goo blog サービス終了のお知らせ 

香水まにぁっくヾ(@゜∇゜@)ノとほほ伝書

香水マニアと化した私がいろんな香りを探してパニくってるみたいな(意味わかんねー)

MONTALE Oud Rose Petals

2006年09月20日 | ローズ系香水
MONTALE モンタル Oud Rose Petals

息子が毎日のようにどんぐりのおみやげを持って帰って来たのが今年の秋の始まりでした。今朝の日差しはまだなんだかギラギラしているのに空気だけは涼しい。天は思いのほか透き通った空色。

ずぅ~と香水瓶らしからぬ空気ボンベ風のボトルが気になっていて、サンプルだけ一度取り寄せたことがあったのですが、一瞬だけ香ってみてそのまま放置中でした。
日本に入ってきて実際に肌に乗せてみてやっとこの香水の価値がわかりました。
特にAoudのバラのシリーズが天然のローズオイルやサンダルウッドの深みのある木の香りが良いです。この空気の澄んだこの季節にもよく似合います。

人の体温を通して魅力的になる香水。

Aoud(Oud)ウードとは、最初なんだろう? と言葉の意味がピンとこなかったのですが、調べてみて一番ヒットした意味は、リュートの祖先である中東・北アフリカの楽器の名前で、日本で例えるなら琵琶法師の琵琶。ウード(アラビア)→lute(英語)→リュートって流れなんですね。
ウードは元々アラビアで木片や棒を意味する単語で、日本の沈香のことを指すのがわかりました。アラビア語起源の言葉でウード「木」→aloeswood(英語)
木片から貴重な香木をウードと呼んで、木を何枚か張り合わせて作った王族の楽器もウードと呼んだんでしょうね。

MONTALEの香水は種類も多いのですが、とりあえず好きなローズあたりを試して気に入ったものから書きます。

「Oud Damascus」
アラビアのウード、ダマスクローズ、オリバナム、sparkling Gurgum

Gurgumって何? なにやらロシア語のサイトばかりヒットします。近い言葉でgurjun、ガージャン、ガージュンバルサムというのが見つかりましたが、安いバルサムのようです。
国内のMONTALEサイトではボディクリームだけの取り扱いになっていますが、説明文には「スパイスにガージャンを散りばめた」とあって、スパイス?

香りはローズはローズでもミュゲ風で清楚です。ふわりと甘く、オリスっぽい香りがとっても上品です。これ国内で売って欲しいです。

「Oud Rose Petals」
ローズ、ゼラニウム、アンバー、Bois de Teck、シダ-ウッド、Bois de Kayak(ガヤックウッド?)、Gurgum、サフラン

艶っぽいローズです。肌の上で品よく甘くなります。かすかなサンダルウッドのような木の香りとハチミツみたいなとろりとした甘い香りが絡み合って高そうな雰囲気を醸し出しています。自分の肌からこんな香りがするとなんだかいい気分(笑)。

「Oud Queen Roses」
これは上の二つに比べるとウッディが強いです。肌の上で甘くはなりません。イメージするカラーは赤いボルドー。華やかで落ち着いた香りです。品の良いローズアブソリュートの香り。大人の華やかさがあってちょっと年齢層が高そう。サイトの説明では、グラースとアラビアのバラ、ギニアのハイビスカスの香りが入っているそうです。イメージは東洋のプリンセス。

あとよかったのがジャスミンの香り。
「Jasmin Full」
香りは、3種類の白いお花のぶーけ。
ジャスミン、オレンジブロッサム、ハニーサックル。
甘く濃厚でグリーンも感じて、質のいいジャスミンアブソリュートの香りに甘めのローズが入った感じです。そしてネロリの草っぽい香りが立ち昇ります。甘めのローズはハニーサックルなんですね。
なんだかお花に囲まれているようなうっとりしてしまうような香りです。
うーん、うっとり。
うっとり・・・。

ムエットだとかなり青臭いですが、肌に乗せるとふんわり甘い。
あ、でも甘い香りが出にくい方ですと、ずっと青臭いままという可能性も?

