草写真(以下”草”) :遊歩道を歩いています。公園巡りの第21回目です。
宿酔い(以下”宿”) :よし、次はどこだ?。
草 :遊歩道に乗っていきますと、次は、「新段留公園」に着きます。
宿 :バスツアーみたいだな。
草 :そうですね。それがいけないとは思いませんが、
整備された道に乗っかっていけばいいというのは、
少し拍子抜けな感じがします、
宿 :なんというか、道中が弛緩している雰囲気だよな。
草 :まあ、今回は、それも含めて楽しもうと思います。
それに、この遊歩道も単に舗道と花壇というわけでも
無いみたいですよ!。見てください。
宿 :ほう、カブトムシだな。
宿 :チョウに、トンボだな。この、素材は金属板のようだが…。
草 :そうですね、金属板を切って、曲げたり、接いだりして、
昆虫を形つくっています。
宿 :バッタだ。すごいな、これは力作だ。
草 :あっちにも、ありますよ。
宿 :カタツムリに、テントウムシ。か、ううむ、上質のペーパークラフトのようだな。
草 :なるほど、素材の違いはあれど、加工の仕方は似ているかもしれませんね。
宿 :なんというか、元の昆虫の姿を、簡素に表現しているが、過剰に簡略・省略
はしていないという感じだ。
金属と塗装の質感も、特に甲虫のキチン質外殻の表現にはぴったりだな。
草 :ハチもいます。
宿 :すごいな、この簡素化の妙、見る楽しさ…。
こんなものがタダで見られるとはな…。
こりゃ、この遊歩道は歩かなきゃいけないぜ。
草 :全くです。前回宿酔いさんが言ったように、遊歩道を含めて公園施設が
成立してますよね!。
さて、遊歩道の結節点、公園に着きましたよ!。
草 :「新段留公園」です。
宿 :あれ、ウサギ?。
草 :ウサギですね。車止めにも、ウサギがデザインされています。
宿 :リスじゃ無いんだな?。
草 :無いんですね。
宿 :”ウサギコース”は、無かったよな。
草 :無かったですね。
宿 :ふーん…。
草 :中に入ってみましょう。
草 :公園の中を、今まで歩いてきた遊歩道が縦断するレイアウトですね。
宿 :遊歩道の両脇に、公園が広がっている感じだ。
草 :公園内の遊歩道には、ウサギをモチーフにしたタイル画が描かれて
いますよ!。ひとつは、ウサギの餅つきです。
宿 :うむ、月のウサギだな。右上に月があるような気もするが…。
草 :そして、もうひとつ、ウサギとカメです。
宿 :ちょっと待て、ウサギとカメのウサギってのは、悪役じゃないにしろ、
失敗役、道化役だよな?。
草 :まあ、そうですね。
宿 :ウサギをメインに据えた公園には、相応しくない気がするんだが。
草 :確かに…。でも。ウサギが活躍する話って、他にあります?。
宿 :…思いつかんな。
草 :鳥獣戯画とか…。
宿 :あれってどういうストーリーなんだ?。
草 :因幡の白ウサギとか…。
宿 :それはどっちかというと、失敗役だな。
草 :ああ、そうですねえ。ウサギっていうのは、”ずる賢い”イメージ
なんですかね?。
宿 :どうだろうな?。ウサギが旅人をもてなす為に、自ら火に飛び込んで、
その肉を供するなんて話もあるし、”献身的”というイメージもあるよな。
草 :”狡猾”と”献身”、正反対ですね。
宿 :ところでさ…。
草 :はい?。
宿 :このタイル画のウサギ、勝ちそうじゃないか(笑)?。
草 :そ、そうですねえ(笑)。あとコーナーみっつでゴールですが、表情にも
余裕がありますし、なんといっても残りがわずかですからねえ。
宿 :ウサギの体長からしたら、10mも残ってないもんな、
これは勝つぜ。
草 :寝ませんかね、ウサギ。
宿 :これでいきなりウサギが眠るとしたら、ナルコレプシーみたいな病気か、
カメが一服盛ったかだよ。
どっちにしろ、フェアな競争ができる状態じゃないぞ。
草 :これは、ウサギの汚名を晴らすために、安城市内の”ウサギ派”によって
描かれたメッセージかもしれませんね…。
宿 :なんだよ”ウサギ派”って…。
草 :さあ、ウサギの後を追って、次の公園に向かいましょう!。
宿 :まあ、アリスってガラじゃあないがな。
公園巡りData:NO.21
名 称:新段留公園(しんだんどめこうえん)
分 類:街区公園
所在地:愛知県 安城市 篠目町4丁目16番
面 積:0.16ヘクタール
設備等:トイレ・水道・複合遊具(2基)・砂場・ブランコ。
駐車場無し。
供用開始:昭和54年10月13日
