日本の冬。アイス・スケートの寒い（残念な）話。

もう２年も前の話・・・。
トリノ五輪（2006年冬）金メダリストの荒川静香選手は日本の各地でスケート場が閉鎖している悲しい状況にスケート場（リンク）の存続を訴えていた。
あれから２年。
先週末に各地でスケート・リンクがオープンしています。
東京・日比谷公園前の三信ビルディング跡地に12月５日から期間限定で、氷を使わないスケート・リンク「クリミオ・キャンディス・リンク」がオープンしました。
クリミオ・キャンディというのは、某お菓子メーカーの商品名です。
リンクのサイズは縦20メートル横25メートルで、リンクには氷を使っていません。
「エクストラアイス」という、ポリオレフィン系樹脂をベースに開発された素材を使用した新世代のスケートリンクなのです。
平坦なスペースにパネルを敷いて、専用ワックスを散布したものです。開催は来年の１月４日までです。ちなみに主催しているのは「テレビ朝日」。
同じくＴＶ局の「ＴＢＳ」もスケート・リンクをやってます！
赤坂サカスで、12月６日から来年２月15日まで、期間限定有料のスケート・リンク「ザ・リンク　アット　赤坂サカス」がオープン。
さらに横浜でも、12月６日から来年２月15日まで、毎年恒例となった冬季限定スケート・リンク「アートリンク ｉｎ 横浜赤レンガ倉庫」がオープン。

クリスマスのイルミネーションとウィンター・スポーツであるアイス・スケート場に再び脚光が浴びれば・・・。

しかし一方で、先月、女子アイスホッケー日本代表チームがバンクーバー五輪（2010年冬）の出場をかけて最終予選が中国の上海で行なわれてました。
ところが日本代表チームは現地・上海に到着した日から、中国協会による露骨な妨害を受けたそうです。
例えば、開幕戦前日となっても、練習時間を教えてもらえ無かったり、ようやく練習時間が取れても、深夜の時間帯だったりと・・・。
また、他国のチームの厚意で午前中の練習を確保したもののいざ練習を始めると、いきなりリンクに製氷車が入ってきたり、照明が消えたりという“妨害”が続いたそうなのです。

スポーツで平和を語れる社会（サークル）を早くつくろうじゃん！！