この香水のキーノートのウード(香木)ですが、日本の皇室に男子が生まれると香木の中の上級品である伽羅を焚くと聞いたことがあります。40年ぶりに焚いたのかなぁ。
沈香ってそのままだったらたいしていい香りもなかった気がするんですが、サンダルウッドなどの香木や焚いた沈香のなんともいえない香りってきっと本能に訴えかける何かがあるんですね。

これノンブルノワールにちょっと似ている気がします。ノンブルノワールの方がアニマル、レザー臭ですが、いままでノンブルノワールの艶っぽい香りはIFRAで規制されているMuskketonとかなんちゃらSalicylate系が入っているかと思っていたのですが、サンダルウッドより希少なウードじゃ市販は無理ですよね。あとノンブルノワールは天然の麝香とかアンバーグリスとか入っていそうだし、いまの合成ムスクや合成アンバーじゃあの妖艶な女性の素肌のような艶っぽさは出せないものね。フローラルのジャスミンはもちろんグラース産。いまからでは手に入らないよね。昔からジャスミンの畑買い取らないと。いろんな人に聞いたところ、ノンブルノワールはジボダンだったそうで、サンダルウッドは入っているけど、香木はどうかな? と入ってないのかなぁ。

フルール・ド・テ・ローズ・ブルガリ クリード プライベートコレクション

2006年04月19日 | ローズ系香水
Creed Private Collection Fleur de The Rose Bulgare
フルール・ド・テ・ローズ・ブルガリ クリード プライベートコレクション

1890年
シチリアンベルガモット、イタリアンレモン、ブルガリアンローズ、グリーンティ

tea blossom (camelia sinensis)とという記載のページがあったのですが、お茶の花? 日本のお茶の花で検索しましたら、花は椿にそっくりで、色は白だけ、香りは余りないそうです。お茶の葉を作るときには手入れを怠ってお茶の花を咲かせたらいい香りの葉っぱにはならないそうです。
機会があったらお茶の花が見てみたいです。

最初、新鮮で力のあるグリーンな香りはガルバナムかと思ったのですが、名前の通り緑茶だそうです。厚みのある椿科の葉っぱの青々とした香りがよく出ています。

この季節、葉の香りが鮮明で、妙に心が癒されます。

FLOWERBYKENZO LE PARFUM

2006年03月30日 | ローズ系香水
FLOWERBYKENZO LE PARFUM

2001年 

どう見ても秋、冬に似合う香りです。
でも、今日のように桜がぱぁ~と咲いていて明るいんだけど、空気は冷たいと、このフローラルオリエンタルが妙に合いました。

今年は、梅が遅くて木蓮が膨らんだと思ったら、あっという間に桜が満開。
近所の木蓮の花の数が例年より少ないという、どうでもいいようなことが気になってしまう。

2000年発売の透明ボトルは、フローラルフローラルでとても女性的な香りですが、こちらはクリィミーでアーモンドとバニラが美味しそう。
それとちょっとお香っぽい表情もみせます。落ち着いた着物をきた女性のおしろいの香りにも思えて、日本女性的な香りです。

色素沈着が起こらないように作られているそうで、服に直接つけることができるそうです。
香料って色を取ると香りが変わってしまうので、きっとこの香水にも最新技術が使われているんでしょう。昔の天然香料で作った香水は澱ができるので、ろ過したそうです。でもろ過するとまた香りが変わってしまうとか。

このボトルって本当はお花なんでしょうけど、なんとなく竹の節と節の間っぽい。
フーレッシュは竹だし、ケンゾーエアーも竹の香りっぽい。
竹、お好きなんでしょうか。

これ2004年のFiFi賞のパッケージ部門を受賞しているんですね。知らなかった~。

Amber, Oppoppnax Resin, White Musk, Bourbon Vanilla, Almond, Parma Violet, Bulgarian Rose.

