ブログお引越しの第一弾は今日、千秋楽を迎えた『温習會』にしましょ。
『温習會』は春の『都をどり』と、趣きが違った祇園甲部の芸舞妓さんの会になります。
都をどりは1時間どすが、温習會は約3時間の本格的な会どす。
6日間を3組に分けて一日一回公演どす。
演目も少しづつ変わるのでご贔屓のお客さんは毎日来てはる方もおいやすやろね。
有り難い事どす。
私は、4日の日に寄せてもらいました。
舞妓さんの黒紋付きでの舞『姫三社』、清元『女車引』、長唄の素囃子『高砂丹前』では迫力のお囃子が長唄に乗って
演じられ聞きごたえありました。『戻駕』では常磐津の台詞にのせて舞われる舞も珍しく、『六玉川』は我が家のフク愛さんの
男役が本当に素敵どした。
小富美さん姐さんが舞わはった『京の四季』は私の大好きな舞どす。♪春は花、いざ見にごんせ東山~色香あらそう夜桜に・・・
と京都の四季を詠い語ります。
いつもお座敷で聞くお三味線の音より随分と落ち着いたフレーズは後で祇園に伝承される『京三味線』と言う事を今回
初めて知りました。
奥が深こおす。
そして、京都の秋もこれよりうんと深まります。
YouTubeで今年の温習会の大ざらえの様子がちょこっと載ってました。
気張って、気張っての本番どす
良かったら来年は是非見に来ておくれやす
温習会大ざらえ:http://youtu.bu/dSDYOCK2uSE