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モトログ ~ある診断士の終わりなき挑戦~

常に挑戦者であることでkurogenkokuは成長を続けるとともに、人の痛みのわかる診断士を目指します。

応用マーケティング part1

2006-01-13 07:03:02 | Web研修
今回から応用マーケティングに入ります。
ここでは【関係性マーケティング】【CRM】【サービスマーケティング】【ダイレクトマーケティング】などについてまとめていきます。


【関係性マーケティング】
関係性マーケティングとは、顧客との間に長期的な信頼関係を築き上げるために行われる「マーケティングの発想」のことです。
企業と顧客の双方向的なコミュニケーションのなかから、ウォンツが生み出されると考えています。

(関係性マーケティングの背景)
①長期取引の重要性
製品ライフサイクルの短縮化や製品の高度化が進み、さらに顧客との継続的に取引が重要視されるようになりました。

②個客対応の必要性
8対2の法則に示されているとおり2割の顧客が8割の売上を占めるといわれています。
そのため優良顧客を選別と維持のための対応が鍵となっています。


【CRM】
CRMとは「カスタマーリレーションシップマネジメント」の略です。
顧客のニーズにきめ細かく対応し、顧客満足度を高め、常連客として囲いこみをはかることが目的です。
そのためには顧客データベースの構築による管理が必要になります。

(ワン・トゥ・ワンマーケティング)
顧客個人の価値観やニーズに合わせて、異なったマーケティングアプローチを行おうする手法のことです。

(パーミッション・マーケティング)
直訳のとおり「顧客の許可を得て行なうマーケティング活動」のことで、顧客にとっては強引さを感じないため長期的な関係を築くのに有効なとされています。




次回も応用マーケティングについて整理します。

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プロモーション戦略 part5

2006-01-12 07:00:45 | Web研修
今回もプロモーション戦略について整理します。
(プロモーションミックス)のうち最後の【PR】についてまとめます。

【PR】
(PRとは)

PRとは「パブリックリレーションズ」の略で、企業がさまざまな集団との間に良好な関係を形成し、保っていこうとする活動をいいます。
一般的には「広報」と近い意味に捉えられます。


(PRの必要性)
PRは、優れた企業イメージの確立を目指すために必要不可欠です。
企業の実態を利害関係者に公開することが、良好な関係を構築することにつながります。


(パブリシティ)
パブリシティとはメディアに商品情報や会社情報を紹介してもらうことです。
この「紹介してもらうこと」がポイントで、メリットとして下記があげられます。

①自社で広告宣伝を行うより、多くの人に注目される
②無料が原則であるため、費用がほとんどかからない
③広告とちがい、信頼性が高く、企業イメージの向上につながる


しかしながら、「紹介してもらう」という特徴から、企業側の思い通りに情報発信できないというデメリットがあります。
そのためメディアが取り上げてくれるような働きかけが必要になるわけです。


(IR)
PRに関連してIRについても取り上げておきます。
IRとは「インベスターリレーションズ」の略で「投資家向けの広報活動」を意味します。
「投資家向けの広報活動」を行うことによって企業側は資本市場で適切な評価を受け、資金調達などに結びつけることができますし、投資家にとっても判断基準が明確になります。
なおディスクロージャーが「制度的に情報開示が義務付けられている」のに対し、インベスターリレーションズは「自発的に行われる」点に違いがあります。


次回から応用マーケティングに入ります。

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プロモーション戦略 part4

2006-01-10 07:05:30 | Web研修
今回は【販売促進】のつづきから整理します。

【販売促進】
(販売促進における関連法規)

①景品表示法
正式名称は「不当景品類及び不当表示防止法」といいます。
商品及び役務の取引に関連する不当な景品類及び表示による顧客の誘引を防止することが目的です。
(1)景品類の制限や禁止事項
a)一般懸賞

