久津間装蹄所ブログ

北海道江別市にある牛削蹄の老舗です。

酪農学園大学白樺祭 削蹄デモンストレーションのお知らせ

2019-06-28 | 行事
酪農学園大学の学園祭、白樺祭にて
2年ぶり2度目の削蹄デモンストレーションを
やることになりました。
一度目は好評でしたので今回も盛り上げたいと思います。
実行委員の案内が
牛の爪切りSHOW!!
となっておりますので
魅せないといけませんね。
もし時間のある方は
7月7日 11時〜
酪農学園大学インテリジェント牛舎前にどうぞ


札幌牛の蹄の会

2019-06-23 | 削蹄講習会
札幌牛の蹄の会を開催します。
6月28日 金曜日 酪農学園大学付属病院
18:30〜20:00
北海道道央圏の蹄に関わる人ならだれでも参加できます。生産者、獣医師、削蹄師等
画像の案内状を見て規模者は連絡ください。



サンキューダイスケ

2019-03-18 | スタッフ紹介
私たちは酪農学園大学が近い事から、祖父の代から削蹄補助のアルバイトを学生さんに頼み、仕事を手伝ってもらってきました。
三年前から手伝ってもらっていた子が卒業となり、ラストのアルバイト。
卒業後は実家の酪農業を継ぎ、すぐに結婚するという。
実直な性格で頭が下がる。
彼には本当に助けてもらった。
週一ペースで手伝ってもらってて
その間に削蹄の練習をして、
二級認定牛削蹄試験を合格しました。
今日我々が彼にできる最後のレッスン。
今日は蹄病のある蹄の処置。
彼は良い酪農家になるでしょう。

ありがとうダイスケ!



反芻動物の国際蹄病学会

2019-03-14 | 行事
反芻動物の国際蹄病学会が東京浅草で3月11日から14日まで開催され行って来ました。
私は初めてポスター発表をしました。
この学会は英語なのでポスターもオーラルも全て英語です。英語のスピーチに対しては同時通訳がされます。
ポスター発表の紹介スピーチを1分間したわけですが、それも英語なので、昨年の9月から発表内容や英語対策をしてまいりました。
自分だけではできないので、酪農学園大学の阿部紀次教授のご指導のもと準備を進めてきて、英語に関しては行きつけの店で良く会うアメリカ人のマットに教えてもらいました。
全く初めての事だらけですが、なんとか発表することができました。
発表内容は日本独自の鎌型蹄刀の、既製品と手製の違いについてです。
私は佐藤寛信先生に鎌型蹄刀の作り方を教えてもらいました。その時に我々の作り方は首の強さがあると教わりましたので、既製品と強さを比べてみました。見事に先生の言うことが実証された結果となりました。
弊社の歴史、日本装削蹄協会、北海道牛削蹄師会、今もなお行っている伝統的な削蹄法、弊社の蹄病データ、削蹄ビフォーアフター、鎌型蹄刀の説明、強度実験、結果、佐藤寛信先生の紹介、そして私が彼から作り方を教わっていて、受け継いで行く意思を伝える。という流れです。

1分間スピーチは英語丸暗記で臨んだのでなんとかできましたが、いざ外国人と話そうと思うとなかなか英語は出てきませんし、話してる内容も少ししかわかりません。グーグル翻訳を使ったりして、なんとか会話ができたかな?と思います。
アメリカとイギリスの削蹄師と友達になることができたので、彼らにカッサク刀を作って送ろうかなと思います。

半年間少しずつでも準備してきたおかげで、楽しめることが増えたと思います。
次のミネソタにも行ってみたいと思うようななりました。

















佐藤寛信先生 旭日双光章受章祝賀会

2019-02-01 | 行事
昨年11月に佐藤寛信先生が旭日双光章を受章され、祝賀会が京王プラザホテル札幌で行われました。
佐藤先生は全国の装蹄師と牛削蹄師の師であります。護蹄においては獣医師の師でもあり、私達削蹄師の社会的地位を確立してくださった方です。
私は特に装蹄師でもあった祖父を知る佐藤先生から、二級認定牛削蹄師の試験を受けた時に自作の鎌をいただき、自分もいつか造たいという気持ちから、6年前に教えていただき、最近やっと少し造れるようになった経緯もあり、今回の受章は本当に嬉しく、誇りに思い、佐藤先生への感謝の気持ちが更に膨らみました。
佐藤先生は私達の商売道具、いわゆる金を稼ぐ道具である鎌形蹄刀を造っては無償でくださいます。それは多い時に年間400丁を超えて造るそうです。
佐藤先生いつもありがとうございます。
受章おめでとうございます。
これからもご指導よろしくお願いします。








