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DIARIOくろちーに

子連れ・犬連れ、フランス初心者生活。

雹が!!!

2006-04-04 | スペインの生活 Spain
今日はちょっとした用事のために舅夫婦がムーロスにやってきたので、4人でお昼ご飯を食べに行きました。
その帰り道、知り合いの家に寄るということでムーロスよりさらに田舎の山岳地帯の方に行ったときのこと。

知り合いの家での用事も終わり、私達はのんびりと景色などを眺めていたのですが、急に雷が鳴り響いたので急いで車に飛び乗りました。そして車が出発してすぐのこと、ボカン!と車体に何かが落ちる音が。落石かしら?などと思っていたそのつかの間、急にボカン!ドカン!ガツン!という騒音が。
なんとそれはピンポン玉ほどもある雹が車に当たる音だったのです!

強烈な大きさと激しさで降ってくる雹のなか、山間の寂しい道を避難場所を探して徐行運転していたのですが、なにしろ田舎で何もありません。その間も雹は容赦なく車体に落ちてきて、窓が割れるんじゃないかと心底恐ろしくなりました。

結局10分後くらいには降り止み、私達もなんとかムーロスの家に着いたのですが、私にとっては初めての体験。とっても驚いてしまいました。それにしても、雹が降ってくる前に車に乗り込んでいて本当に良かったと思います。もし頭や体に当たっていたら笑い事では済まなかったはず。

写真はそのときの雹です。それは降ってから10分以上経っているものですが、降っている時点ではもうちょっと大きかったと思います。どの雹も栗のように先が尖がった形をしていて、とっても不思議。


サマータイムはじまり。

2006-03-26 | スペインの生活 Spain
昨日の深夜からスペインの時間がサマータイムに変更になりました。
今まで日本との時差が8時間だったのが7時間になります。朝が来るのが1時間遅れる分、夜が来るのも1時間遅れ。今まで夜7時半ころから薄暗くなっていたのが、8時半まで伸びることになります。

スペインでは昼食は午後2時から3時くらいに、夕食は9時以降に取るのが一般的ですが、冬の間は夜が早かったので9時まで我慢するのは辛いものがありました。でも、この頃は9時くらいまで明るいものだから、つい夕食の準備を忘れてしまいがちに。冬の間は理不尽に思えたスペイン流食事時間も、サマータイムになると「なるほどな」と納得させられます。

それにしても、こう午後が長くなるとやることがなくって困ってしまいます。

ところで!先日びっくり体験をしてしまいました。
午後7時頃、夫、クロちゃんといつもの散歩コース・がけっぷち海岸沿いを歩いていたところ、なんと私達の10メートル程前を野生の猪が横切っていくではありませんか!!!
私は野生の猪にお目にかかるのは初めてのことでとにかく驚きました。クロちゃんもさすがに固まってしまいました。

猪の方は私達には眼もくれず、畑や農家のある方に悠々と歩いていきました。ある農家の畑沿いを歩いていたのですが、その後なにかに気づいたのか急に海岸の方に走り始めました。私達としてはご対面したくなかったので、急いで離れました。そうこうしているうちに、猟銃を持った男の人が現れ、猪の走った方角へ向かっていきました。そしてその後銃声が2発。あの猪は捕まえられてしまったのでしょうか?

アストゥリアスには野生の猪が多く住んでいるようで襲われるととても危険ですが、畑のあたりをのんびり歩く姿はとってもかわいらしかったです。それにしても、こんな海の近くに野生の猪が出没するなんて、本当に驚きでした。

プリマベラ!

2006-03-25 | スペインの生活 Spain
1週間ぶりにムーロスに帰ってきたら、芝生の成長ぶりにびっくりしてしまいました!伸びた芝生の間からはたんぽぽやらスミレのようなのやら、様々な野草の花が顔を出して、一気に華やかになりました。

ここのところのスペインはあっという間に春に突入!とっても暖かく過ごしやすい気候になりました。毎日太陽が出て、気温も20度位まで上がっています。なんだか春を通り越して初夏の勢いです。南スペインの方ではもう気温も30度近く、ビーチバカンスが始まっています。


そういえば、クロちゃんも冬毛から夏毛の生え変わりがもう終わってしまいました。日本では確か5月に生え変わっていたのに。自然の変化を感じ取る動物の本能ってすごい!

日本でも桜が咲きだしたようですね。買い物帰りに自転車で通った小田原城のお堀の桜並木がとっても懐かしく思い出されます。あのピンクのトンネル、まさに春!ってかんじですよね。
こちらでも木蓮の花が満開であでやかです。はあ、春って本当に素敵!

またしても悲劇が!

2006-03-24 | スペインの生活 Spain
約1週間に及ぶ夫の小旅行もついに終わり!
ということで、昨日は夫が帰ってくるのを楽しみに待っていました。
そんな私達にまたしても悲劇が…!!!

