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モトログ ~ある診断士の終わりなき挑戦~

常に挑戦者であることでkurogenkokuは成長を続けるとともに、人の痛みのわかる診断士を目指します。

事例2の再現解答

2005-10-21 06:57:38 | 本試験再現答案

今日はライバルの皆さんを勇気づける事例Ⅱの再現解答です。
第1問、第2問の出来悪杉。。。
事例Ⅱの問題はこちら。
http://www.tac-school.co.jp/sokuhou/chusho/0510/jirei2_q.pdf


【第1問】
(問題)

地域の人口動態の変化とともにB社が展開した戦略(3段階)について。(a)具体的な戦略名(b)戦略の意義を60字以内で。
(再現解答)

(a)限定市場での地域密着型戦略
(b)古くからの居住者をターゲットに「安心、リラックスできる店」を目指して、地域密着型かつ限定市場内での浸透を図る戦略である。

(a)多店舗化と地域貢献を軸とした地域密着型戦略
(b)人口増加に伴い多店舗展開を行うとともに、地域に対する感謝の心を持って地域住民と信頼に裏打ちされた関係を構築する戦略である。

(a)社会貢献型の新サービス開発による事業拡大戦略
(b)人口の停滞に伴いハンディのある顧客に出張美容サービスを手掛けることで、商圏の拡大や社会貢献により事業拡大を狙う戦略である。

【第2問】
(問題)

本店と支店の異なる2つの業態を首尾よく展開し、相乗効果を発揮させるための提案を具体的に100字以内で。
(再現解答)
時間やサービスに対し顧客が持つ価値観によって機能を明確に分ける。本店では付加価値サービスの充実や完全予約制を維持し、支店では付随的サービスを軽減する。最終的には顧客を本店に誘導し、固定客化を図る。

【第3問】
(問題)

美容院として顧客との関係性を強化するために採用した方策を3つ、それぞれ20字以内で。
(再現解答)
①地域コミュニティ形成のためのサロンの設置
②会報発行によるイベント・コンテストの案内
③顧客データに基づき次回来店日をDMで提案

【第4問】
(問題)

美容サービスで顧客満足を実現させるためには、従業員満足が重要と考えられている理由を100字以内で。
(再現解答)
従業員のサービス品質が向上すれば、顧客満足が高まり固定客化を図ることができる。よって従業員満足を高め、従業員の定着によるコア技術の蓄積や、サービス品質向上のための動機づけが重要と考えられるからである。

【第5問】
(問題)

B社にとってインターネットを活用し、顧客との関係を強化するための方策を60字以内で2つ提案。
(再現解答)

会員専用の掲示板を設置する。B社や会員同士の情報交換ツールとして活用し、コミュニケーションの促進を図り、関係性を強化する。

電子メールを活用し、メールマガジンによる会報の発行や、顧客カルテと連動した来店時期の提案を行うことで、関係性を強化する。



事例Ⅱの「反省」と「気づき」は後日アップします。

コメント (3)
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事例1の「反省」と「気づき」part2

2005-10-20 07:05:07 | 本試験再現答案
今日も事例Ⅰの「反省」と「気づき」です。

【第4問】
(再現解答)

理由は、3つの機能グループの事業内容や個人の業務内容にバラツキがあり、評価基準の設定が困難で公平性を欠く。よって現状のまま成果主義賃金制度を導入すると、さらなる不満足要因につながると考えたためである。
(反省と気づき)
自分の解答は「可もなく不可もなく」ごく標準的な解答だと思う。
しいて言えば、企業経験のない社長や一部役員が「売上に応じて月々の賃金を場当たり的に決めている」ことから、「評価者がいないこと」を指摘しても良いと思う。

【第5問(設問1)】
(再現解答)

A社は、経営理念や事業ドメイン、戦略目標を明確にし、経営管理制度に整合性を持たせる。具体的には、事業の拡大にあわせて組織編成をを行うことや、必要人材を明確化したうえでの人的資源管理を行うことに留意する。
(反省と気づき)
設問をよく読むと「経営者としての留意点」を聞かれている。
第3問の内容を踏まえれば「経営理念や事業ドメイン、戦略目標」の重要性は指摘しておくべきだと思う。
→それを「全社で共有」と書けばなお良し。
さらに(設問文)には「次なる成長を実現していく上で」とあるので、事業規模がさらに拡大した場合、経営者は何をすべきか考える。
やはり「意思決定にウエイト」をおくべきであって、そのために「リーダー(人材)の育成と権限委譲」を書いておけば良かった。
ややパンチの弱い解答になってしまった。

【第5問(設問2)】
(再現解答)

・最新のコンテンツやサービスを提供できる人材を確保すること。
・人材の流動化を前提として、技術的ノウハウの蓄積を行うこと。
・再現不能(支離滅裂&メモなし)
(反省と気づき)
残り3分で書き上げた解答なので、あまり見たくない。
制約条件とは何ぞや?
マンパの金高先生が説明していたけど、SWOT分析でいうところの「脅威」ととらえればすんなり解答が出てくる。
かろうじて「最新のコンテンツやサービスを提供できる人材を確保すること」には部分点が入ったかも知れない。← 甘い。
ここで約10点の失点は超痛い。


