[宿題]桜(花見とか)について

年の節目、春

　桜の季節になると、卒業から入学、進学、入社など人生の節目の記憶と結びつけて、私たちは、その桜に対して特別な感情がそれぞれにあると思う。
　
　しかし、私はそういった行事には、比較的淡泊な生き方をしていたせいか、ここ数年間は桜になんら関心を持たず生きてきた気がする。特に大学生の後半は毎日アルバイトにでかけ、疲れたと何もせずに寝る毎日。ましては花見なんて行く習慣などなく、生涯に何度か行った気がするが、最後はいつ行ったのかでさえ覚えていない。そう考えたら季節の節々にある行事だって特に意識した覚えがない、振り返ると、随分ずさんな生活。

　そんな、私は桜の開花というものに感じることは「焦り」というもの、そこから連想できることは「未来への不安」。一向に進歩しない、いい仕事もできない、嫌な性格もそのまま、いいのだろうか？毎年のように悩み続ける、もちろん良い訳がない。今に始まった話ではないだけに根は深い。

　「余裕が足りない」、そう指摘されることがしばしばある。行事を楽しむことも余裕の一つなのかな？そう考えたら今年からくらいは、花見にでかけようかなと思った。