Guerlain Nahema Parfum

2005年12月30日 | ローズ系香水
Guerlain Nahema Parfum

ナエマ ゲラン

1979年
ジャン-ポール・ゲラン

アラビアンナイト、千夜一夜物語の、NahemaとMahaneという双子の王女からインスピレーションを受けたそうだ。双子の王女、NahemaとMahaneはまったく正反対な性格だった。Mahaneは、sweet and warm。温和で優しい、 Nahemaは、profound passions remained。内に情熱を秘めた深遠な性格。

シェヘラザードが語った千夜一夜物語は、大臣の娘であるシェヘラザードが女性不信の王様に殺されないように千夜に渡ってお話しを聞かせ続けた物語。千夜っていったら3年・・・。
そんなにネタがあるなんてすごいなぁ。夜にお話しをしていったいいつ二人は寝ていたのかしら? しかも子どもまで作っているし。 

双子の王女はどのあたりに出てくるのだろう? どんなお話しなんだろう。読んでみたいが、千夜一夜物語の本は何巻もあって長い・・・。ジャン・ポール ゲランはもしかして全部読んだのかもしれない・・・。ナエマを探すのに誰か読んでくれないものだろか?

サイトからの情報はこんな感じだけど、ジャン-ポール・ゲラン著書「ゲラン香りの世界への旅」の中で『わたしの作品「ナエマ」はカトリーヌ・ドヌーヴから着想したものだ。「めざめ」という映画を観て、わたしはこの才気溢れる女優に夢中になった』と書かれている。
ナエマのイメージはこの映画の『バラを敷きつめた金メッキの檻に入って』白い絹のドレスを着た・・・おろした髪は、天使の頭上の黄金の輪のように見えた』から来ているようだ。とあった。たぶん本人が書いているんだから女優さんをイメージしているんだね。

あんまり関係ないけど、このフラコンのボトルキャップの形はシャンパンのキャップなんだそうだ。この紐のところのふさふさを作るのが楽しそうだなぁ。

香りはというと、トップのとろりとした蜂蜜に包まれたような薔薇の花びらの酸っぱい香りにくらっときます。そのあと、バルサム系の香りと、オポポナックス、サンダルウッドと、私にはオリスの香りが印象的で、どんどんパウダリ-になったあたりで、アンティークの鏡台を連想させる香りがします。

そしてラストのラストは、シャリマーほどトップからバニラを主張しないけど、最後はバニラが出てきて、これが嫌いな人にはくど~いほど甘いです。ほんとゲランらしくパウダリ-です。

ナエマは、誕生日&クリスマスプレゼントにゲット。残念がら、私の肌だとローズとオリエンタル調が、んー、微妙に漬物っぽい酸っぱさがしたりして・・・。ははは。ミドルノートが過ぎたあたりで、本当に天然の薔薇を使っているんだなぁとローズオイルの残り香がします。

マダムな香りだと思うし、オリエンタルノートって最新の香りではないし(ユーフォーリアとか出てますけどね)千夜一夜の王女の名前だし、おもいっきりオリエンタル系なんですね。いわゆるオリエンタルノートというのはアラビアンナイトをイメージしているそうだけど、西洋の人がイメージするオリエンタルというのはアラビアンナイトなんだろそうだ。
でも、アラビアンナイトの香りってカレーしかイメージできないわたし。

ナエマはフルーティノートでもあるようだけど、何の果物? ゲランカウンターの説明ではピーチみたいな写真が載っていたけど、きっとミツコで有名なγ-Undecalactone(Ald.C-14)なんだろうなぁ。