2019初詣

2019-01-01 | 行事
あけましておめでとうございます。
輝かしい新年が始まりました。

今年も地元 錦山天満宮に
親友の福田氏と子供達初詣

自分は年男なのと
新年度を迎えると
弊社は70周年になる年なので
特別な年になりそうです

2019年も皆様にとっても良い一年になりますように。

今年もよろしくお願いいたします。

2018年営業終了

2018-12-29 | 行事
2018年仕事納めとなりました。
春に父の産業貢献賞受賞とめでたい話もありましたが、
今年一年を漢字で例えると
「耐」 になるでしょう。
今年は病気等での欠員が出たりと、今までにない大変な年でした。
しかしスタッフ全員と、削蹄師仲間やお客様の協力でなんとか一年乗り切れました。

個人的には全国牛削蹄競技大会で審査委員をさせていただいた事は、光栄であり責任を感じました。良い経験が出来たと思います。

また営業で追われて大変な中、大会に出場した新選手の同点ながらの準優勝は、準優勝の嬉しさと優勝を逃した悔しさ同時にわいてきたのを覚えています。紙一重で優勝を逃した経験は後に必ず生きます。
また自らの身体の事を考え予選から辞退した東海林選手も来年は期待できると思います。

営業では新しいお話をいただきながらも断るした出来なかった事が残念ですが、来春には戦力も整うので、少しずつ会社の体力を上げて行きたいと思います。

忙しいながらも新しい経験がたくさん出来たのは
財産になっていると思います。

また来年も宜しくお願い致します。




第60回全国牛削蹄競技大会

2018-11-08 | 全国牛削蹄競技大会
今年も茨城県水戸市鯉淵学園農業栄養専門学校様、有限会社 瑞穂農場様の御理解と御協力で

第60回全国牛削蹄競技大会が開催されました。

さっそく競技大会の成績発表です。

 

最優秀賞

頼光 伸孝(広島県装削蹄師会)

 

優秀賞

新 知幸(北海道牛削蹄師会)久津間装蹄所

 

3位

武藤 稔貴(福島県装削蹄師会)

 

 

部門賞

牛削蹄判断競技

優勝

川口 佳介(群馬県牛削蹄師会)

 

牛削蹄競技

優勝

新 知幸(北海道牛削蹄師会)

頼光 伸孝(広島県装削蹄師会)

同点優勝



弊社から出場の 新 知幸選手は牛削蹄競技で同点優勝しましたが 規定により同点の場合は判断競技の得点の高い方が最優秀賞ということで、悔しさ残る準優勝でした。 実技同点優勝は60回の大会で史上初です。

選手はじめ関係者の皆さん大変お疲れ様でした。

 

場所を提供、牛を貸していただきました 鯉淵学園農業栄養専門学校様、有限会社 瑞穂農場様にはあつく御礼を申し上げます


第60回全国牛削蹄競技大会・審査委員・競技委員・選手合同打合せ

2018-11-07 | 全国牛削蹄競技大会

茨城県水戸市 鯉渕学園農業栄養専門学校で開催される

第60回全国牛削蹄競技大会を前日に

審査委員、競技委員、選手合同打合せが開催されました。

私は今年から3年間、審査委員の一人として入ります。

全国のブロック大会を勝ち上がった出場選手は緊張の面持ち

弊社から 新 知幸 選手が出場します。

大会は明日9日 8:00~開会式

 

出場選手紹介

北海道地区

新 知幸(北海道牛削蹄師会)久津間装蹄所 

中原 翔太(北海道牛削蹄師会)

佐野 正(北海道牛削蹄師会)

松井 克広(北海道牛削蹄師会)

東北地区

遠田 明広(山形県牛削蹄師会)

岩淵 孝之(岩手県装削蹄師会)

矢口 学(山形県牛削蹄師会)

高野 智徳(福島県装削蹄師会)

武藤 稔貴(福島県装削蹄師会)

伊藤 真人(山形県牛削蹄師会)

関東甲信越地区

川口桂介(群馬県牛削蹄師会) 

大町 真之(栃木県削蹄師会)

中国四国地区

玉川 哲司(広島県装削蹄師協会)

頼光 伸孝(広島県装削蹄師協会)

木下 栄政(広島県装削蹄師協会)

九州沖縄地区

有留 寛之(鹿児島県牛削蹄師会)

坂元 和隆(熊本県装削蹄師会)

松田 典雄(宮崎県牛削蹄師会)

殿所 利美(宮崎県牛削蹄師会)

上坂 広美(宮崎県牛削蹄師会)

渕上 裕(宮崎県牛削蹄師会)

