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モトログ ~ある診断士の終わりなき挑戦~

常に挑戦者であることでkurogenkokuは成長を続けるとともに、人の痛みのわかる診断士を目指します。

新しい市場のつくりかた2021 ポストコロナと秩父地域の発展を商品開発から考える

2021-09-30 04:42:00 | 中小企業診断士

新自由主義からの脱却。ハードルは高いでしょうが期待します。


どうもkurogenkokuです。


一昨日の話になりますが、秩父機械電気工業会のリモートセミナーを開催しました。
ここ最近、大変お世話になっている専修大学の三宅秀道先生に「新しい市場のつくりかた2021 ポストコロナと秩父地域の発展を商品開発から考える」と題して、ご講演いただきました。


「新しい市場のつくりかた」については、2012年に発売された名著です。このブログで何度か紹介しているので、すでにお読みになられた方も多いかもしれません。

【1071冊目】新しい市場のつくりかた―明日のための「余談の多い」経営学
https://blue.ap.teacup.com/motokuni/6295.html


それを最新版にアップデート、しかもポストコロナを題材に、しかも秩父Versionで作成いただくといった、なんとも贅沢なセミナーでした。内容については、著作権の問題もあるでしょうから、あえて差し控えますが、「問題開発」というキーワードはいつの時代でもとても大事な論点だなぁと気づくことが多かったです。


講演1時間、質疑応答30分という密度の濃い時間。特に、製造業の経営者から次々に質問が上がったのがよかったです。三宅先生の著書は、ともするとBtoC視点の話が多いのですが、今回の視聴者は製造業の社長です。それをBtoBの中でディスカッションしていくのが、kurogenkokuにとっても有意義でした。

三宅先生からも「秩父の経営者の志、意気込みの高さに、驚かされました」とメールをいただきました。日頃、接している私から見ても秩父の経営者は熱いです。

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ものづくり補助金の採択結果

2021-09-29 04:51:00 | 中小企業診断士

今日は在宅ワークの日。


どうもkurogenkokuです。



【ものづくり補助金の採択結果】
https://portal.monodukuri-hojo.jp/saitaku.html

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ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金〔一般型・グローバル展開型〕の7次締切につきましては、令和3年5月13日から令和3年8月17日までの期間において公募を行ったところ、全国で5,507者からの申請がありました。
全国採択審査委員会において厳正な審査を行った結果、このうち、2,768者を採択することといたしましたので、お知らせいたします。
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単純平均で約50%の採択率です。
kurogenkokuの支援先は2件でしたが、すべて採択されていました。


事業再構築補助金がスタートしても、ものづくり補助金の応募者数は安定的に5,000件前後で推移しています。人気の高い補助金で、生産性向上設備を積極的に投資するきっかけにもなっています。是非、継続してほしいですね。

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恣意的なのか、恣意的でないのか

2021-09-28 06:07:00 | 中小企業診断士

今晩は専修大学の三宅先生にお願いしてリモートセミナー「新しい市場のつくりかた」をやります。
とても楽しみです。



どうもkurogenkokuです。



先日のエントリーの反響がまずまず良かったのでその続きを。


【簿外債務と偶発債務】
https://blue.ap.teacup.com/motokuni/6777.html


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上記はある会社の事例ですが、直近の試算表(手書きでしたが)を見ると、やはり損益は収支トントン。一方、役員への貸し付けが多額に計上されていることがわかりました。理由を問いただすと、貸借対照表に未記載の未払金(取引先に対する諸費用の未払い)がたくさんありました。また法人以外にも個人のカードローンがたくさんありました。
直近の融資は、役員への貸し付けを経由して、これらの返済に充てられていたわけです。つまり、健全そうに見えた企業ですが、過去のビジネスから構造的な問題を抱えていたことがわかりました。
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さてこのケースにおいて、もうひとつのポイントは、この誤りが恣意的であったかということ。
経営者との対話を深めているうちに、経営者は決算書の内容をほとんで理解できていないことがわかりました。本人に意図的な負債隠しをしている認識はありませんでした。


