年度末から来年度上半期にかけて、講演・セミナーの依頼が凄い件。昨日も3つの依頼がありました。
ただリモートが大半なので、仕事に大きな影響はなさそうですが。
どうもkurogenkokuです。
表題の件について、中小企業庁・金融庁・財務省は、コロナ資金繰り支援の見直しと収益力改善・再生・再チャレンジの促進をはかるべく「中小企業活性化パッケージ」を公表しています。
■中小企業活性化パッケージ(中小企業庁)
https://www.chusho.meti.go.jp/kinyu/2022/220304.html
■概要
https://www.chusho.meti.go.jp/kinyu/2022/220304_01.pdf
■関連施策
https://www.chusho.meti.go.jp/kinyu/2022/220304_02.pdf
その内容は大きく2つに分類されます。
Ⅰ 多様化する中小企業のニーズに対応した資金繰り支援の見直し
①年度末の資金需要への対応
・年度末の資金繰支援等の徹底を金融機関に要請
・セーフティーネット保証4号の期限延長(2022/6/1まで)
②事業継続や前向き投資に向けた来年度以降の資金需要への対応
・低利・無担保融資の継続・拡充
・伴走型支援特別保証の継続(2023/3/31まで)および拡充(限度額1億円)
・日本公庫の資本性劣後ローンの継続(2023/3/31まで)
・納税や社会保険料支払いの猶予制度の積極的活用・柔軟な運用
Ⅱ 中小企業の収益力改善・再生・再チャレンジの総合支援
全国47都道府県にある中小企業再生支援協議会を関連機関と統合し、収益力改善・事業再生・再チャレンジを一元的に支援する「中小企業活性化協議会」に改組
①収益力改善フェーズ
・認定支援機関による伴走支援の強化
・協議会による収益力改善支援の強化(特例リスケ支援からシフト)
②事業再生フェーズ
・中小機構が最大8割出資する再生ファンドの拡充
・事業再構築補助金に「回復・再生応援枠」を創設
・中小企業の事業再生等のガイドラインの策定
③再チャレンジフェーズ
・経営者の個人破産回避のルール明確化
・再チャレンジに向けた支援の強化
上記のうち、目立ったところを個人的に挙げれば、以下があげられます。
・収益力改善・事業再生・再チャレンジを一元的に支援する「中小企業活性化協議会」に改組
・中小企業の事業再生等のガイドラインの策定
・経営者の個人破産回避のルール明確化
このあたりについては、後日、もう少し掘り下げてみます。
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