草写真（以下”草”） ：前回に引き続いて、東栄町を歩いています。
公園巡りの第35回です。
宿酔い（以下”宿”） ：しっかし、蒸し暑いなあ、飲まなきゃやってらんないぜ。
草 ：おや、飲んでますね。いつのまに。
宿 ：おお、ちょっと、そこのコンビニで、チューハイを買ってきたぜ。
500ミリリットルで201円だとよ、安くなったよな、このての酒は。
草 ：ああ、あそこの、ミニストップ安城東栄町店ですか。
宿 ：うむ、ところで、公園を通り過ぎてる様だが、良いのか？。
草 ：「東栄公園」は、一旦やり過ごします（笑）。
せっかく東栄町に来たので、旧東海道沿いの、路地を歩きたいと思います。
宿 ：そうか、ああ、しかし、暑いなあ…。
早く酔っ払っちまわねえと…。
草 ：梅雨どきですからねえ、確かにすっきりしない暑さですが…。
こんなのは、どうです？。
宿 ：おお、流水にアジサイか、涼しげだな。
まあ、梅雨どきの取柄は、このアジサイくらいか…。
草 ：さて、東栄町路地巡りといきましょうか…。
草 ：生垣や板塀が、狭い路地を演出してますよね。
宿 ：うーむ、住宅がでかい平屋が多くて、存在感があるな。
草 ：そうですねえ、新田町もそうでしたが、古い住宅がしっかり残っていると、
良い路地も残っていますねえ。
草 ：道沿いに生垣があったりして…。
宿 ：こういうのは、昔の田んぼのあぜ道のまま、道が残ってるんだろうな。
草 ：そうなんですかね？。
宿 ：だと、思うがな。これだけ曲がった道を残す理由もないだろうしな…。
草 ：路地というのは、この先が見えない曲がり具合が良いんですよね。
この辺の生垣には、アジサイも咲いていますよ。
宿 ：ふむ、アジサイ、か。
そうだな…。
宿 ：ま、雨は降っていないが、イメージで…。
草 ： あまやどり 憂（うれ）う 形（なり）して 咲くあじさい
ですね。憂えているのは、詠み人でしょうか、アジサイでしょうか？。
宿 ：む？。俺は詠み人のつもりだったんだが、そうか、アジサイが憂うふりを
しているという見方もできるか…。難しいもんだな。
草 ：今本町に入りまして…。そろそろ、「東栄公園」方面へ戻ります。
草 ：崇福寺さんの前の路地です。竹が涼しげですね。
宿 ：そうだな、一息入れてくか。ふう…。
草 ：それが最後の一本ですね（笑）。ゆっくり行きましょう。
うん、やっぱり、この辺りは路地が良いですねえ。
季節の度に訪れたい場所ですね！。
宿 ：これは…？。
草 ：題して、「あまりにも斜めな電柱」です。
路地が狭くて、修理ができないんでしょうか！？。
宿 ：ど、どうだろうな…。
草 ：公園に着きました。
草 ：「東栄公園」です。
宿 ：なかなか、スカッとした写真だな。
実際は蒸し暑いんだが…。
草 ：不要な情報は伝えないのも、写真の技術です！。
宿 ：そ、そうか…。
草 ：広いグラウンドを中心として、遊具と遊歩道とを備えた公園ですね。
宿 ：前回の公園と似てるな。
草 ：そうですね、「高根公園」を、スケールアップさせたというのが、
ピッタリかもしれません。
施設的な違いでは、駐車場があることが最も大きいですかね…。
草 ：これはまあ、さすがに近隣公園かなあという感じですね。
宿 ：関係あるのか？。
草 ：ある。と、思いますけれど…。
えー、「都市公園法」では、近隣公園というのは…、
◎近隣（半径500m程度）に居住する者が容易に利用することが
できるように配置し、敷地面積は2ヘクタールを標準として定める。
と、いうことですから、この、半径500m程度に居住する人たちが、
用意に利用できるという部分を具現化しているのが…、
宿 ：駐車場、って訳か。
草 ：と、思います。現に、安城市の近隣公園では、一箇所を除いて、
駐車場が設置されています。より広域が対象の「地区公園」では、
全ての公園が駐車場付きです。
宿 ：なるほど、皆が歩きニストというわけではないからな。
まあ、車を使うと簡単には飲めないからなあ、歩きも良いもんだが…。
草 ：さしずめ、”千鳥ニスト” ですね！。
宿 ：ま、なんとでも言ってくれよ（笑）。
公園巡りData：NO.35
名 称：東栄公園（とうえいこうえん）
分 類：近隣公園
所在地：愛知県 安城市 東栄町 野池1番6
面 積：1.10ヘクタール
設備等：トイレ・水道・砂場・ブランコ・すべり台・鉄棒。
駐車場有り。
供用開始：平成8年3月28日
（引用元：安城市 都市整備部 公園緑地課資料）
