京賀塾道場日記(京都市山科区のキックボクシングジム)

日々の練習や試合での出来事等について普段は熱く、時にはまたーり語ります。“時々ぼやきも入りますよー”

2019.9.3 今日の練習

2019-09-03 22:58:37 | 全般


一般部火曜日クラス










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ゴールデンエイジの過ごし方

2019-09-03 15:03:40 | 全般
少し長くなりますが、京賀塾の少年部のお父さんお母さんは是非読んでください。

ゴールデンエイジ:子供の運動能力が著しく発達する時期 (4歳ごろ~12歳ごろ)
この時期に色々な運動やスポーツをさせてあげれば運動神経が伸びるといわれています。
ただこの頃は体が十分に発達していないので、
体に負担がかからないように考えてあげるのも大事だと思います。
昔はこの時期に色んな遊び
(めんこ、ビー玉、コマ回し、凧揚げ、縄跳び、ゴム飛び、ケンケンや後ろ歩きで町内一周 等)
をすることで、自然と運動能力が発達していたんでしょうね。
ちなみに私はめんこやコマ回しが得意でした。
手首が強いのもその遊びのおかげかもですね。

それではこの時期の子供達のスポーツへの接しかたについて、
私の考え方を書いていきたいと思います。

どのスポーツでも同じですが、一つの競技をするという事は、
同じ動作を繰り返すことで体の一部に負担をかけやすくなり、
体の特定の個所にダメージが蓄積されやすくなるという事です。
体が出来上がった大人なら耐えられることでも、
まだ十分に体が発達していない子供たちに過度なトレーニングを続けると
折角素質のある子供を怪我で潰してしまう事にもなります。
近年色んなスポーツでジュニアの大会が増えました。
一昔前から考えたら異常な量の大会数です。
そうするとレベルの低い大会が増えます。
当然優勝や入賞がしやすくなります。
それを本人や親が喜び、更に大会に出そうとする、
そうすると必然的に過度な負担がかかりやすくなり
体を壊してしまうという危険性が高くなります。
大会に出るという事は、大会に向けての練習が厳しくなり体に負担を与え、
大会数を増やすという事は、そう言った期間が長くなるという事です。
二カ月に一回として年に6回も大会に出していたらほぼ年中体に負担をかけるという事です。
そういう事も考慮して大人は子供をバックアップしていかなければなりません。
目先の事を考えるより、その子の将来を考える方が大事です。

キックボクシングの場合、子供たちにどういう風に指導していけば良いのか。
腰や膝などの怪我も注意しなければなりませんが、
一番怖いのは脳へのダメージです。

子供の時期の無理な運動によって起こる体への影響や脳へのダメージについて、
私の調べたところキックボクシングに関してはっきり書かれたものが出てこなかったので判断は難しいです。

ただ、色々検索していたら他にも同じような心配をされてる親御さんがおられました。
子供のパンチドランカー高率 ←クリックしてください(以下反転している個所はクリックしてください)

多分こちらのサイトを参考にされたんだと思いますが
子どものパンチドランカーへの不安

このサイトには、ヘッドギアをつけると書かれていますが、
最近ではヘッドギアをつけると逆に脳震盪を起こしやすいと言われています。

ただ、心配ばかりしていたらスポーツができなくなります。
脳へのダメージはキックボクシングだけではなく、
接触があるスポーツなら起こりうることです。
日本バスケットボール協会のサイトにもこんな記事がありました。
【重要】頭部外傷に関する注意喚起・対処について

脳のダメージだけでなく、他の個所の怪我も気を付けなければなりません。
こう言うのも参考にして下さい。
スポーツを頑張る子供に多いオスグッド病

私は、ゴールデンエイジの時期にあまり無理をさせず
それよりもこの時期に色んなことを経験させセンスを磨き
そして、体が出来上がってから一気に伸ばしてあげるのが良いと考えています。

また、選手は現役を引退した後も大事です。
こういうブログも参考にして下さい。
スポーツと脳障害疾患 今、医療に求められること

色々サイトやブログを紹介してきましたが、
ネットの情報がどれだけ信用できるかは難しいです。
ただ参考にはさせてもらっています。

キックボクシングは他のスポーツと比べて危険かと言うとそうでもありません。
どうしても直接体にダメージを与えるので危険なスポーツだと思われがちですが、
実はそれほど怪我は多くなくどちらかと言うと安全な部類のスポーツだと思います。

ただ統一された組織がなく、大会数が異常に多い事、ルールがまちまちな事、
安全面においては各大会でしっかり考えられているとは思いますが、
統一された見解が無いという事が問題だと考えています。
そういう事を踏まえ、よく考えて子供達には大会に出してあげたいと考えています。

ここまで不安を掻き立てる事ばかり書いてきましたが、
子供達は大会に出ることにより様々な経験ができ、
その子の将来に役立つことの方が多いです。
どのスポーツでも同じですが、
指導者や親がしっかりした知識を持って子供達に接してあげるのが大事です。


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