福袋が気になる気になる今日この頃・・・。

年末買い物に行って、調子にのって買ったつまみ類をだらっだらっ食べていたらバチがあたって不調。単なる食べすぎか、ウィルスか菌か? 今日は何も食べられなかった。

ヴェリィ イレジスティブル ジバンシイ センシュアル オーデパルファム

2005年09月25日 | ローズ系香水
ヴェリィ イレジスティブル ジバンシイ センシュアル オーデパルファム

Very Irresistible Givenchy Sensual Eau de parfum

説明では、ローズセントフォリア、ローズパッション、ローズピオニィ、ローズファンタジア、ローズエモーション・・・バラの名前が並びます。
セントフォーリアあたりはわかるとしても、イメージされたバラですね。
リヴ・タイラー ローズもいうのも・・・。
あとは、スターアニスとパチョリ。
スターアニスとパチョリの香りはどのあたりに出ているのかよくわかりません。

サイトに「バーベナのツイストが効いた現代的なバラのブーケに・・・」とありましたが
なんでしょうね?

従来のトワレの方はムスクの香りが強かったのですが、こちらは化粧臭いベリーです。甘酸っぱい。
最近すっかりベリーづいているので調子に乗って使っています。

お試しで、すごーい匂いだなぁとくらくらしましたが、服に隠れる部分にちょっとつける。
それ以上は酔いそうです。

このVery Irresistibleなんですが、夏限定のもそうでしたが、何故かあまり話題にもならないのにカウンターではすぐ品物が売れてしまって、最初の入荷数がそもそも少ないのか、それだけVery Irresistibleのリピーターがいるのかいつも不思議です。

8月19日(金)発売
30mL 税込 6,300
50mL 税込 9,450
75mL 税込 11,550

ロンブル ディプティック

2005年07月30日 | ローズ系香水
DIPTYQUE EAU DE TOILETTE  L'OMBRE DANS L'EAU (the shadow on the water)

ロンブル ディプティック 1983年
L'OMBRE DANS L'EAU 水の上の影←直訳

ディプティックは美術学校出身の創業者が1961年、パリでショーケースに作品を陳列のが始まりだそうで、だから図柄が素敵なんだ。1963年にキャンドルを置くようになってから大ヒット。ネットで検索するとDiptyqueは、3人の友達、Desmond Knox-Leet, Christiane Gautrot、Yves Coueslantによって1961年に設立されたとありました。

DIPTYQUEは二つ折りの絵屏風を意味しているらしい。
パッケージの黒と白だけの色使いと存在感のあるロゴが時代をまったく感じさせなくて
すごいオシャレです。

ブラックカラント(黒カシス)の葉、フルガリアローズを使い
緑あふれる川沿いの庭園を思わせる香りだそうだ。

トップのシトラスとローズの香りにぴりりと効いたグリーンの香りがこの季節にとても爽やかだしローズが女っぽい。
グリーン系が嫌いではなければいいかも。
グリーン系では、複雑?な香りのするナイルの庭より好きかな。

最近は単純な香りの方がなんだか安心できるというか体調がいまいちだったせいもあって
自然の空気の感じられるものがいいのかな。

キャンドルだと名前がBAIESになるんですよね。

限定か何かで出たかわいい色のROSESが好きなんだけど同じトワレがあればいいなぁ。

Rose Profumo Terapia

2005年05月18日 | ローズ系香水
Rose Profumo Terapia

またまたProfumo Terapiaというイタリアの天然香料の香水です。とても牧歌的な香りです。
肌に乗せると、子どもの頃草原で遊んだ草花の匂いがします。クローバーが咲いていてKosさん的表現を真似してみると、緑の野原を蟻が行列を作っているようなのんびりとした風景の中で寝転んでお昼寝するみたいな香り(どんな香りだよ?)。懐かしい。

ローズはRosa centifolia, Rosa damascena, Rosa officinalisと3種類書いてありました。
Rosa officinalisってなんでしょう。

Rosa gallica officinalisで出てきました。ロサ ガリカ オフィシナリス? オフィキナリス? なにやら古くから薬用で使われてきた薔薇のようで、officinalisは薬用と言う意味らしいです。

この香水のメーカーさんからメールが来ていました。
それまで香水の説明書きに「香道」と日本語で書いてあって「?」だったのですが・・・。



I shall put this add on the Japanese search engine, is it allright?

