香水まにぁっくヾ(@゜∇゜@)ノとほほ伝書

香水マニアと化した私がいろんな香りを探してパニくってるみたいな(意味わかんねー)

L'heure Bleue ルールブルー

2006年10月06日 | お気に入り香水
L'heure Bleue ルールブルー Guerlain ゲラン

1912年 ジャック・ゲラン

こう雨が続くとどうしてもこの香りが欲しくなります。理由はわかりません。イリス=雨の香りとずっと昔からインプットされているようです。
パウダリ-でいて水のような透明感を湛えて絹のような上品な肌触りを感じる香り。内向的でありながら秘めた情熱と女性らしさを感じます。

L'heure Bleueとは、heureは時間、Bleueは青で青い時間。
第一次世界大戦の始まる3年前、セーヌ河岸に貯んだジャック・ゲランが感じた、夏のけだるさから黄昏時から青色の静かな時間を迎えられた平和で古き良き時代の面影を少し現代に伝えているようです。

この香りは、妻のリリーに捧げられた香り。
ずっと気になっていたのでですが、ゲランの蓋はハートを象徴しているそうです。

トップ、ベルガモット、アニス
ミドル、カーネーション、オレンジブロッサム、ヘリオトロープ、ブルガリアンローズ、チュベローズ
ベース、イリス、バニラ、ムスク

調香の話しなりますが、このルールブルーは1905年のロリガンのカーネーションとアニスのアコードが組み入れられ、ゲランで初めてアルデヒド系の合成香料を少し入れた香水だそうです。

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