納品書、請求書、領収書の管理ができていないので、どこの仕入先等にどれだけの債務があるのかつかめていない。つまり、買掛金等の負債残高が貸借対照表に反映されていない。現金等の合わない部分を役員借入金で調整する。この繰り返しで簿外債務が増えていきました。
現金管理ができていないから、お金が足りなくなると個人のカードローンに頼る。そのカードローンの借入残高や返済条件もつかめていない。


簿外債務を特定するために、いろいろな情報を出していただきましたが、「なぜ個人のカードローンのことまで話さなければならないんですか」と最初は納得のいかない様子でした。

「だってカードローンの支払いがあると、会社から現金を持ち出さなければならないでしょ?」


このようなやり取りを繰り返してきましたが、経営改善支援の前段として、この「どんぶり勘定」を何とかしなければいけません。

「これって顧問税理士の仕事だろ」なんて思いながらも、緊急的には私が関与するしかなさそうです・・・。

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秩父商工会議所から写真コンテストの案内をいただきました

2021-09-27 06:06:00 | 写真部

スケジュールの詰まりまくった一週間の始まり。


どうもkurogenkokuです。



表題の件について、昨日、SNSでも広報しましたが、秩父にお住まいの方の中にはこちらのブログを読んでいる方も多いので、並行して広報させていただきます。


秩父商工会議所では、写真コンテスト「感動の瞬間inちちぶ」と題し、様々な秩父の魅力を集めた写真を募集しております。

【感動の瞬間inちちぶ】
http://www.chichibu-cci.or.jp/category.php?id=115




このタイミングでのご案内なので、締切が9/30(消印有効)と迫っていて申し訳ないのですが、秩父地域内で2年以内に撮影されたもので、未発表のものであれば応募可能です。


さて、このタイミングでkurogenkokuに広報依頼がきた理由を考えてみてください。今回はコロナの影響?で例年より申し込みが少ないという噂が。


商品券や宿泊券などの景品も充実してますし、本当にチャンスだと思います。
我こそはと思う方は、どしどし申し込んでください。


私も朝ラン中にスマホで撮影した写真があるので応募してみようかな。申込人名で落とされる可能性があるので、ヨメ様の名前で出してみるとか(笑)





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「情報の信憑性」や「情報の信頼度」が低い?

2021-09-26 12:52:00 | 中小企業診断士

チビクロのピアノの上達速度が速い・・・。


どうもkurogenkokuです。


ここのところ、テレビ・新聞各社から自民党総裁選に関して、各候補者の得票の予想が発表されています。kurogenkokuは自民党員ではない(というより政治的中立でなければならない立場)ので、誰に投票してほしいとかはもちろん差し控えますが、マスコミ各社が発表する情報と、インターネットの「口コミ」は随分かい離しているなぁと思ったりしています。


今回、自民党の総裁を決めるのは「党員・党友」であって、一般の国民ではありません。ですから「党員・党友」を除く世論調査の結果はあまり意味がないと思いますし、そもそもインターネットの「口コミ」も「党員・党友」の方が書いているわけでもないと思いますので、割り引いて判断しなければなりません。


そのような中、マスコミのいくつかが「党員・党友」を対象とした世論調査を実施したとしています。ただこの調査は相当難易度が高いと思っています。1000人のサンプルを取るには、すさまじい努力?が必要だからです。

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■党員・党友を対象にした調査
・自民党の党員・党友は約100万人
・これは日本の人口の120分の1
・つまり無作為に電話をかけた場合、党員・党友に当たる確率は120分の1
・仮に半分の方が電話に出ないとする
・1000人のサンプルを取るためには、24万回の電話が必要
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調査した会社が、党員・党友名簿を持っていれば話は別ですが、仮に上記の仮説が現実に近い状況と想定すると、24万回の電話って何人のスタッフで調査しているのでしょうかね。もちろんきちんとやっていると思いますが、ちょっと関心があります。


実は、最近のニュースを見ていると、どこからどこまでが真実なのか判断がつかなくなっています。メディアが発信する「情報の信憑性」や「情報の信頼度」が低いのです。

候補者に対し、公平な発言機会も与えなければなりませんね。だから余計にそう感じてしまうのだと思います。記者クラブで「外務大臣経験者に質問します」とかいって、特定候補者のみに回答を認めるような質問は絶対NGだと思います(ぼそっ


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