龍田 太朗(長崎県牛削蹄師会)

原田 幸三(熊本県装削蹄師会)

鈴木 勝司(宮崎県牛削蹄師会)

以上24名

過去の大会の様子はこちら


第25回北海道牛削蹄競技大会

2018-09-04 | 北海道牛削蹄競技大会
9月3日〜4日で
第25回北海道ブロック牛削蹄競技大会が
帯広畜産大学で開催されました。

弊社から今年は 新選手が出場しました。

競技大会は学科的な判断競技と実技で競われます。

結果

新 選手が初優勝となり11月に茨城県で開催される自身4回目の全国大会への出場権を得ました。

日本一を目指して頑張って欲しいです。

会場と牛を貸していただきました
帯広畜産大学様、
事前準備に御足労いただきました十勝蹄の会の皆様には
多大なるご協力に感謝を申し上げます。

ちなみに

今日9月4日は自分の誕生日

最高のプレゼントをいただきました。


















大友さん、部長、阿部先生

2018-08-23 | 行事
埼玉から大友さん達が 研修旅行で来ました。
今回で3回目になります。
この日に合わせた現場が 蹄角度調査で使いたいとの事で日装から桑野部長が。
「俺その委員長だから行っていい?」と
酪農大学 阿部教授
なんだか豪華な顔ぶれとなり緊張と楽しさのある現場となりました。

大友さんは今回で3回目なので単独保定も上達しており驚きです。というか凄いバイタリティ

夜は全員で食事
江別市野幌の遊楽街を堪能して頂きました。
削蹄話で盛り上がりました。





スタッフ募集

2018-08-20 | 求人情報

来年度新卒者及び
中途採用で
スタッフを募集してあります。

単独保定を中心としたナタやカマを使う
牛削蹄に興味がある方なら誰でも。
経験不問です.

札幌の隣 江別市を拠点で 遠くても
車で2時間圏内くらいがエリアです。
最寄りの野幌駅から札幌駅までは
電車で20分で行け
仕事が終わってからススキノなんて事もできる
削蹄所は世界中で弊社だけというのも魅力

初めは補助から、習得してきたらナタやカマを使って削蹄をすることになります。
認定試験を受ければ
削蹄競技大会への出場も可能です。
全国大会を経験してみたいと思う方歓迎いたします。


仕事始め1月7日から
仕事納め12月29日
7月後半に夏休み4日
8月お盆休み4日
それ以外の月は
基本週一回日曜日休みですが
最近では4週5休

給与待遇はこちらから

見学、体験 随時歓迎します。

興味ある方はご連絡ください

〒069-0817
北海道江別市野幌代々木町41-10
有限会社 久津間装蹄所
電話 011-382-3761
FAX 011-383-7157
E-mail : info@kuzuma-1949.com




北海道B&W

2018-05-27 | 行事


今日北海道B&Wショウを見に行ってきました。
私たちが削蹄させていただいている牛が
グランドチャンピオンに輝きました。
生産者の管理、準備、のたまものだと思います。
そのうちの1つである削蹄もその牛のパフォーマンスを上げるために必要不可欠です。
素晴らしい牛たちを任せてもらい削蹄させていただける光栄さと、信頼されているんだという気持ちになります。
私たちは今は珍しくなりつつある単独保定での手切り。
ショウカウは肢を挙げて一鎌一鎌、姿勢をみてを繰り返す事が多いです。
綺麗に毛刈りをしてあると、助手に回るスタッフは腰につけた道具袋のベルトを外し、万が一にでも牛に擦り傷を与えないぞという姿勢を見せてくれます。
その姿勢が生産者にも伝わり、今回の素晴らしい牛も任せてもらえてるんだと思います。

グランドチャンピオンおめでとうございます。

北海道産業貢献賞

2018-02-16 | 行事
父の北海道産業貢献賞の授賞式で京王プラザに行きました。
ブリーダーひしめく道央で護蹄衛生の普及、
北海道牛削蹄師会発足から理事として、また後進の育成が認められ、この度の表彰となりました。
表彰式には北海道牛削蹄師会正.副会長、武内専務、江口事務局長も参列していただき、またお祝いの会食までしていただきました。
祖父の代から始めた牛削蹄を2代目として、自分に継ないでくれた事に感謝をいたします。

2018年仕事始め

2018-01-08 | 行事
毎年7日から仕事始めとなります。
いつも仕事始めをさせてくれる生産者と応援に来てくれるトヨに感謝です。
昨日から始め今日の昼で終わり
昼から次の現場に手をつけました。
新年から開幕ダッシュでき
幸先良いスタートを切ることができました。
生産者の皆様、本年もよろしくお願い致します。