(引用元:安城市 都市整備部 公園緑地課資料)
宿酔い(以下”宿”) :よし、次はどこだ?。
草 :遊歩道に乗っていきますと、次は、「新段留公園」に着きます。
宿 :バスツアーみたいだな。
草 :そうですね。それがいけないとは思いませんが、
整備された道に乗っかっていけばいいというのは、
少し拍子抜けな感じがします、
宿 :なんというか、道中が弛緩している雰囲気だよな。
草 :まあ、今回は、それも含めて楽しもうと思います。
それに、この遊歩道も単に舗道と花壇というわけでも
無いみたいですよ!。見てください。
宿 :ほう、カブトムシだな。
宿 :チョウに、トンボだな。この、素材は金属板のようだが…。
草 :そうですね、金属板を切って、曲げたり、接いだりして、
昆虫を形つくっています。
宿 :バッタだ。すごいな、これは力作だ。
草 :あっちにも、ありますよ。
宿 :カタツムリに、テントウムシ。か、ううむ、上質のペーパークラフトのようだな。
草 :なるほど、素材の違いはあれど、加工の仕方は似ているかもしれませんね。
宿 :なんというか、元の昆虫の姿を、簡素に表現しているが、過剰に簡略・省略
はしていないという感じだ。
金属と塗装の質感も、特に甲虫のキチン質外殻の表現にはぴったりだな。
草 :ハチもいます。
宿 :すごいな、この簡素化の妙、見る楽しさ…。
こんなものがタダで見られるとはな…。
こりゃ、この遊歩道は歩かなきゃいけないぜ。
草 :全くです。前回宿酔いさんが言ったように、遊歩道を含めて公園施設が
成立してますよね!。
さて、遊歩道の結節点、公園に着きましたよ!。
草 :「新段留公園」です。
宿 :あれ、ウサギ?。
草 :ウサギですね。車止めにも、ウサギがデザインされています。
宿 :リスじゃ無いんだな?。
草 :無いんですね。
宿 :”ウサギコース”は、無かったよな。
草 :無かったですね。
宿 :ふーん…。
草 :中に入ってみましょう。
草 :公園の中を、今まで歩いてきた遊歩道が縦断するレイアウトですね。
宿 :遊歩道の両脇に、公園が広がっている感じだ。
草 :公園内の遊歩道には、ウサギをモチーフにしたタイル画が描かれて
いますよ!。ひとつは、ウサギの餅つきです。
宿 :うむ、月のウサギだな。右上に月があるような気もするが…。
草 :そして、もうひとつ、ウサギとカメです。
宿 :ちょっと待て、ウサギとカメのウサギってのは、悪役じゃないにしろ、
失敗役、道化役だよな?。
草 :まあ、そうですね。
宿 :ウサギをメインに据えた公園には、相応しくない気がするんだが。
草 :確かに…。でも。ウサギが活躍する話って、他にあります?。
宿 :…思いつかんな。
草 :鳥獣戯画とか…。
宿 :あれってどういうストーリーなんだ?。
草 :因幡の白ウサギとか…。
宿 :それはどっちかというと、失敗役だな。
草 :ああ、そうですねえ。ウサギっていうのは、”ずる賢い”イメージ
なんですかね?。
宿 :どうだろうな?。ウサギが旅人をもてなす為に、自ら火に飛び込んで、
その肉を供するなんて話もあるし、”献身的”というイメージもあるよな。
草 :”狡猾”と”献身”、正反対ですね。
宿 :ところでさ…。
草 :はい?。
宿 :このタイル画のウサギ、勝ちそうじゃないか(笑)?。
草 :そ、そうですねえ(笑)。あとコーナーみっつでゴールですが、表情にも
余裕がありますし、なんといっても残りがわずかですからねえ。
宿 :ウサギの体長からしたら、10mも残ってないもんな、
これは勝つぜ。
草 :寝ませんかね、ウサギ。
宿 :これでいきなりウサギが眠るとしたら、ナルコレプシーみたいな病気か、
カメが一服盛ったかだよ。
どっちにしろ、フェアな競争ができる状態じゃないぞ。
草 :これは、ウサギの汚名を晴らすために、安城市内の”ウサギ派”によって
描かれたメッセージかもしれませんね…。
宿 :なんだよ”ウサギ派”って…。
草 :さあ、ウサギの後を追って、次の公園に向かいましょう!。
宿 :まあ、アリスってガラじゃあないがな。
公園巡りData:NO.21
名 称:新段留公園(しんだんどめこうえん)
分 類:街区公園
所在地:愛知県 安城市 篠目町4丁目16番
面 積:0.16ヘクタール
設備等:トイレ・水道・複合遊具(2基)・砂場・ブランコ。
駐車場無し。
供用開始:昭和54年10月13日
(引用元:安城市 都市整備部 公園緑地課資料)