今まで、森や広場、畑なんかの場面が多く登場してきましたが・・・
一応、いろんなお店も多くあるんですよ
カラオケ店です
『ママさんが、お習い事しに通ってました~』
ガソリンスタンド
『パパさんがよく使ってまーす』
ファミレスが並んでます。ちなみに右側の建物はお城ではありませんよ。昔からある農家のおうちです
『これからも新しい風景を紹介していこうと思いマス』
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お城に見える農家の家はそれ程昔に建てられた家ではありません。
ついこないだ建てられた家です。
どれほど「こないだ」かと言うとたった二十八年前です。
この家が建てられる様子を少年だったおいらは自転車で通って見学してました。
大工さんが木を組んで段々と形造っていくのを自転車にまたがったまま眺めているおいらに現場の棟梁が声をかけてきました。
棟梁「親が大工なのかい」
おいら「いや、親は大工ではありませんが学校で建築を習っていて興味があるもんですから。」
棟梁「ふーん・・・学問と現場は違うからなぁ」
おいら「こういう家を建てられる大工に成りたいので見させて下さい。」
棟梁「かまぁねぇよ」
棟梁とこんな会話をしました。
今では棟梁の言った通りだと実感しています。
大工の勉強は机の上で習うものではなく現場でならうものだという事を。図面や規矩術といった勉強は机の上でしますが、実際は木を組んで建てるのが大工ですからね。でも、現在は人々は大工に家を建ててもらわずにハウスメーカーなるものに頼んで家を「買って」います。
これでは大工、いや職人はいなくなりますね。果ては日本の文化も滅びますね。
実際おいらの親友の三人の家はハウスメーカーから買った家だもんなぁ。
ちなみにウチは中古で買ったのですが、前オーナーさんは設計士でした。
だもんで、自分で設計し知り合いの大工に頼んだ・と言っておりました。
そのお陰か年数の割りにはシッカリしていると思います
でも、ピコ犬さんにとっては28年前は『この間』なんですね
そう!おいらにとっては二十八年前だろうが三十八年前だろうが「こないだ(この間)」です。K君とT君とAッPOさんの家は純然たるハウスメーカーの家だもの。頼むから大工に家を建てさせてくれよー。
建てさせてくれよーっ!
ちなみにくろすけが住んでいるおいらの故郷に建っているおいらの実家は八十年もたっているんだぜぇーイエーッ!
オーイエ―ッ家ってイエ―ッ!
家の中でイエ―ッて言ってるんだぜ家ーっ!