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映画「希望の国」

2013年01月25日 | 映画・音楽・本
今週(25日)で公開終了。
駆け込みで見てきました!

『冷たい熱帯魚』や『ヒミズ』など話題作を発表し続ける園子温監督。
今作品は“原発事故“を題材にした社会派なドラマ。
園監督の作品は初めて観た。

東日本大震災後の20XX年を舞台に、新たな大地震と大津波に襲われ、併発した原発事故に翻弄される人々の姿を映す。
放射能という見えない恐怖によって分断され、変化していく人々の様子を園子温監督ならではの視点で・・・。


東日本大震災から数年後の20XX年。
酪農を生業とする小野家と農業を生業とする鈴木家は長島県(長崎、広島、福島県を思わす架空の県)でのどかな毎日を過ごしていた。
しかし、ある日、大震災が発生し併発した大津波が原発を飲み込む。
そして避難区域が設定され、鈴木家は家を出なくてはならなくなる・・・。






「希望の国」というタイトル。
これはこの国に対する強烈な不信感の表明であり、観る者に絶望的な響きを迫ってきます!

フェクションである映画であるのに・・・。
さまざまな思いを考えさせられます!


そして映画の物語の最後に「希望の国」というタイトルが表示され、観る者は“現実の社会”に引き戻されます!


1.17 阪神淡路大震災から18年。
3.11 東日本大震災発生からまもなく2年・・・。

昨年末の国政選挙では再び政権交代・・・。

子ども達のいじめや教師の体罰問題・・・。

アルジェリアでの日本人人質事件・・・。

「希望の国」とは・・・。



そう、1歩、1歩、1歩。前へ・・・。




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