香道

動物フェロモン入りイタリアの香水



う・・・、いくらなんでもそんな言葉ではひっかからないのでは?

いったい誰がこのような? 日本語教えたのでしょうね。
ここのイタリアの香水屋さんは基本はアロマテラピーなんですよね。
天然香料で得られる心理的効果云々という謳い文句が書いてありましたから。
サイトにも真面目に図入りで説明してありましたが、ちょっとひいちゃった(ひくなよ)。
でもむちゃくちゃ違ってはいないので問題無しとお返事しようかな。

んー、でも、何か、日本語の単語をお返事したいかも。

イタリアの香水って天然香料お好きですね。気のせいかしら。
天然香料100%にしようかな? ジュースのようだ。
天然香料だったら採用されるかな(笑)。

CUORE DI ROSA

2005年05月11日 | ローズ系香水
CUORE DI ROSA (ROSE HEART) Profumoterapia

ローズハートという名前の香水。
天然香料を使ったというアロマ系のイタリアの香水。
アロマ効果の効能やいわゆる普通のアロマに書かれているような禁忌が書いてありました。
ローズはダマスカスローズ。
香りはシトラスとローズと少しとろっとしたアンバーの香りですが、実際につけてみると私の肌の上では
ウッディの香りになってしまいます。
木の削った香りです。昔の新築の家の匂い。

うーん、これは・・・ルームフレグランスに良さそう・・・。


ローズオピュラント メートル パルフュムール エ ガンティエ

2005年05月08日 | ローズ系香水
Rose Opulente Eau de toilette Maitre Parfumeur et Gantier
ローズオピュラント メートル パルフュムール エ ガンティエ

Maitre Parfumeur et Gantier

Opulenteは、富裕な, 豪奢しやな, 豊かなという意味らしい。
舌を噛みそうな名前ですね。

全体的に濃厚な薔薇の香りです。ベルベットのような肌触りの深紅の薔薇を連想。
トップは柑橘系のグリーンを感じましたが(青臭さじゃなくてグリーン)、だんだんとアンバーに絡んだ薔薇の香りになり、ムスクやサンダルウッド系のオリエンタルな薔薇の香りになり、ラストは高級石鹸ぽく感じます。
オリエンタルなんだけどピュアな薔薇を感じます。

今日は、母の日だったけど、
娘は今度アトマイザーをくれるらしい。今度?
ママの好きな金木犀(ということになっているらしい)が売ってなくて・・・。と言っていた。
ちびは1円しか持ってないので香水が買えないらしい。
1円?
ちょっと前までは大きくなったらいくらでも香水を買ってあげるよ。と言っていたのに
最近はちょっと知恵がついたみたいで、もう言ってくれなくなりました。
がっーくり。

オットは母親に寿司を贈り物にしていたが、何故寿司!? 
寿司をもらってうれしいのかなぁ。
体調がよくなったらお花をあげよう。
(配送のお花は一度枯れていたことがあるので、あれはもうすごくがっかりするから)


ローズ アン ノワール ミラーハリス 

2005年05月07日 | ローズ系香水
ROSE EN NOIR  Miller Harris Eau de toilette
ローズ アン ノワール ミラーハリス 

イギリスの香水です。どうして他のミラーハリスのトワレより値段が高いと思ったらバーニーズ限定らしくボトル表面にロゴやお花が彫ってあります。綺麗です。

空中にプッシュして香らせると、トップの香りはまったりと甘くてうっとりと・・・。肌に乗せるとバニラとアンバーみたいな甘い香りがまったりと・・・。
匂い紙だとハーブというかスパイシーな感じで、ラストへ向かって、砂糖を入れすぎた濃い紅茶お薄い珈琲みたいな匂いがします。(いったいどっちなんだ?)
苦味のような、渋みのようなものが感じられます。

ミラーハリスはスパイシーで個性的で濃ゆいオリエンタル系の印象があるのですが、これもそうですね。

ほとんど薔薇の香りはわからないのですが、薔薇に例えるとシックな薔薇ですね。深い香りです。
なんか喪服を着ている貴婦人を想像しちゃいます。

ところで、ミラーハリスに描かれているお花はいったいなんだろう? ゼラニウム? カレンディラ?