なんと、夫がマドリッドから乗ったアストゥリアス行きの飛行機が、アストゥリアス飛行場の真上まで着ておきながらも暴風のため着陸できず、そのままマドリッドへとんぼ返りになってしまったのです。その後はもう夜も遅かったためマドリッドのホテルで数時間休み、翌朝またマドリッド空港に向かったのですが、昨夜のフライトがものすごく怖かった夫は、結局早朝発のフライトには乗らずに、なんと電車で6時間かけて帰ってきました(飛行機だと1時間弱なのですが)。

いやはや、いやはや、本当に気の毒な夫。かわいそうだなあと思いますが、飛行機の変わりに電車で帰ってくるあたり、ちょっと笑えます。
まあ、何はともあれ無事に戻って着てくれてよかった!その後は1週間ぶりのムーロスの仮住まいに帰りました。さーあ、この週末はゆっくり休んでもらいましょう!

夫の小旅行再び。

2006-03-17 | スペインの生活 Spain
先日は霧のせいでキャンセルになった夫の小旅行ですが、明日からまた3日間、別の地へ向けて出発となります。
その旅行が終わりオビエドに戻ってくると、翌日には先日キャンセルになった地へ一泊二日でのフライトです。うーん、なんだか慌ただしいなあ。

というわけで、クロちゃんと私は再びオビエドでお留守番。今回は今日の夜から6泊となります。6日間も一体何してよう??? 暇のつぶし方を考えておかなくちゃ。

悲劇が…

2006-03-14 | スペインの生活 Spain
今日、夫は小旅行に行く予定でした。
実際、アストゥリアスの空港まで早起きして行ったのです。

が…

なんと、濃霧のため予約していた便が飛ばず仕舞い。
この便に乗れなければ面接時間に到着することもできない、ということでそのままオビエドの舅夫婦の家に戻ってきました。
はー、なんてアンラッキーな… 折角前日いろいろ準備したというのに。
アストゥリアス空港は濃霧のせいで欠航になることが多々あるのですが、まさか私達が被害にあうなんて思ってもみませんでした。

でも、まあこればっかりはしょうがないので、二人とも心を落ち着け「これはきっとなんらかの意味があるんだ」とポジティブに捉えることにしました。

結局面接は来週に延期され、夫と私は折角のオビエド滞在を利用してベビーカーなんかを見にウインドウショッピングを楽しみました。

気を引き締めて。

2006-03-13 | スペインの生活 Spain
明日は3度目の夫の仕事関係の小旅行の日です。
なんだか最近のんびりしていたせいで、旅行の準備など全然していなかった夫。
今日になって急に焦って荷造りをしています。

とにかく田舎であまりにもぼーっとした生活をしているせいで、たまにこういった緊張の場面があると、頭を切り替えるのに一苦労。
脳みそってフル活動させる時はそれこそ夜も寝付けないくらい働きますが、のんびりさせちゃうともう徹底的に緩んでしまいます。この両極端な特徴を同時に保てて、上手い具合に切り替えできたらいいのになー。

明日の旅行のために、私達は今日の午後オビエドに向かいます。



F1始まり。

2006-03-12 | スペインの生活 Spain
今日は本年度のF1開始日ということで、夫は前日からそわそわそわそわ。
車が57周もグルグル走り周ってるのを見て、一体何が面白いんだろう?というのが横で眺めていた私の本音でした。

でも、今日じっくりと周ってる車達を見るにつれ、なんとなくF1の持つ緊張感や勝負どころ、のようなものが見えてきたような。
それに、今日は昨年のチャンピオンで夫と同郷のフェルナンド・アロンソが絶好調で第1位をゲットしたこともあり、結構楽しめました。

車への配慮というか、メカニックのすごさというのか、とにかくとっても贅沢な競技なんだな、というのもちょっと分かりました。未知の世界をちょっと垣間見ることができました。

11-M

2006-03-11 | スペインの生活 Spain
2年前の今日、3月11日にマドリッドの地下鉄同時爆弾テロがあり、191名が犠牲になりました。
今日はその事件から丸2年ということで、様々なセレモニーが行われました。

このテロはNYのツインタワーテロの後の初めて欧米での無差別テロということ、それも一見テロの対象にはならなそうなスペインで起こったということもあり、強烈な印象を私達に与えました。

2年前政権を取っていたP.P.(保守党)は、初めこのテロを国内のテロリスト集団・ETAによるものだと発言し、アメリカに加担し軍隊を派遣していたことへの非難を逃れようとしましたが、すぐにアルカイダ関連のテロと判明、国民の信用を一気に失い、のちの選挙で対立党に敗れました。

被害者の家族の苦しみは今でも消えず、テレビの画面からもその悲しみが伝わってきました。ただ、皆このような「不条理な暴力に対する怒り」よりも「突然巻き込まれてしまった不幸への悲しみ」の気持ちが多いようで、不思議なくらい怒りの表情はありませんでした。
「敵」の姿があまりにも大きく曖昧で、自分達との係りもあまりにぼやけていて、怒りの対象になり兼ねるのところがあるのかもしれず、その分怒りがあきらめに変わりやすいのかもしれません。

臍帯血、訂正。

2006-03-09 | スペインの生活 Spain
先日臍帯血についてちょっと書いたのですが、情報に誤りがありましたので訂正します。

「スペインでは公立の臍帯血バンクはまだない」と書いたのですが、そうではなく、ちゃんと存在していました。それに、スペインではアメリカに続き世界で2番目に臍帯血のドナー数が多いそうです。
ただ、プライベートの臍帯血バンクはまだ存在していないので、希望者は外国のバンクに登録しなければなりません。国内のプライベートバンクを認めるかどうか、これから話し合われる様子です。