小二種類あり、小でもけっこうな大きさだ。(1,600円)
手のひらを大きく広げた位の大きさかな。

甘い物に目が無い私は色んな所でよくお菓子を買って帰るが、
“味見っこ”と称していつも母と半分こにして頂く。無類の甘い物好きだ。
対して母は、甘い物が実はそれほど好きではない。お菓子は量より質といった風で、本当に美味しいものを少しは口にする程度だが、気が向いたら私が喜びそうなお菓子を買って来てくれるのである。

今回も、「堺に行くなら丸市で何か買ってきて~」とは頼んだとは言え、
まさかあんな大きな和菓子を買ってくるとは!

でもねぇ、これが大当たり!!

とぉぉぉっても美味しくて、大ファンになってしまった。
粒あんは、ちゃーんとあんこの味がして、しかもくどさは無く、柚子あんもこんなに美味しいのって初めて食べたのよん。
香料ばかりがキツイ安物の柚子あんとは大違いだ。
そしてまた皮も端の方はちょっぴりカリカリしてて、好きだなぁ、この歯ごたえ。
この三層が渾然一体となって至福の時を味わえる。
全てお店の手作りで、半年ほども寝かせて作られるとか。

実は私は夕食後のデザートと称して菓子パンを食べたばかりだった。
“斗々屋”は封を開けなければ7日間持つとあったので、明日食べればいいやと思ったのだ。
ところが母が早く食べてみたいと言い出したので、開封することになってお抹茶を立てた。
私はお腹が一杯なので味見程度の少量にするつもりだったのに、
あまりの美味しさにもう一切れ追加した。
そして珍しいことに母もおかわりをしていた。
それほど止まらない美味しさなのだ!!

結局二人で三日間に分けて食べた。
三日目はさすがに皮のカリカリ度が落ちてしまってたけど。

お店の店員さんも若い子なのに接客がきちんと感じ良くできている、
と母が褒めていたのも補記しておこう。

「丸市菓子舗」その1http://blog.goo.ne.jp/kyskd/e/ab9f2586b1d069017ddbb1ee4e91daa0
「丸市菓子舗」その3http://blog.goo.ne.jp/kyskd/e/dfa30c2d1de86899626825925efec29a

丸市菓子舗(和菓子)[堺]その1

2005年12月14日 23時41分16秒 | 和菓子
「丸市菓子舗」(和菓子)[堺]その1
大阪府堺市市之町東1-2-26  電話072-233-0101  FAX072-233-0243

2002年の初詣で知った堺の美味しい和菓子屋さん。
帰宅して母に聞くと、堺では有名なお店らしい。明治28年創業だとか。
お店の近所に住んでいたことのある母は、近くの商店街にある金物屋に、今でも包丁研ぎを出しに行く。
また丸市さんの隣にあるお茶屋さんも量り売りの香り高いお抹茶が買えるので贔屓の店となった。
年に数える程しか行けないが、我家では以後、この三つのお店(金物屋さん、和菓子屋さん、お茶屋さん)はセットで立ち寄ることと相成った。

「丸市菓子舗」その2http://blog.goo.ne.jp/kyskd/e/7140c46bc06f3e264c56d02dabe82e73
「丸市菓子舗」その3http://blog.goo.ne.jp/kyskd/e/dfa30c2d1de86899626825925efec29a

【方違神社】(初詣)[堺東]

2005年12月12日 11時48分26秒 | 和菓子
【方違神社】(初詣)[堺東]

毎年職場の友人達と着物を着て集まって京都や大阪に初詣に行くのを恒例にしている。
南海高野線の堺東駅近くのこの方違神社は、2002年に行ったきりだが、正月三が日でもお抹茶が頂けた(600円)ので印象に残っている。
味には期待していなかったにも関わらず、お菓子が美味しいのに驚いた。
さすがは千利休さんの町、堺ですなぁ。

御菓子司の名は「丸市菓子舗」

しっかり名前をインプットして帰りましたとさ。

下河原阿月(和菓子)[八坂神社南]

2005年11月14日 09時55分09秒 | 和菓子
「下河原阿月」(和菓子)[八坂神社南]
京都市東山区八坂鳥居前下ル上弁天町428 電話075-561-3977 水曜休み

先の祝日に京都に行ってきた。
「下河原阿月」の最中(小110円)と三笠焼(150円)が大いに気に入り、リピーターになりそな予感。
ここはHP「京のお菓子案内」で高評価だったので、前々から行ってみたかったお店だ。
店内の小さな喫茶コーナーで私は冷たい亀山(730円)、友人Nさんは焼きたての三笠焼(お抹茶付き)、Iちゃんはぜんざいをそれぞれ注文。
あんこがおいしいお店なだけあって、甘さにくどさがなくて、清らかなカンジ。
あずきも粒々を残した丁寧な仕事ぶり。

Nさんに味見させてもらった焼きたての三笠は、皮の部分もそれだけでもパクパクたくさん食べたくなる美味さで、卵の風味もしっかり感じられて絶品だ。買って帰った分よりもやっぱりお店で直ぐに食べた分の方が、より美味しかった(当たり前か)。
ここの三笠は焼き立てを買えるのが嬉しい。店内でせっせと焼いていて、地方発送も盛んなようだ。
翌日に白餡の三笠焼を食べたが、黒餡好きの私には珍しく、白餡の方を大いに気に入った。
母も私と同意見。黒餡の方は買って帰った晩に食べたのだが、次ぎの機会には、経過日数による皮のしっとり感など味わいの変化を比べてみようっと。
ここの白餡は他所とはどこがどう違うんだろ。わっかんないんだけど、とにかく美味しいとしか言いようが無い。
あぁ、表現力の乏しさが悲チイ…

「七條若狭屋」(和菓子)[東山七条]

2005年10月28日 00時23分56秒 | 和菓子
「七條若狭屋」(和菓子)[東山七条]
京都市東山区七条通り本町西入日吉町224
電話561-1452

京阪七条駅から京都国立博物館へと向かう途上にあり、七条通に面している。
駅寄り側にもう一軒別の和菓子屋があるので間違えないよう注意しましょう。
お休みは確認していないけれど、私が伺ったのは2005年5月の火曜日だった。

“加茂川のつゞみ”は140円、“柚子風味最中”120円は柚子風味の上品なお菓子で、
最中の方が私は気に入った。
どちらも注文を聞いてから店の奥で中身を詰めておられたようで、
実は出来たてということで家に辿り着くまで待てず、恥ずかしながら店を出てからパクリ!

最中の皮は小気味よいサクッとした歯ごたえで香ばしく、中身の餡もつやつやとして、とてもとても美味しゅうございました。
餡は、京都らしい清らかな水を感じさせるような、くどさの無いつややか且つみずみずしい餡で、口にしたとたん“この餡は違う!”と目の覚める思いだった。
。。。はじめて最中の美味しさに目覚めた瞬間。。。

普段、最中は自分で買ってまで食べたりしなかったんだけど、
たまたま偶然に購入したこちらの最中は、是非また買って食べたくなるほどの美味しさで、
次ぎの機会には買ってから時間を置いた分とで味比べをしてみようと思っている。

皮が好きになれずに最中は苦手と言っていたうちの母も、
「こちらのは美味しいね。この店の最中ならまた食べてもいい」などと申しておりました。