アグア フレスカ デ ロサス アドルフォ・ドミンゲス

2005年05月05日 | ローズ系香水
Agua Fresca de Rosas Eau de toilette (1995)ADOLFO DOMINGUEZ
アグア フレスカ デ ロサス アドルフォ・ドミンゲス

透明感のある化粧っぽい香り(パウダリ―ではなく)だけど、草っぽくて柑橘(蜜柑系)。
グリーンローズ。
スペインの香水です。

スペイン語辞典がないので、確かめられないのですが「バラの新鮮な水」という意味らしいです。

同じブランドでアグアフレスカというのがあり、説明に蜜柑みたいな香りと書いてあって同じようにシトラスグリーンっぽかったら、オレンジ系の香料を使えば蜜柑ぽいですね。

ステラ ステラマッカートニー

2005年05月03日 | ローズ系香水
STELLA Eau de Parfum Stella McCartney

ステラ ステラマッカートニー

Rose, Peony Flower, Mandarin, Rose Absolute, Amber.

甘いアンバーとオーキッドっぽい香りが中心であまり薔薇っぽくはない。薔薇の甘さではなくアンバー調の甘さがします。アンバーの絡んだ香りのバランス(アコードって言うのかな)がいい。薔薇アンバー。
高級石鹸という感じ。

イヴ・サンローランプロデュースでポールマッカトニーのお嬢さんの香水だとはインプットされていたのですが
ステラは、お名前だったんですね。
今ごろ気がつくのはあまりにも遅すぎます(汗)。
それくらいファッションに疎いんですね。
ステラマッカートニーのコレクションを見ましたが、うーん。

一番かわいいと思った30mlのボトルなんですが
これ、一度閉めたらキャップったら力ずくでも開かないですんですね(涙)

ボトルって蓋をあけないと完全な形なのにスプレー部分の形が剥き出しになるとなんか無粋。


ラルチザン母の日限定コフレ
以前お店で見かけてかわいいなぁと思ったのですが、母の日ギフトだったんですね。
バーニーズに電話したらもう在庫切れということでザンネン。

憲法記念日の特集をテレビで見ていたら、帰ってきたウルトラマンの第33話 「怪獣使いと少年」が出てきた。穴を掘り、ボロ傘で雨の中を行くいじめられっ子の不幸を絵に描いたような話は、子ども心に刻まれて
再放送されるとどきっとする。
憲法9条のドキュメンタリー番組に、ウルトラマンが引用されているのは
きっとこの台湾の監督が映像の世界の人で、同世代なのでは、とふと思ってしまった。
日本人には憲法9条改正の批判はストレートに語れないような気がする。

ケイコメシェリ モガドール

2005年05月02日 | ローズ系香水
ケイコメシェリ モガドール
KEIKoMECHERI MOGADOR

KEIKoMECHERI
Turkish rose, bulgarian rose, dades rose, absolute night blooming jasmine...

