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モトログ ~ある診断士の終わりなき挑戦~

常に挑戦者であることでkurogenkokuは成長を続けるとともに、人の痛みのわかる診断士を目指します。

FSP宣言

2005-06-28 04:55:28 | 独りFSP
おはようございます。
kurogenkoku@4時50分起床です。

FSP宣言します。

【本日の学習】
企業経営理論更新
ロジカルシンキングトレーニング
ロジックで解く財務

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企業経営理論(マネジメント理論 part3)

2005-06-27 06:43:18 | Web研修
今回は【人間関係論】について取り上げます。

【人間関係論】
科学的管理法が労働者を機械として取り扱っていたことを問題視し、労働者の人間性に注目した「人間関係論」が登場しました。

(ホーソン実験)
ウェスターン・エレクトリック社のホーソン工場において実験が開始されました。
①初期の実験(1924年から1927年まで)
照明と作業能率との関連を調査したが両者の間には有意な関係を見出せなかった
②ホーソン実験(1927年から1932年まで)
工場で温度、環境、騒音などの作業条件を変化させ、作業する職人たちの能率に与える影響を調べた
  ↓
ほとんど作業能率に影響がなかった
  ↓
作業環境そのものよりも、人間の意欲や人間関係が能率に大きく影響することを発見した


(メイヨーとレスリスバーガー)
上記のホーソン実験からメイヨーとレスリスバーガーは、人間としての欲求を満たす「社会的技能」が欠落していることを指摘し、産業発展のためには「人間関係を重視した施策」を講じることが重要だと説きました。
①社会人モデル
人間の行動は、ある人の考え方や行動はその人物が属している組織の他の人々との相互関係によって決まってくるという人間観です。
科学的管理法の経済人モデル(合理性のみを追求)とは区別されます。

②フォーマル組織とインフォーマル組織
メイヨーとレスリスバーガーは管理において、インフォーマル組織の必要性を指摘しました。
・フォーマル組織(公式組織)
企業の諸目的を達成するために意識的に形成された組織
・インフォーマル組織(非公式組織)
職場内で個人的な接触などによって自然発生的に形成される小集団のこと


(人間関係論の影響と評価)
人間関係論は、提案制度や社内コミュニケーションの推進を通じて従業員の人間的側面を重視した点で評価されました
しかしながら生産工程全般の変革を推進する理論とはならず仕事そのものにやりがいがなければ効率性が高まらないという点で限界がありました。



次回から【モチベーション理論】に入ります。

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FSP宣言

2005-06-27 04:57:03 | 独りFSP
おはようございます。
kurogenkoku@4時50分起床です。

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今月の『企業診断』

2005-06-26 22:30:46 | 中小企業診断士
同友館の『企業診断』、定期購読されている方も多いと思います。
私もその一人です。
今回の7月号では「2005年版 中小企業白書」のポイントが取り上げられています。

これについてはTBC受験研究会の講師陣が担当されているようですが、かなりコンパクトに纏めてあるのでおすすめです。

1次試験のウエイトとしては「2004年版 中小企業白書」の方が高いと思いますが、「2005年版 中小企業白書」をまだお読みになっていないという方はご一読されてみてはいかがでしょうか?

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企業経営理論(マネジメント理論 part2)

2005-06-25 06:08:34 | Web研修
今回は【伝統的組織論】のうち「フォードの管理論」「ファヨールの管理過程論」について整理します。

【フォードの管理論】
フォードは、20世紀初頭においてテイラーの合理性をさらに追求した大量生産システムの基礎を築き上げました。
このシステムの特徴は「標準化」と「移動組立法」にあります。

(標準化)
作業のすべてを時間研究・動作研究により標準化し、ムダを排除しました。
このような作業の標準化により、作業のアンバランスが縮小され同期化生産が可能となりました。

(移動組立法)
仕事そのものがコンベアによって人間のいる場所へ自動的に流れてくる組立方式です。
作業速度をコンベアの速度に合わせなければならなくなるため、大量生産の基礎となりました。

(フォーディズム)
フォードの経営理念のことです。
フォードは利潤動機を否定し、それにかわって奉仕動機による経営を提唱しました。
フォードが考える奉仕動機とは「大量生産によって良質で安価な自動車を大量供給することによって社会に奉仕しすること」「高賃金によって労働者の福祉を増大すること」といえます。


【ファヨールの管理過程論】
前回、テイラーの科学的管理法の問題点の一つに「全社的管理の視点にかけていた」ことをとりあげましたが、ファヨールは組織全体の管理である「管理過程論」を提唱しました。

(6つの企業活動)
ファヨールは企業活動を6つに分類し、特に「管理的活動」が重要だとしました。
⑥の管理的活動が「予測→組織化→命令→調整→統制)で構成されていることを覚えてください。
①技術的活動(生産、製造、加工)
②商業的活動(購買、販売)
③財務的活動(資金調達と運用)
④保全的活動(財産と従業員の保護)
⑤会計的活動(財務会計、原価計算と統計など)
⑥管理的活動(予測、組織化、命令、調整、統制)


(14の管理原則)
さらにファヨールは管理機能を効果的に遂行するために14の管理原則を提唱しました。
①分業、②権限と責任、③規律、④命令の一元化、⑤指揮の一元化、⑥個人利益の全体利益への従属、⑦従業員の報酬、⑧権限の集中、⑨階層組織、⑩秩序、⑪公正、⑫従業員の安定、⑬創意、⑭従業員の団結


次回から【人間関係論】に入ります。

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