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モトログ ~ある診断士の終わりなき挑戦~

常に挑戦者であることでkurogenkokuは成長を続けるとともに、人の痛みのわかる診断士を目指します。

【390冊目】人は仕事で磨かれる

2013-03-21 05:29:00 | 読書部
kurogenkokuです。
390冊目は・・・。



人は仕事で磨かれる
丹羽宇一郎 著 文春文庫


本書は著者が中国大使に就任される前に出版されたものです。中国大使の退任時の云々かんぬんは抜きにして、随所に共感するメッセージが散りばめられています。私にとっては良書でした。


○能力とは自分で評価するものではない。他人が評価するものだ。
⇒納得。口に出さなくとも周りはしっかり見てくれるものです。

○先輩や上司の悪口を言う前に、果たして自分の実力はどうなのかを考えなくてはなりません。
⇒不満を言うのは簡単。でももし自分がその人の立場だったら何ができるのか、考えて発言することが大切かと。

○日本が長期にわたって奪われないもの、あるいは失われないもの、それは「人と技術」
⇒海外展開している社長さんと話していると、日本人の優れているところはやはりここにあると感じました。

○知の衰退はなぜ起こったのか。大きな要因のひとつが本を読まなくなったこと。(中略)知識はインターネットで仕入れる。だから知識はそれなりにあってもクリエイトする力が無い。
⇒インターネットの検索性は非常に便利である一方で、「考えること」をついつい省略してしまいます。本を読んで「自分なりの感想や意見を持つ」という地道な作業を、私もそうですが特に子供たちにはさせていかなければと感じました。


【目次】
第1部 四つの大いなる決断
 第1章 掃除屋
 第2章 新領野の開拓
 第3章 負の遺産
 第4章 経営者を引き受けるということ
第2部 決断する力を養う
 第1章 本屋さんの息子
 第2章 自分を鍛える
 第3章 コミュニケーション環境を整える
 第4章 人を育てる


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