相場の詩(うた)

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「増補  複雑系経済学入門」 (ちくま学芸文庫)

2020年10月31日 | 複雑系

 

「 従来の経済学には二つの重大な欠陥がある。

一つは消費者も生産者も神のごとく世の中のすべてを把握し、

最も有利な選択をするという仮定。

二つ目は生産規模を大きくすればするほど生産効率が下がる

という原価計算上ありえない仮定。

この欠陥は以前から指摘されてきたが、

経済学の中核をなす需給均衡理論の成立に不可欠として、

不問に付されてきた。

しかしこれでは社会を正確に把握できず、

有効な経済政策を立てることもできない。

本書が説く複雑系経済学はこの誤った前提を見直し、

複雑な経済現象を抽象化せずに理解しようとする最先端の試みだ。

元本刊行以降の研究成果を盛り込み、大幅増補。 

著者略歴

塩沢由典
 
1943年長野県生まれ。京都大学大学院理学研究科修士課程修了。
 
大阪市立大学名誉教授。専門は理論経済学。
 
1985年から複雑系の経済学を提唱、
 
制度進化や経済の発展過程の研究に複雑系の視点を導入し、
 
第3世代の経済学の研究法開発に努め、
 
進化経済学会会長、関西ベンチャー学会会長などを歴任した。
 
著書に、『市場の秩序学』(ちくま学芸文庫、
 
1991年サントリー学芸賞受賞)など       」(内容)
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