★★★ 修理のご依頼 ★★★
ようこそ"『京とんび』"へ
「もったいない」をモットーにラジカセやミニコンポ等の修理を中心に更新 since 2009




音楽と一緒に 懐かしい思い出が甦ります ♪
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1年前にリプレイス導入したDELL OPTIPLEX 780の電源が、年末に突然入らなくなった。
BIOS起動中に「パンッ」という破裂音がして停止。再度電源ボタンを押しても電源が入らない。破裂音の原因は、おそらく電解コンデンサの破損(防爆弁動作)、全く電源が入らないので、電源ユニットの故障と推定。
破損コンデンサを特定できれば、比較的簡単に修理できる。早速、分解・点検する。
電源ユニット(DELL H235P-00)の二次側に全く出力が無い。
取外した電源ユニットを分解し、破損形跡のある電解コンデンサを探すも、見当たらない。
原因が電解コンデンサで無い可能性もあるため、これ以上深追いしないこととした。
DELLは保守部品を一般販売しないので、いつもは同型中古機を入手するが、検索すると、保守部品を販売してくれているショップがあった。ありがたく電源ユニットを注文した。年明け早々に納品の予定。
分解したついでに各部の清掃・点検を行う。まずはマザーボード。
ハンダ付けの怪しい箇所が散見されたのでこれを補修。
1/6(水)に注文しておいた電源ユニットが納品されてきた(下の写真の上側)。
このユニット交換で、無事に回復を確認した。
Windows7への移行が完了したので、古いパソコンを廃棄処分することにした。パソコンを捨てる前には、必ずハードディスク(HDD)内の データを消去する。これは、捨てたパソコンのハードディスクを手にした第三者に、そのデータを不正利用されないようにするためだ。
今回使用したHDDデータ消去に使用したソフトは、『ハードディスク消去ツール「超消 わいぷたん」』だ。これはフリーウェアなので、無償で利用できる。感謝!
さて、公開されている同ソフトのCDイメージファイルをダウンロードし、専用のCD-Rを作成する(USBイメージもある)。このCD-Rでパソコンを起 動すると、選択形式で指示した設定で内蔵ハードディスクを消去できる。起動用OSにはFreeBSD/i386が使用されており、表示や説明も日本語なの でありがたい。
「公式マニュアル」の内容も秀逸だ。一読をお勧めする。
さて、上の写真は、ハードディスク消去ツール「超消 わいぷたん」でHDDのデータを消去中のもの。下の写真は、消去後にパソコンを起動した様子。「起動できるデバイスがない」との英語表示され、HDDの内容が消されたことが見て取れる。
ちなみにデータ消去は、ハードディスク消去ツール「超消 わいぷたん」のデフォルトの「0を上書き(1回)」で完了とした。
過去、職場のパソコンでは、他国の軍事機関推奨のデータ消去方式採用のソフトを使用し、かつ時間をかけて、複数回消去をしていたが、個人ではその必要を認 めない。そもそも国家機密クラスのデータは保存していない。せいぜい年賀状の住所録、メールのアドレスブック、家計簿、銀行やクレジット、IDやパスワー ドと言った個人に紐付く情報だけだ。
それよりも、 これら個人情報の確実な消去を適切に実施することに重きを起きたい。各種メモリーカード(USBメモリやSDカード)、CD-R/RWやDVD-R/RW などの記録媒体も適切にデータを消去しないと、個人情報の漏洩リスクは大きい。一旦ネットを介して拡散したデータを消去することは、現実的に不可能なの で、ここは徹底したいところだ。
(おわり)
この年末年始で自宅用と作業用のパソコン2台をリプレイスした。もちろん今回も中古機でのリプレイスだ。
◎パソコン:(旧)Dell Optiplex 745 → (新)Dell Optiplex 780
(旧)Dell Optiplex 745 → (新)NEC Mate MY29R/A-A
◎OS:(旧)Windows XP → (新)Windows 7
リプレイスの目的は、次の3つだ。
ハード的にはOptiplex 745(CPU換装済み)で まったく問題も不満もなかったので、リプレイスは2015年の春以降を予定していた。しかし、使用頻度の高い「作業パソコン」で上記3が発生し、復旧には OSを含む使用環境の再セットアップが必要となったため、それならと前倒しでリプレイスによるWindows 7への移行の判断となった。
さて、移行後、大きな問題は発生していない。
細かな問題は、OS変更によるGUIや機能メニューの構成変更に起因するもので、慣れれば解消する。むしろWindows XPよりもOSとしての完成度は高い。
ただし、カラー複合機 brother MFC-410CNをLAN経由で使用する上で、「プリンタ」以外の機能が使用できない結果となった。
これは事前にbrotherの同複合機のサポートを 確認し、「(Windows 7の)標準ドライバーは、OSに同梱されていたり Windows update より入手できるドライバーで、基本的な機能をサポートしています。」とあったので安心していたのだが、いざWindows 7で確認すると、ネットワーク接続スキャナとPC-FAXが使用できなかった。
同社のQ&Aを精査した結果、「Windows 7の標準ドライバーは、ネットワーク経由では両機能に非対応」と確認できた。USB接続ではプリンタとスキャナは使用できるものの、PC-FAXは使用できない。
ともあれ、現状は周辺機器を含めて運用方法を変更することでパソコンを使用できている。
今回の修理は、「DELL OPTIPLEX 745(発売日:2007/4)」だ。2011年秋に中古で購入。年に一度の内部清掃をしたところ、マザーボード上のコンザンサ故障を確認した。
特に使用上の不具合は感じてはいなかったのだが、意図しないパソコンの停止は避けたいので、直ちに交換部品を入手し、交換修理を実施した。
側板を外す。
各種ドライブとCPUクーラーを取外すと、マザーボードが現われる。
写真中央部の電解コンデンサが1個、頭部が膨らみ、防爆弁が動作しているのが目視できる。
これを含め、同種の電解コンザンサは4個ある。これらが近い将来故障することを想定し、必要数の交換部品を先行入手することにした。
取外した電解コンデンサを測定してみると、静電容量がほぼなしとの結果。
同等の電解コンデンサに交換。
マザーボードのコンデンサ交換は、ちょっとコツが必要(詳細は、検索すると丁寧な解説があるので、そちらを参照されたい)。
取外したパーツを組み戻し、無事にBIOSとOSの起動、動作を確認。修理完了。
本格的な夏を前に、屋根裏に集中させていたネットワーク系の機器を移設した。と言うのも、このところの暑さで、ケーブルモデムの転送能力が低下する症状が出始めたためだ。
屋根裏に機器を集中させてこれまで、転送速度の低下を体感したことはなかった。しかし、4年目の今年、初めて速度低下を体感。夏場は50度を超える室温環境。機器の劣化も加味すると、今夏は熱暴走によるネットワークダウンを免れないと予想した。
従来はこのような状態で設置。
これを2階の階段室に移設する。
天井板にケーブルを通す通線穴を開ける。
機器を取り付けるための木板を設置。 予算があれば、「情報盤」を設置したほうがスマートだ。
屋根裏から機器を移設。 防火のため、通線穴はパテで遮蔽。
目隠しパネルを吊り下げて完了。
階段室は暑くても40度以下。これで上記の予想の対策とした。