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部分日食100115 沖縄瀬長島 国内で最も欠けた島

2010-01-20 | Weblog
株式会社誠文堂新光社刊、月刊天文ガイド 2010年2月号 22ページ
「欠けたまま沈む太陽(イメージ画像)」を一目みて
日食旅情をまたかき立てられる。



国内最大食を観ようと、沖縄に決定。
前日14日の天気予報も、那覇

スケジュールの都合で日帰り。
観測地は那覇空港近く。

Google Earthを見ると、那覇空港南直近に
橋で本島と繋がった小島がある。
それが瀬長島。



ANA129便で13:15 羽田離陸後、
巡航高度11,600mで飛行。

CAの女性にビールを所望。
@¥500、おつまみ付。



CA「お仕事ですか?」

★「日食を観に」

CA「?!」

★「沖縄の天気は?」

CA「晴れ、18℃です。」


しばらく、日本列島上空は雲が多かったが、



奄美大島上空を通過すると
次第に晴天域が拡がり始め、



沖縄本島上空では、
太陽に美しく照らされた海面に
陸地がくっきりその輪郭を見せる。




  

16:10那覇空港着。
飛行機を降り立ちタクシーで10分。

見上げると、民間航空機、軍用機が
ひっきりなしに着陸している。

  

機影を見ながら島を右周りに歩き始めると、
三脚を立て日食を狙っている人、1人。

更に進むと、
砂浜が拡がり、海の正面に、西に傾く
太陽がその光芒を海面に長く落とす光景!

WOW

そこには既に、
日テレ、地元報道関係者、県立沖縄高校、アマ天家、夕焼け散歩している人、犬。

 

日テレ中継車両を過ぎ、ビーチ奥に進み、
三脚2本設置。


【日食海岸

日食メガネで観ると、太陽が欠け始めている。



カメラにX2TELEPLUS、ND400を2枚重ね。
ビデオにX1.7のコンバーター、アルミホイルみたいな日食フィルター装着。

 

今回の日食は部分日食であったが
西に傾き、日没時が最大食となるため、
太陽減光に様々な工夫が必要であった。

2枚重ね、
太陽が海面を長く照らす光景は
太陽と海面の光芒との光量バランスが大きく、
太陽が露出オーバーになる。

太陽が傾くにつれ、
太陽の光量が減少し、海面の光芒と
一緒にラブリーショットが撮れた。



フィルター2枚を1枚にし、
日没時、最大食時はフィルターいらず。

  



日没直後、歓声・拍手が上がるかと思いきや、上がらず。
・・・・・
心の中で拍手喝采する。

機材撤収した後、徒歩で島を脱出。
他の人達は、あたりまえの様に
車で帰る。

沖縄は車社会であった。
島を出たら、道路標識に
「那覇空港4km」とある。
時刻は18時50分。
ANA136便は20:00発。

航空自衛隊ゲート付近で
運良く、タクシーひろえた!

そば、カツどん、ビールで祝杯をあげ
136便に搭乗し、直帰!

  




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