トップの香りがふわりと拡がる優しい薔薇の香り。
薔薇らしい甘みも酸味も誇張されていませんが、ケイコメシェリらしい透明感のある上品な薔薇です。花びらの中心にある蜜のような香りがします。
私の肌ですと、何故かラストノートの茎や草のようなグリーンノートがすぐ出てきちゃいます。
(たぶん持続性を持たせるためのベースに入っているオゾンノートかもしれません、キャロンのような瓜っぽいマリンノートではなく、このオゾンノートはなんて説明すればいいのかわかりません、鼻の奥をザラザラ擦るあの香料です)

モガドールは、ウエストにプッシュして体温で香らせる方法でしたら、キラキラした薔薇の香りが時折します。

モガドールって何だろう? 辞書では街の名前しか出てきません。
MOGADOR・・・モロッコの現エッサウィラの旧市街
ポルトガル人が名前をつけてフランス人の建築家がデザインした海と白い城壁のある市街地
世界遺産に指定されています。

ターキッシュローズ(トルコローズ)、ブルガリアンローズ(ブルガリアローズ)、dades roseってなんでしょう。ステラにも入っています。dadesというのはモロッコの町の名前ですが、砂漠の中の薔薇の産地で有名だというダデス峡谷のことらしいので、日本語読みだとダデスローズですか。

(その後、ダデスの渓谷の写真を探すと、切り立った岩山? でここは世界中のロッククライマーの有名な場所らしく、岩ばかりでいったいどこに薔薇が? という疑問が・・・地図や検索でよーく探してみたら、近くにあるムグーナ<EI Kelaa Mgouna>という町が薔薇の栽培の中心地のようです、砂漠と切り立った岩の土地のところどころにオアシスがあって、そのオアシスで薔薇は作られているようです)

薔薇はロサ・ダマスケナのようです。いろんなアロマサイトを検索すると、モロッコ産でもアブソリュートタイプがあるので、ダマカス種のアブソリュートなのでしょうか。いまいちわかりません。

フランスがセントフォーリア種で、ブルガリアとモロッコ、トルコがダマスク種ですか・・・。またその交配種というのもあるらしいです。ロシアもローズオットーの精油を売っているのでダマスク種のようです。

あと、どこの国産に当たるのかわかりませんが、イスパハンローズ(ダマスカス種)という名前が発売時のDMに書いてありました。イスパハンローズの画像を見ると、確かにダマスカスですね。
Ispahanってペルシャの古い都市らしく、現在はイランの州都の名前らしいです。

ちなみにトルコ産の薔薇はISPARTA(ウルパルタ)で作られているそうです。スペル似ていますね。

あと、薔薇のブーケに加えたナイトブルーミングジャスミンが少し深みのある香りにしているんでしょうか。
モガドールは軽い薔薇の香りなので、フレグランスキャンドルで同じ香りがあってもよいかも。
そういえば、めっきりケイコメシェリのキャンドルもみかけなくなりましたね。

ローズドニュイ  セルジュルタンス オードパルファン

2005年04月30日 | ローズ系香水
ローズドニュイ  セルジュルタンス オードパルファン
ROSE DE NUIT Serge Lutens

夜の薔薇

オクで知り合った京都の彼女からまた分けてもらいました。

私には最初から最後までウッディがひたすら香りました。
ムエットで嗅ぐと、確かにベースはローズで微妙にいろんなスパイスが香るんですが
ウッディです。
薔薇の香りはいずこ?

京都の彼女から「どう?」と感想を聞かれてのでウッディと返事をすると、ウッディに香る人は多いそうです。中にはポプリみたいだという。

ちなみに私の肌では、ミエルドゥボワ(樹の蜂蜜)の中の蜂蜜抜きのウッディと同じ香りです。

私はこのウッディの香りはかなり酔います(涙)。

ターキッシュローズ(トルコローズ)、ムスク、アンバー、サイプレス。
Serge Lutensのサイトを見てきましたらchypres(キュプロス)と書かれていたのでキュプロスというのはサイプレスのことでしょう。

セルジュのサイトより
Pure Turkish rose is the pivotal ingredient in this dazzling composition that rests on a bed of ambers musks and cypres
An extreme perfume radiant it's a flying carpet.
だそうです。

うーん、これってオリエンタルウッディ。
何故夜の薔薇?

あまりの暑さのためにエアコンを入れてしまった。