goo blog サービス終了のお知らせ 

モトログ ~ある診断士の終わりなき挑戦~

常に挑戦者であることでkurogenkokuは成長を続けるとともに、人の痛みのわかる診断士を目指します。

異色企業家だけに聞いた 2012年大胆予測

2011-12-31 11:12:00 | 中小企業診断士

kurogenkokuです。
日経ビジネス2011.12.26号の特集「異色企業家だけに聞いた 2012年大胆予測」が面白いです。

エコノミストがテレビや新聞で主張する予測も飽きてきたし、どうせ誰が当たったか当たらないかも覚えてないし、そもそも人により言っていることが全く違うのですから。
そういった意味でこういう特集記事が何とも新鮮に感じました。

kurogenkokuが特に面白いなぁと感じたのが「岡野工業代表社員 岡野雅行氏」の話。
岡野工業といえば「痛くない注射針」などのヒット商品の開発で有名です。皆さんご存じでしょう。

その岡野語録というべきものが以下の通り。

・今、中小製造業の間で流行っているのが苦し紛れの海外進出だろ。(中略)中小企業が、顧客も職人もいない異国で簡単に商売なんかできないって。
・「円高で日本で食えないから向こうへ工場だけ移してコストを下げましょう」なんて甘い考えは通用しないと思うな。
・2012年に限らず、製造業が勝ち続ける方法は1つしかない。競争相手が出てこない製品を作ることだよ。
・だから野田総理あたりが「あの世にカネを持っていけないんだから、余裕のある高齢者はベントレーを1台ずつ買いましょう」とでも言ってその気にさせれば、消費なんてすぐに回復するはずだよ。でも今は、逆に不安を煽っちゃってるもんなぁ。


一見すると大胆にも感じられるこの話ですが、実は冷静に見つめるべき視点が多いのではないかと個人的に思いました。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 落胆⇒安堵⇒疲労MAXな連休初日 | トップ | 2011年の反省と2012年の抱負 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。

中小企業診断士」カテゴリの最新記事