A県a市の公園巡り

写真初心者の草写真です。
近所の公園を中心に散歩がてらの
写真を撮っています。

第21回)新段留公園

2009年04月19日 | 市北西域の公園
草写真(以下”草”) :遊歩道を歩いています。公園巡りの第21回目です。

宿酔い(以下”宿”) :よし、次はどこだ?。

草 :遊歩道に乗っていきますと、次は、「新段留公園」に着きます。

宿 :バスツアーみたいだな。

草 :そうですね。それがいけないとは思いませんが、
   整備された道に乗っかっていけばいいというのは、
   少し拍子抜けな感じがします、



宿 :なんというか、道中が弛緩している雰囲気だよな。

草 :まあ、今回は、それも含めて楽しもうと思います。
   それに、この遊歩道も単に舗道と花壇というわけでも
   無いみたいですよ!。見てください。



宿 :ほう、カブトムシだな。





宿 :チョウに、トンボだな。この、素材は金属板のようだが…。

草 :そうですね、金属板を切って、曲げたり、接いだりして、
    昆虫を形つくっています。



宿 :バッタだ。すごいな、これは力作だ。

草 :あっちにも、ありますよ。





宿 :カタツムリに、テントウムシ。か、ううむ、上質のペーパークラフトのようだな。

草 :なるほど、素材の違いはあれど、加工の仕方は似ているかもしれませんね。

宿 :なんというか、元の昆虫の姿を、簡素に表現しているが、過剰に簡略・省略
   はしていないという感じだ。
   金属と塗装の質感も、特に甲虫のキチン質外殻の表現にはぴったりだな。

草 :ハチもいます。



宿 :すごいな、この簡素化の妙、見る楽しさ…。
   こんなものがタダで見られるとはな…。
   こりゃ、この遊歩道は歩かなきゃいけないぜ。


草 :全くです。前回宿酔いさんが言ったように、遊歩道を含めて公園施設が
   成立してますよね!。
   さて、遊歩道の結節点、公園に着きましたよ!。



草 :「新段留公園」です。

宿 :あれ、ウサギ?。

草 :ウサギですね。車止めにも、ウサギがデザインされています。



宿 :リスじゃ無いんだな?。

草 :無いんですね。

宿 :”ウサギコース”は、無かったよな。

草 :無かったですね。

宿 :ふーん…。

草 :中に入ってみましょう。



草 :公園の中を、今まで歩いてきた遊歩道が縦断するレイアウトですね。

宿 :遊歩道の両脇に、公園が広がっている感じだ。

草 :公園内の遊歩道には、ウサギをモチーフにしたタイル画が描かれて
   いますよ!。ひとつは、ウサギの餅つきです。

宿 :うむ、月のウサギだな。右上に月があるような気もするが…。

草 :そして、もうひとつ、ウサギとカメです。



宿 :ちょっと待て、ウサギとカメのウサギってのは、悪役じゃないにしろ、
   失敗役、道化役だよな?。

草 :まあ、そうですね。

宿 :ウサギをメインに据えた公園には、相応しくない気がするんだが。


草 :確かに…。でも。ウサギが活躍する話って、他にあります?。

宿 :…思いつかんな。
   
草 :鳥獣戯画とか…。

宿 :あれってどういうストーリーなんだ?。

草 :因幡の白ウサギとか…。

宿 :それはどっちかというと、失敗役だな。

草 :ああ、そうですねえ。ウサギっていうのは、”ずる賢い”イメージ
   なんですかね?。

宿 :どうだろうな?。ウサギが旅人をもてなす為に、自ら火に飛び込んで、
   その肉を供するなんて話もあるし、”献身的”というイメージもあるよな。


草 :”狡猾”と”献身”、正反対ですね。

宿 :ところでさ…。

草 :はい?。

宿 :このタイル画のウサギ、勝ちそうじゃないか(笑)?。



草 :そ、そうですねえ(笑)。あとコーナーみっつでゴールですが、表情にも
    余裕がありますし、なんといっても残りがわずかですからねえ。

宿 :ウサギの体長からしたら、10mも残ってないもんな、
   これは勝つぜ。
   
草 :寝ませんかね、ウサギ。

宿 :これでいきなりウサギが眠るとしたら、ナルコレプシーみたいな病気か、
   カメが一服盛ったかだよ。
   どっちにしろ、フェアな競争ができる状態じゃないぞ。


草 :これは、ウサギの汚名を晴らすために、安城市内の”ウサギ派”によって
   描かれたメッセージかもしれませんね…。

宿 :なんだよ”ウサギ派”って…。

草 :さあ、ウサギの後を追って、次の公園に向かいましょう!。



宿 :まあ、アリスってガラじゃあないがな。


公園巡りData:NO.21
名  称:新段留公園(しんだんどめこうえん)
分  類:街区公園
所在地:愛知県 安城市 篠目町4丁目16番
面  積:0.16ヘクタール
設備等:トイレ・水道・複合遊具(2基)・砂場・ブランコ。
     駐車場無し。
供用開始:昭和54年10月13日
(引用元:安城市 都市整備部 公園緑地課資料)


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