8月の末、奈良国立博物館にふらりと立ち寄りました。

年若い友人が遊びに来たので、やはり美術的なことが好きな女子が楽しめる事はないか、等と考えてちょうど興味深い催しを思い出しgo to。


螺鈿紫檀五絃琵琶の背面。
美しいー。

表側の椰子の元、砂漠からオアシスにたどり着き駱駝の上で琵琶を奏でる人。
ちょうど琵琶の展示を眺めながら琵琶の音を愉しめる仕掛けになっていた。
美しいだけでなく、実際に楽器として機能すべく奮闘したと言う、気の遠くなるような作業に頭が下がる思い。
日本茜は日の丸の赤に使われている色らしい。
皇居に細々と残っていたものを上皇のご好意で譲り受けたものらしい。
茜って今となっては尊い色なんだねぇ。
そして小石丸。
皇太后が育てていらっしゃる日本原産の蚕。
この上なく上質な糸を創る蚕だけど小振りな上、今となっては希少なので、天平のファブリックを織る作業はこれも大変だったのだろうな。
私の母もかつての機織女。
もちろん触れる訳ではないのでまじまじど茜布を眺め倒した。

暑かったね!

ンチャ!
またね。