****************************
冷静に振り返れば振り返るほど、難しいと思いました。
もちろんこれは自分なりに考えた「解答の方向性」なので、異論のある方は多いと思います。
望みは薄いですが、仮に口述試験に進出できた場合、このように事例の深堀をしておくことは非常に大切だと思うし、金高先生も『「C→A」ができない奴に、診断士を名乗る資格なし』とおっしゃっていたので、素直に信じています。
http://blue.ap.teacup.com/motokuni/538.html
残す3事例についても「解答の方向性」を考えてみます。
****************************

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事例1の反省と気づき

2005-10-19 13:57:34 | 本試験再現答案
事例Ⅰの「反省」と「気づき」です。
専門校はもちろん、受験生の解答が割れている中で、「これが正解」などと恐れ多いことは書けません。
自分の再現解答を読んで「こうしたら良かったなぁ」と思ったことを書きつづってみます。


【第1問】
(再現解答)

製造業と比較してWebビジネスは、多額の投資を必要とせず、また不特定多数の顧客をターゲットに事業展開できる。さらにネットワーク外部性がはたらくことで、少人数でも迅速に事業発展が可能となる点に違いがある。
(反省と気づき)
もう少し「製造業」の特徴に踏み込んでみても良かった。
「規模の経済」との違いを明確にするには、「ネットワーク外部性」よりも「範囲の経済」や「スピードの経済」という切り口の方が良かったか。


【第2問】
(再現解答)

A社は社長や社員の持つプログラム開発力をベースにWebビジネスに進出した。そしてコンテンツやサービスの開発にあたり、他社に先駆けて事業展開できる機動力を有していた点を、成長要因として考えることができる。
(反省と気づき)
「他社に先駆けて事業展開できる機動力」という表現は正しくなかった。「機動力」というよりも「先見性」と書くべきだった。
「プログラムやコンテンツの開発力」は強みになると思う。
また「リピートユーザーの多さ」や「バナー広告収入」については、「要因」というよりはむしろ「開発力」や「先見性」がもたらした「結果」のような気がする。
「社長や社員の若さ」そのものは強みにならないと思う。
なぜなら与件4行目には「多くのIT関連ベンチャー企業がそうであるように」と書いてあるからだ。


【第3問(設問1)】
(再現解答)

理由は、①企業経験のない社長や一部の役員が場当たり的に導入した管理施策は、A社の組織に合致していない可能性がある、②リーダー選定基準が不透明で、従業員の納得が得られていない可能性がある、ためである。
(反省と気づき)
「社員の声なき声」→「管理施策導入」→「社員の意識変化」→「反対にモラール低下」
これについて与件の中からいろいろ考えてみた。
・社長には3億円を超える売上高に見合った企業を作りたいという考えがある。
・社長や社員の年齢は若い。
・与件を読む限り、社長だけでなくほとんどの社員に企業経験がない。
→ただし高いデザイン能力を持った女性社員についてはわからない。
・社員の不満は、賃金、就業規則、退職金規程、社会保険、年金であった
・3つの機能グループがあるが分業体制で行われていた。
→その後、役割や責任を明確にするために、リーダーを決めて管理体制の強化を図っている。
   ↓↓↓
以上を踏まえてストーリーを作ってみる。
①企業経験のない社員が比較的自由に仕事をしていた。
②しかし、賃金、就業規則、退職金規程、社会保険、年金などには不満があり、社長に伝えた。
③社長はこれらの不満を解消するべく就業規則や福利厚生の充実を図った。
④しかし、社長には3億円を超える売上高に見合った企業を作りたいという考えもある。
⑤3つの機能グループの役割や責任を明確にするために、リーダーを決めて管理体制の強化を図った。
⑥「社員の意識変化」が起こり、何故か「モラールが低下」した。
これを書くだけで何となくイメージがつかめた。
後は①から⑥の原因をとらえて、解答を作成するだけ。
*原因のとらえ方で解答が分かれると思います。
*個人的に思う解答についてはあえて書きません。
→ 「再現解答」の内容がズレていることだけは言えそうだ・・・。  


【第3問(設問2)】
(再現解答)

留意点は、①A社としての管理施策導入方針を明確化し、導入すべき管理施策がA社の組織に適合したものであるか検討する、②リーダーの選定については従業員代表を含めて行うものとし透明度を高めていく、ことである。
(反省と気づき)
【第3問(設問1)】で解答の方向性が定まったなら、あとは難しくない。
ただ注意しなければならないのは【第5問(設問1)】で、「今後の経営管理制度の導入に関する留意点」を問われており、「管理施策」そのものを否定してはならないことだ。


続きは明日書きます。

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事例1の再現解答

2005-10-18 06:52:18 | 本試験再現答案
すでにメモを公開していますが、今後につながるかもしれないという淡い期待を込めて、再現答案を作りました。