・景品類の最高額
   取引額の20倍(上限10万円)まで
・景品の総額
   売上予定総額の2%まで

b)共同懸賞
・景品類の最高額
   30万円まで
・景品の総額
   売上予定総額の3%まで

c)ベタ付懸賞・・・懸賞によらないで景品の提供を行う
・景品類の最高額
   取引額の10分の1まで
   ただし1000円未満は100円まで

d)オープン懸賞
・景品類の最高額
   1000万円まで

(2)不当な表示の禁止
a)商品やサービスの内容が一般消費者に対し、実際のものよりも著しく優良であると示している場合。
または他の事業者に係るものよりも著しく優良であると示すことにより、不当に顧客を誘引し、公正な競争を阻害するおそれがあると認められる表示。

b)商品やサービスの価格や取引条件が、実際のものまたは他の事業者に係るものよりも取引の相手方に著しく有利であると一般消費者に誤認されるため、不当に顧客を誘引し、公正な競争を阻害するおそれがあると認められる表示。

c)上記のほか、公正取引委員会が指定するもの


 

②独占禁止法
独占禁止法については下記を参照してください。
http://blue.ap.teacup.com/motokuni/83.html


次回もプロモーション戦略について整理します。

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プロモーション戦略 part3

2006-01-08 21:36:11 | Web研修
今回もプロモーション戦略について整理します。

【販売促進】
(販売促進とは)

①広義の販売促進
広義の販売促進とは広告、パブリシティ、人的販売を含んだ総合的なプロモーションのことです。

②狭義の販売促進
広告、パブリシティ、人的販売を側面支援する販売支援活動です。
やや違いがわかりにくいのですが、より「最終的に購買につなげる手段」としての意味合いが強くなります。

(販売促進の種類)
販売促進は「消費者向け」「流通業者向け」「社内向け」と大きく3つに分けられます。
以下にそれぞれ代表的なものを説明します。

(消費者向け販売促進)
①サンプリング
見本を無償で消費者に提供することです。
②プレミアム
商品購入時に景品の提供を行います。
③クーポン
購入時に発行されるチケットのことです。商品引き換えなどができます。
④教育
消費者理解を高めるためのデモンストレーションなどのことです。
⑤ノベルティ
無償で支給される景品のことです。


(流通業者向け販売促進)
①ディーラーコンテスト
自社製品の販売意欲を向上させるために行います。
②ディーラーヘルプス
流通業者に対する販売支援活動のことです。


(社内向け販売促進)
セールスコンテストや従業員教育などが行われます。



すこし長くなりますのでここで切ります。
次回は【販売促進】のつづきから整理します。

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プロモーション戦略 part2

2006-01-06 07:04:55 | Web研修
今回もプロモーション戦略について整理します。
前回、プロモーションミックスについて説明しましたが、その中の4つについてそれぞれまとめていきます。


【人的販売】
人的販売とは、販売員が顧客に対し直接製品の購入を説得し、販売に結び付けようとする活動のことです。
特徴として下記があげられます。

①メリット
・双方向の情報交換が可能
・消費者との間に強固な人間関係を構築できる
・即時的な購買に結びつけることができる

②デメリット
・人件費コストが高い
・販売員のスキルにより差が大きい
・時間的な制約が生じる



【広告】
(広告の定義)

広告とはマスメディアを媒体として、製品・サービスの販売を促進するための情報伝達活動のことです。
非人的媒体によって行われます。

(広告の種類)
①広告主による分類
個別企業広告 共同広告 業界広告  など

②訴求対象別による分類
消費者広告 産業広告  など

③地域別による分類
全国広告 地方広告  など

④媒体による分類

テレビ広告 ラジオ広告 新聞広告  など

(媒体の分類)
①マスメディア
新聞 雑誌 テレビ ラジオ 有線 など

②セールスプロモーションメディア
ダイレクトメール 折り込み広告 交通広告 など



次回もプロモーション戦略について整理します。

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