kurogenkokuです。
298冊目は

官僚の責任
古賀茂明 著 PHP新書
本書の出版直前に事実上の退職勧告を受けた話は有名です。
優秀であるはずの官僚がなぜここまで堕落しているのか。中にいて改革を推進してきた人の話だけあって説得力があります。
既得権を守ろうという意識が強く、本来やるべき課題を解決できない(しようとしない)。
それを変えるのが政治と思うのですが、使える政治家も少ない・・・。
考えるだけで暗くなってきます。
冒頭、日本の一人当たりGDPは先進国の中でもきわめて低い水準。つまり生活水準は他国に比べて厳しい、とあります。
盲点なんですけど、ほんとそうなんだよなぁ・・・。
【目次】
第1章 「政治主導」が招いた未曾有の危機
第2章 官僚たちよ、いいかげんにしろ
第3章 官僚はなぜ堕落するのか
第4章 待ったなしの公務員制度改革
第5章 バラマキはやめ、増税ではなく成長に命を賭けよ
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