事例Ⅰの問題はこちら。
http://www.tac-school.co.jp/sokuhou/chusho/0510/jirei1_q.pdf


【第1問】
(問題)

経済効果から見た、製造業とWebビジネスのビジネスモデルの違いを100字以内で。
(再現解答)
製造業と比較してWebビジネスは、多額の投資を必要とせず、また不特定多数の顧客をターゲットに事業展開できる。さらにネットワーク外部性がはたらくことで、少人数でも迅速に事業発展が可能となる点に違いがある。

【第2問】
(問題)

A社の事業を急成長させた、強みとして考えられる要因を100字以内で。
(再現解答)
A社は社長や社員の持つプログラム開発力をベースにWebビジネスに進出した。そしてコンテンツやサービスの開発にあたり、他社に先駆けて事業展開できる機動力を有していた点を、成長要因として考えることができる。

【第3問(設問1)】
(問題)

管理施策導入後、社員のモラール低下が生じた可能性について、その理由を100字以内で。
(再現解答)
理由は、①企業経験のない社長や一部の役員が場当たり的に導入した管理施策は、A社の組織に合致していない可能性がある、②リーダー選定基準が不透明で、従業員の納得が得られていない可能性がある、ためである。

【第3問(設問2)】
(問題)

設問1の事態を回避するための留意点を100字以内で。
(再現解答)
留意点は、①A社としての管理施策導入方針を明確化し、導入すべき管理施策がA社の組織に適合したものであるか検討する、②リーダーの選定については従業員代表を含めて行うものとし透明度を高めていく、ことである。

【第4問】
(問題)
社長が個人の成果に連動した賃金制度の導入を逡巡している理由を100字以内で。
(再現解答)
理由は、3つの機能グループの事業内容や個人の業務内容にバラツキがあり、評価基準の設定が困難で公平性を欠く。よって現状のまま成果主義賃金制度を導入すると、さらなる不満足要因につながると考えたためである。

【第5問(設問1)】
(問題)
ベンチャー企業の経営者として、次なる成長を実現していくための、経営管理制度の導入における留意点を100字以内で。
(再現解答)
A社は、経営理念や事業ドメイン、戦略目標を明確にし、経営管理制度に整合性を持たせる。具体的には、事業の拡大にあわせて組織編成をを行うことや、必要人材を明確化したうえでの人的資源管理を行うことに留意する。

【第5問(設問2)】
(問題)

Webビジネスを継続的に展開していく上での留意すべき制約条件3つ、それぞれ30字以内で。
(再現解答)
・最新のコンテンツやサービスを提供できる人材を確保すること。
・人材の流動化を前提として、技術的ノウハウの蓄積を行うこと。
・再現不能(支離滅裂&メモなし)




事例Ⅰの「反省」と「気づき」は明日アップします。

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事例4の解答(メモ)

2005-10-13 06:45:29 | 本試験再現答案
最後、事例Ⅳのメモです。

【第1問】
①流動比率 50%
・短期支払能力が著しく低く、安全性に大きな問題

②売上高対経常利益率 -7.9%
・販売価格が安く、金利負担大きい
 → 経常利益がマイナスで収益性に問題 

【第2問】
(設問1)

【予想貸借対照表】
【資産の部】          【負債の部】
流動資産 230         流動負債 200
現金等 140          短期借入金 200
受取手形・売掛金 60      固定負債 700
棚卸資産 30          長期借入金 700
               負債合計 900

固定資産 782           【資本の部】
土地 100            資本金 100
建物・機械装置 682       当期未処分利益 12     
                資本合計 112

資産合計 1,012         負債・資本合計 1,012


【予想損益計算書】
売上高 1,200
売上原価 850
売上総利益 350
販売費・一般管理費 240
営業利益 110
営業外収益 0
営業外費用 90
経常利益 20
特別利益 0
特別損失 0
税引前当期純利益 20
法人税等 8
当期純利益 12
前期繰越利益 0
当期未処分利益 12

【予想製造原価報告書】
材料費 400
労務費 108
経費 342
(うち、水道光熱費) 80
(うち、減価償却費) 118
(うち、運 搬 費) 45
当期製造費用 850
期首仕掛品棚卸高 0
期末仕掛品棚卸高 0
当期製品製造原価 850

(設問2)
(a)販売価格上昇、運搬費引き下げ → 収益性が改善
(b)設備投資の資金調達源泉が長期借入金 → 安全性が低下

【第3問】
(設問1)

998百万円   99.8%

(設問2)
損益分岐点約1004百万円
→固定費負担は増加、変動費率は低下
→損益分岐点比率83.7%に改善

【第4問】
(設問1)

6.4億円
(設問2)
(a)5億円
(b)1年後に購入が有利

*****  感想 *******

第1問は「流動比率」か「自己資本比率」かで迷った。
第4問の(a)は単純に問題の把握ミス。
逆転を狙うもこれでは厳しいかもね。

まあ悪いのは自分だから、黙って結果を待とう・・・。
これ以上言い訳せず!!
*********************

コメント (4)
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