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モトログ ~ある診断士の終わりなき挑戦~

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企業経営理論(組織文化・活性化 part1)

2005-07-03 19:12:57 | Web研修
今回から「組織文化と組織活性化」について整理します。
ここでは【組織風土と組織文化】【組織活性化】【組織間関係】についてとりあげます。

【組織風土と組織文化】
(組織風土)
組織風土とは「組織構成員の認知に基づく主観的な環境」といえます。
つまり組織風土は組織メンバーが知覚するときにだけ理解されます

(組織文化)
組織文化とは「組織構成員に共有化された組織の行動原理や思考様式」です。
桑田耕太郎先生の「組織論」によれば、「組織風土が、やがて組織文化となりメンバーの行動を制約するのが通常」とされています。

(組織文化のメリット)
①コミュニケーションの円滑化
②意思決定の迅速化
③企業イメージの醸成


(組織文化のデメリット)
①思考の画一化


【組織活性化】
(一体化度と無関心度)
①一体化度
サイモンは、組織構成員が目的や価値観を共有している状態を「一体化度」と呼びました。
②無関心度
バーナードは組織のメンバーにはそれぞれ「無関心圏」が存在するとし、この中にある命令には反対せずに受け入れると考えました。

(一体化度と無関心度による活性化)
上記の「一体化度と無関心度」は以下の4パターンに分けられます。
①受動的器械型 
無関心度が高く、一体化度も高い組織です。
組織の命令に忠実で、かつ組織と目的を共有しています。指示は受けますが、自ら行動はしません
②疎外労働者型
無関心度が高いが、一体化度は低い組織です。
命令には従いますが、勤労意欲は低くなります。
官僚型とも呼ばれています。。
③意思決定者型
無関心度は低いが、一体化度が高い組織です。
常に組織の立場から意識決定を行おうとします
最も活性化された状態といえます。
④非貢献者型
無関心度も、一体度も低い組織です。
命令にも従順ではないため、組織的な行動を期待できません


やや中途半端ですが、次回も【組織活性化】の続きから整理します。

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