きょうのがんだむ（だいにき・いちにちめ）

第1話『天使再臨』

先の戦いから4年。3つの勢力に分かれていた世界は地球連邦政府を樹立し、平和がおとずれたと思われていた。
しかし実際には、新たに結成された独立治安維持部隊「アロウズ」による弾圧が行われ、いまなお人々の苦しみは絶えなかった。

沙慈・クロスロードは念願の宇宙技術者として働いていたが、反政府組織「カタロン」に所属する先輩社員の巻き添えでアロウズに捕らえられてしまう。

コロニー「プラウド」での重労働を課せられ、彼らの非道を目の当たりにする沙慈であったが、捕虜の救出に現れたカタロンの部隊によって脱出の機会を得る。

しかし迎撃に現れたアロウズの部隊－その中には、沙慈の恋人ルイス・ハレヴィもいた－のＭＳ「ＧＮ－ＸⅢ」に対してはカタロンの所有する旧型ＭＳでは歯が立たず、更にアロウズの送り込んだ対人用無人兵器オートマトンによって捕虜たちは次々と射殺される。
オートマトンによって絶体絶命の危機に立たされる沙慈の前に、銃と爆弾で応戦する一人の男が現れる。それは4年前に隣人として付き合いのあった少年、刹那・Ｆ・セイエイであった。

沙慈を助け出し、ともに脱出する為オートマトンの包囲網をかいくぐる刹那。その状況を中東での少年兵時代と重ねあわせ、４年前の戦争を経ても世界が何一つ変わっていないことに憤りを露わにする。

なんとか脱出口まで辿りついた二人だったが、沙慈は刹那のＭＳを見て驚愕する。
沙慈は知ってしまう―刹那こそ、かつてルイスから全てを奪い、また姉絹江が殺害される原因となった武装組織・ソレスタルビーイングのガンダムマイスターであった事を。

アロウズの前に現れた、満身創痍のガンダムエクシア。その姿を見たルイスは激しく動揺する。
エクシアで奮戦する刹那だったが、アロウズの最新鋭機アヘッドの前には歯が立たない。
両腕を切り落とされ窮地に陥ったそのとき、彼方から敵機体に向けて閃光が放たれる。
現れたのはティエリア・アーデの乗る新たなガンダム・セラヴィーガンダムであった。
かつての愛機ガンダムヴァーチェを上回る火力と防御力で敵部隊を圧倒するティエリア。ＧＮ－ＸⅢの攻撃をＧＮフィールドで受け止め、一刀の下に切り捨てる。状況を不利と見たアヘッドのパイロットは、応答のないルイスを連れて撤退する。

４年ぶりに仲間の下へ帰還する刹那。
だが沙慈は彼に詰め寄る。刹那から奪い取った銃を向け、ＣＢの活動によって自分の愛するものたちが数多の不幸に見舞われたことを激しく責める。

ルイスを通して状況を知り、不敵な笑みを浮かべるリボンズ・アルマーク。そして彼の下を訪れる王留美。
そしてガンダムの再臨は報道によって全世界に知らされる。

ＣＢに拘留される沙慈。怒りの収まらない彼に対し、ティエリアは救出に来た刹那に感謝するべきだと告げ、もっと世界を知るべきだと叱咤する。

刹那はエクシアに代わる新たな愛機・ダブルオーガンダムと対面する。
ダブルオーと刹那は、今度こそ世界に変革をもたらす事が出来るのか・・・

地球へと降り立った刹那は、ある人物と接触する。それは４年前の戦いで志半ばに散った戦友、ロックオン・ストラトスと瓜二つの青年。
カタロンに所属するライル・ディランディという名の彼に、刹那は自分の素性を明かし、そして彼をＣＢへと招き入れる。

新たな「ロックオン・ストラトス」として。


・とうとう刹那がガンダムマイスターだと知ってしまった沙慈なわけだが・・・
今後どう動くんだろ？

・そしてルイスは自分の目を通してリボンズと交信した・・・のか？よく分からん。
そもそもどうしてアロウズにいるのかも、そのうち語られるのでしょう。

・背中にガンダムｗｗｗあのデザイン見たら誰でも予想付くけどやっぱりそういうギミックなのかｗｗｗ

ガンダム（＝ＣＢ）が健在である事を視覚的にアピールする機能・・・とも思えなくはないけど、アニメ誌のインタビューとか見る限りではまだなにかありそうだしなあ。

・「自分が乙女座であった事を、こんなに嬉しく思ったことはない」
相変わらず訳のわからんハム。

・新ロックオンは、やっぱり双子の兄弟だったと。