A県a市の公園巡り

写真初心者の草写真です。
近所の公園を中心に散歩がてらの
写真を撮っています。

第4回)柿田公園

2009年03月05日 | 市北西域の公園
草写真(以下”草”) :公園巡りの第4回は、東栄町柿田公園に来ています。

宿酔い(以下”宿”) :でかい公園だな。



草 :そうですね、安城市の公式資料によると、柿田公園は「地区公園」
   に分類されていますね。

宿 :ああそれ、市の資料にある分類って、どういう意味なんだ?。
   運動公園や歴史公園なんてのは、まあ、なんとなく分かるがな。


草 :まあ、私も詳しいわけじゃないですけど、簡単には調べてます。
       まず、私たちが訪ねているような、いわゆる”公園”を管理する
   法律に、「都市公園法」というのがあります。

宿 :法律が出てきたか。

草 :まあ、まあ、簡単に。で、その法律の中に、どの程度の範囲の居住者を
   対象に設置する公園かによって、面積その他の取り決めがあるようなんです。
   例えば…、
   
   「街区公園」…街区内(半径250m程度)に居住する者が容易に利用することが
            できるように配置し、敷地面積は0.25ヘクタールを
            標準として定める。
   「近隣公園」…近隣(半径500m程度)に居住する者が容易に利用することが
            できるように配置し、敷地面積は2ヘクタールを
            標準として定める。
   「地区公園」…徒歩圏域内(半径1km程度)に居住する者が容易に利用する
                          ことができるように配置し、敷地面積は4ヘクタールを標準
                          として定める。

      と、こんな感じです。

宿 :距離と面積の目安だけみたいだな。

草 :そうなんですよね。もう少し細かなことも定められてると思うんですけど、
   なかなか難しくて…。

宿 :で、ここは「地区公園」て訳だ。

草 :そうです。ちなみに、第3回までの公園は全て、「街区公園」です。
   それでは、公園の中に入ってみましょう。



草 :公園の約半分くらいは、グラウンドと水を引き込んだ親水区域になっています。

宿 :本格的なグラウンドだな。野球でもサッカーでもできそうだ。
   2mくらい低くなっているのは、遊水池だからだな。


草 :そうです。公園のこの部分は、大雨などの際に水を貯える、防災・減災設備
   の機能をもっています。
   公園の西側を流れる猿渡川へ通じる水門もありますよ。



宿 :大雨のときには水没するんだな。

草 :まあ、どの公園も災害時の避難場所になってたりしますから、そいういう、
   都市計画の中に公園もあるってことでしょう。
   それより、この親水区域は良いですね。人口の川みたくなっています。
   水場があると見た目に変化があって楽しいし、水の音は落着きますねえ。



宿 :橋もかかってるし、流れに曲線や段差で変化もつけられているな。
   外部から水を引いているみたいだから、水没するときはこの川
   の氾濫から始まる訳か…。


草 :よくそういう想像できますね。

宿 :いや、順番でいけばそうだろうな、と…。

草 :私、ちょっとあの段差のある流れの所でやってみたいことがあるんで、
   行ってきますね。

宿 :うん?。

草 :まずは、速いシャッタースピードで、水の流れを止めたような写真を
   試してみます。



宿 :おお、確かに水滴の形が分かるな。

草 :で、次は、シャッタースピードを遅くして、水の流れる感じを出す写真を
   試します。



宿 :うむ。こんどは水が連なって、糸みたいに流れる感じだな。

草 :へっへえー。こんな感じで、写真で”動感”を表現することができるんですよ!。

宿 :なるほどねえ、そんなでかいカメラが必要なのかしらと思ってたけど、
   状況によっては、こんな風に遊べるわけだ。


草 :まあ、そうです。これが、状況や発想に応じてできるようになれば、
   写真でいろいろ表現できるようになるんですよ!。きっと、多分…。

宿 :尻すぼみだな。

草 :うーん。シャッタースピードを変えて、動感を出すっていう理屈は分かるんです
   けど、動感だそう!。って思いつくことがあんまり無いんですよねえ。
   発想が貧困なのかな、私。

宿 :今は思いついたじゃないか。

草 :まあ、カメラの入門書も川で撮ったこんな写真を載せてましたので、それで。

宿 :じゃ、慣れなんじゃないか?。場数というか。

草 :そうなんですかねえ。あ、鳥だ。



草 :ムクドリですね。

宿 :鳥を撮るのは悩まないんだな。

草 :まあ、考えてると間に合わないですからね。
   あ、あそこにも。



草 :へへっ。こんどはメジロです。春らしくていいですねえ。
   水場があると、鳥も多いですねえ。いやあ、水場いいなあ、
   いい公園だなあ。上にいってみましょうか!。


宿 :考えなくなったら、勢いづいてきたな。



草 :公園の地上部分は、遊具の設置された芝生の広場や遊歩道と
   なっています。あと、写真には写っていませんが、安城市北部公民館
   が隣接しています。駐車場なんかは共有されていますね。

宿 :便利だな。

草 :さすがに地区公園だけあって、他の施設と複合されることによって
   利便性を増していますね。公民館では各種手続きが出来る他、
   習い事や地区のイベントもあり、図書室もありますから、地区の
   文化の中枢といった感じになりますよね。

宿 :こっちにも水があるぞ。



草 :本当ですね。やっぱり水があると落着きます。
   遊歩道には、風力発電とセットになった街灯があります。



宿 :太陽光発電もセットだな。夜はこの電気で街灯が灯るって訳だ。

草 :芝生の広場全体にゆるやかな起伏をもたせてあって、適当に
   見通しをさえぎるところに、水場や遊歩道を組み合わせてあるので、
   ゆったりした開放感があって、広い公園がより広く感じられます。
   この感じは、街区公園には無いものかもしれませんね!。
   明るく、広く、近代的な良公園です!!。

宿 :べた褒めだな。

草 :いやあ、水場が好きなんですかね、私。
   水場好きにはオススメですね!。
       さあ、次の公園に行きましょう!。



公園巡りData:NO.4
名  称:柿田公園(かきたこうえん)
分  類:地区公園
所在地:愛知県 安城市 里町 山崎19番
面  積:3.48ヘクタール
設備等:トイレ・水道・複合遊具・駐車場有り。
供用開始:平成10年4月27日
(引用元:安城市 都市整備部 公園緑地課資料)


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