A県a市の公園巡り

写真初心者の草写真です。
近所の公園を中心に散歩がてらの
写真を撮っています。

第3回)仲畔公園

2009年03月03日 | 市北西域の公園

草写真(以下”草”) :さあ、三ツ星公園を後にして、次なる公園に
              向かいますよ。
              東へ向かい、市内外で有名な創業80年という
               うなぎ屋
「かねぶん」さんを過ぎて、県道12号線 
              (豊田一色線)を横断します。

宿酔い(以下”宿”) :ああ、あのうなぎ屋ね。

草 :知ってるんですか?。

宿 :そりゃ、知ってるさ。有名だもんな。

草 :そうですよねえ、時分どきに通りかかると、
       行列できてますもんね。
   宿酔いさんは、食べたことあります?。


宿 :無いよ。でも、出前はある。

草 :??。出前持ちで、働いてたんですか?。

宿 :いや、今の前の前の職場の時にな、昼のすこぅしばかり前の
   時間だ、事務所に掛かってきた電話を、俺が取ったと思いねえ。


草 :はいはい。

宿 :こちとら、普段は現場に出てる身だが、たまたま取った電話だ。
   「もしもし、凸凹建築です。」とな。


草 :ええ。

宿 :そうしたら、受話器の向こうから、上品そうな御婦人が言うのさ。
    「もしもし、ああ、市役所の第723会議室だけど、お重の上、
    6つお願いしたいの。」


草 :へえ!?。
 
宿 :俺も今なら、少しは気の利いたことも言えるが、何せそのときは
    若造だ、「重って言っても、ウチには重機しか無いよ、ショベル
    かい?クレーンかい?」っと、こう言うのがやっとさ。

草 :十分言ってやってると思いますが……。

宿 :まあ、そ言ってやると向こうも気付いたみたいで、
   「あら、かねぶんさんじゃあないの?やあねえ、ごめん下さい。」
   つって、電話は切れたさ。その、かねぶんさんだろ?、ここ。
   御役所御用達ってやつだぁ!。


草 :ああもう、そんな大きな声で叫ばないで下さいよ!。
   そんなの、役所の人か、会議室を借りてた人なのか、
   分からないじゃないですか?!
   それに、役所の人だったとしても、忙しい時にうなぎでも
   とって、午後も頑張ろうって話かも知れないじゃないですか?。

宿 :でも、上だぜ?。

草 :上でも何でも、お昼ごはんくらい何食べたって、
   別に良いでしょう?。


宿 :まあな。悪かねえ。なにをそう焦ってんだ?。
   お前もしかして、グルか?


草 :なんですか?、グルって!?。いや、このブログ、基本的に市の
   公園整備事業に乗っかってるんだから、あんまり嫌味なことは
   言わないで下さいよ。まあ、見てる人もいないと思いますけど…。


宿 :ああっあ!、うなぎ喰いてえなあ!!。

草 :またそんな大声で……。困った人だなあ。
   あ、あそこ、スズメだ、



            
草 :タイミング良く、飛び立つところが撮れました。
   スズメって可愛いですよね。


宿 :なんのかんの言って、写真を撮るのは忘れないんだな。

草 :そりゃそうですよ。そのために歩いてるんですから。

宿 :そうか……。

草 :あ、あそこ、公園じゃないですかね?。
   ええと、仲…あぜ…公園、ですかね?。

宿 :”なかくて”だろ?。



草 :ああ、本当だ。畔(くて)って、読むんですねえ。

宿 :”くろ”とも読むな。畔柳さんは、”くろやなぎ”さんだ。この辺り
   では、けっこう目にする名前だけどな。


草 :どういう意味の漢字なんですかねえ?。

宿 :そりゃ、訓読みが”あぜ”なんだから、”あぜみち”とかの、
   境目というか、仕切りというか、そういう意味なんじゃないのか?。

草 :三河弁だと、”くろ”とか、”ぐろ”とかいうと、
   ”端っこ”、”隅っこ”っていう意味ですよね?。畔(あぜ)とは、
   少し意味が離れてるような気がしますね。


宿 :いや、何かの境目とか、仕切りの部分てのは、その何かの
   中心から見たら、端っこになるんじゃないのか?。

草 :ああ、確かにそうですね。なるほどお。

宿 :あと、”くて”っていうと、このあたりや、刈谷なんかの地名で、
   湫(くて)という字もあるな。これは、土地の低いところで、
   湿地なんかを意味するらしいがな。


草 :そうなんですか。畔と湫とは、何か関係があるんですかね?。

宿 :さあ、どうだろう。地形を指す部分は似てるが、よく分からんな。

草 :この公園の畔には、サクラの木が植えられていますね。

 

宿 :なかなか強引に話を公園に移したな(笑)。
   確かにサクラの木が周囲に植えられてるな。


草 :ここも、花の時期に来たらいいでしょうねえ。
   中に入ってみましょうか。




草 :遊具の配置は直線的で、他の公園によくあるような、
   グラウンドや広場のゾーンと、遊具のゾーンといったような
   敷地の使い分けは見られないですね。

宿 :そうだな。まあ、周囲は住宅地だし、敷地は広くないし、
   敷地周りにフェンスなども設置されていないから、
   グラウンド的な用途は考えられていないんだろう。
 

草 :うーん。あ、でも、宿酔いさん、気付きましたよ、私。

宿 :うん?。

草 :この、公園の中心にある複合遊具、これ、船ですよね。
   帆船の意匠ですよ!。


 

    

宿 :ああ、なるほど。言われてみれば、そうだな。こりゃ船だ。
   はっはっ!。ああ、帆も風をうけてはらんでるなあ。

草 :ええ、そして、風を受けての進行方向に、動きのある遊具
   であるターザンロープが設けてあって動きと勢いが感じられます。
   こうしてみると、公園の敷地を直線的に使った配置が、
   なんというか、しっかりと意識された、躍動感あふれる
   構成ですね!。

宿 :確かに、あまり余計な構造物を置かずに、船型遊具での
   一発勝負って感じで、潔さすら感じるな。


草 :これでサクラが咲けば、いかにも新しき船出って感じです!。
   ねえ、船酔いさん!!。


宿 :誰が船酔いだ…。



公園巡りData:NO.3
名  称:仲畔公園(なかくてこうえん)
分  類:街区公園
所在地:愛知県 安城市 今本町 4丁目3番14
面  積:0.15ヘクタール
設備等:トイレ・水道・複合遊具・砂場・ターザンロープ
     駐車場無し。
供用開始:昭和51年3月31日
(引用元:安城市 都市整備部 公園緑地課資料)


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