KWATのblog三号二型

オレに模型を作る時間をくれぇ~っ!

政府もマスコミも平気でウソをつきます

2006-08-29 00:43:28 | 社会
 誰にとっての「ウソ」なのかが肝心だな。

ネット情報「ウソ発見器」 総務省が開発へ (朝日新聞) - goo ニュース
2006年 8月26日 (土) 15:39

 真偽が見極め難いさまざまな情報が乱れ飛ぶインターネット。その中で、ウソや間違いらしい情報を自動的に洗い出し、ネットの利便性を高めるシステムの開発に総務省が乗り出す。ネット上にある関連深い別の情報を探し出し、比較参照することで、情報の「デマ率」などを示す。研究機関と協力し、2010年までの開発を目指す。07年度予算では、まず3億円を要求する。

 ネット上の情報は、何人もの目で事前に校閲された出版物などに比べ、誤った内容が少なくない。信頼性を確かめるには、利用者が他の情報と付き合わせるなどの作業を行うしか手がない。

 総務省が構築を目指すシステムは、この選別をコンピューターで自動的にやらせるものだ。ネット情報のウソや間違いの「発見器」といえる。

 完成すれば、ある情報のデマ率を調べたり、ネットで検索するときに信頼性のある順番に表示したりできるという。「この情報はデマ率95%ですが表示しますか」などという注意表示もできるようになる。

 扱う対象は、株式情報から国際情勢の解説、商品情報などさまざま。「この企業分析は適切か」「レバノン内政のこの記述は自然か」「オークションに出品されているこの外国電化製品の性能表示は本当か」などの疑問に答えられるようにするのが目標。

 開発の焦点は、インターネットのなかから信頼できる関連情報を見つけ出せるかどうかだ。そのために、知識を関連づけて書かれた内容の意味を正確に判定する技術や高度な自動翻訳技術などを編み出す必要がある。

 やめれやめれ、税金の無駄遣いですよこんなの。ちゃんとした“公平な判別エンジン”ができるわけがないでせうが。だいたいが、このシステムは『インターネットのなかから信頼できる関連情報を見つけ出す』ために必要なんでしょ? そのシステムを作るために、まず『インターネットのなかから信頼できる関連情報を見つけ出せるかどうかが肝心』ってああた、それなんて堂々巡り?

 こんなことに税金を使うくらいなら、学校教育の場で、

>>ネット上の情報は、何人もの目で事前に校閲された出版物などに比べ、誤った内容が少なくない。信頼性を確かめるには、利用者が他の情報と付き合わせるなどの作業を行うしか手がない

 このための能力(=メディアリテラシー)を磨く教育をするほうがナンボかマシです。だいたいが出版物だってウソだらけやん。

 5年も経たずに開発中止、に100ウォン。(゜∀゜)


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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
マーフィーの法則ktkr(笑 (ゆずこせう)
2006-08-29 08:11:35
「失敗する可能性のあるものは必ず失敗する」

これを21世紀になってあらためて証明しようとは、さすが総務庁!!そこがシビレル!あこがれるウ!!



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こうやって (みほり)
2006-08-29 15:03:26
政府自ら国民を愚民化する政策を採って何が楽しいんだろう?('A`) 物の真贋を見分ける努力を怠る人間にまともな政党政策を見分ける事が出来るわけ無いだろうに。



いや、もしかしたら映画「メトロポリス」の国民の如きロボットな人間だったら操作しやすいよな、とか考えたバカ官僚がいるんだろうか?もしいたら速攻で罷免してくれ総務省(爆) 

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景気回復したって無駄遣いしていいわけぢゃない (KWAT)
2006-08-31 10:33:59
 こんなん作るより、先に既存のマスコミのウソ発見器を作ったほうがよっぽど国民のためになろうが(そんなん作ったら日本政府も中国共産党政府と同レベル)。あと地裁の裁判官に世間の一般常識を教えるためのカリキュラムとか(これマジね)。
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