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映画「フレフレ少女」

2008年11月07日 | 映画・音楽・本
公開が終了する今日、映画「フレフレ少女」を観て来ました。
主演は新垣結衣さん。

私の好きなアルタミラピクチャーズ作品を真似た映画と思い、あまり期待をせず、しかし、『応援団』を題材にした映画、見ないわけにはいかない!
「シコふんじゃった。」(監督:周防正行)や「ウォーターボーイズ」、「スウィングガールズ」(監督:矢口史靖)を合わせた青春群像劇と思っていました。

とにかく台詞の1つ1つに重みがある作品でした!!
例えば、「頑張れ!」という言葉です。
何気ない言葉ですが、応援団にとって、とても大きな意味のある言葉です。
その言葉は他人に勇気を与え、強くなってもらいたいという“ハート”のある言葉。
応援する相手に頑張ってもらいたいから、自分も頑張って応援が出来る。
応援する側もされる側も勇気と元気が湧いてくる。
この映画はそんな「頑張れ!」と言う言葉の素晴らしさを描いている。

初恋の野球部の男の子のそばにいたいがために廃部寸前の応援団に入部した百山桃子(新垣結衣)。何とか人数は集めたが、まったく気合いの入らない応援で野球部は練習試合で負けてしまう。そこにかつての応援団OB(内藤剛志ら)が現れ桃子たちを合宿で鍛え直す・・・。

ストーリーはベタベタなのですが、とても楽しく清清しい気持ちにさせてくれる。
そして要所、要所でグッとくるんです!!
へなちょこで全く気合いの入らないバラバラの応援団員が徐々に「応援」とは何かに気づき、応援団として一人前になっていく姿は涙モノ。。。
「応援する人間は、応援される人間より強くなくてはいけない」と言う台詞も素晴らしい。
そして鬼の合宿中に応援団OBがお互い酒を飲みながら本音を打ち明けるシーンも。。。

決して完璧な映画とは言えません。主役の新垣結衣さんのアイドル映画と非難されるかもしれません。時代遅れな昭和の世代では無く、今の平成の世代に「応援する」ことの素晴らしさをストレートに伝えられる映画です!!


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