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音響機器修理「京とんび」

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【機器修理】KENWOOD MDX-G3 MD/CDラジカセ

2011-03-22 | 音響機器修理

 今回の修理は、「KENWOOD MDX-G3 MD/CDラジカセ(2001年製)」だ。ケンウッドのMDパーソナルステレオシステム「RAMPAGE」シリーズの一機種だ。MDLPに対応し、MD・CD・カセット・チューナーを搭載したオールインワンな一台となっている。

KENWOOD MDX-G3
[修理の完了したKENWOOD MDX-G3 MD/CDラジカセ(2001年製)]

■故障状況

  1. ディスプレイ不点灯。たまに点灯
  2. MD音とび
  3. CD音とび

 原因の見当をつけ、分解修理に着手した。バブル期のラジカセと比較し、2000年以降の機種はメーカーや機種を問わず、遥かに分解し易い場合が多い。

KENWOOD MDX-G3

 CDとMDの音とびは、たいていの場合レンズの汚れが原因だ。両ユニットとも分解し、清掃する。

KENWOOD MDX-G3
[分解・清掃中のMDユニット]

 ディスプレイの点灯不良の原因は、半田クラックであることが多い。

KENWOOD MDX-G3
[見事な半田クラック]

 ディスプレイ(FL蛍光管)の半田付けが、全て写真のようなクラックが生じていた。念のため、表示ユニットの半田100ヶ所位をちまちまと半田付けし直した。力の加わる箇所と発熱の多い箇所には半田クラックが多いようだ。

 仮組し、動作を確認する。OK! 修理完了。

再度バラしてオーバーフォール。各部を清掃/調整を行い、最終組上げを行った。

 動作確認作業を行い、正常動作を確認。復旧完了だ。

--- 分解清掃&修理したラジカセやコンポを出品中 ---

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あの頃のカセットやCDを もう一度ラジカセで、コンポで聞く
懐かしい音楽とともに 過ぎし日々が甦る ♪~(-_-).o○
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