
ひざまづいて贈り物をささげているのは、倭国王の使者。
屈辱的な感じだねぇ~

誰に捧げているのだろうか?

相手は中国の皇帝。
王朝はころころかわるが、前漢も後漢も魏も、古代の中国皇帝はこんな感じ。
踏ん反り返ってるねぇ~
威張ってやがる。ムカつく

感情レベルで理解すると、「冊封体制・朝貢」はわかりやすくなる。
このように、中国の「周辺諸国」の王の使者が、
贈り物(貢ぎ物)をささげることを「朝貢(ちょうこう)」っていう。
今で言うと「政治献金」に当たるネ

もちろん、贈り物(貢ぎ物)をささげた分、見返りを求めている。
古代(※弥生時代の紀元前1世紀以降古代になる)の倭王たちが期待したのは、
自分の支配している領域の支配権の承認。
それをわかり易く表現する国王の称号や金印。
そう、かの有名な「「漢委(倭)奴国王」」の金印は、
朝貢の見返りに倭国の中の奴国王がゲットしたものなのだ。
この中国の承認は、古代や中世においては、すこぶる力があったようで、
倭国だけでなく「周辺諸国」の国王たちが、こぞって、中国の皇帝に貢ぎ物をささげ、
称号をゲットしていた。
このような、中国を中心とした東アジアの国際秩序を
「冊封(さくほう)体制」って呼ぶ。
最近、以下のような中国の脅威を叫ぶような本が多いけど、
中国は古代・中世では、大国だったんだよ

ブログランキング参加しています。
お帰りの際はクリックお願いします。
↓ ↓ ↓
