くりきんとんの言いたい放題

世の中の不平不満を綴ってみました。

レコクリンを買ってみた

2015年11月28日 | オーディオ
レコクリンを購入
前回EP盤のクリーニングに使用するために、レコクリンを購入したといいましたが、到着してさっそく使用してみました。盤の汚れがひどいので2度拭きしてみましたが、見た目はきれいになったと思っても、いざ再生してみるとまだまだノイズが残っていました。いわいる”プチプチ”音です。これではとてもきれいとは言えないと思いましたが、レコクリンそのものはそれなりの効果はあると思いました。一緒に購入したレコクロスも同様に使用感も良かったです。やはりレコードの汚れがひどすぎたので、これは最終手段しかないなと思います。つまり丸洗いですね。
レコードを丸洗い
いままでこんな作業をしたことがなかったので、ちょっと不安でしたがやってみました。まず洗剤を少量つけてスポンジで泡立てる。それを盤の溝に沿ってやさしく洗う。あとはすすいで乾かす。見た目はかなりきれいになりました。針を落としてみると、それでもまだノイズは残る。ルーペで溝を拡大してみると、いたるところに汚れが付着しているのがわかります。つまり取りきれていないということです。
結論
レコクリンにしても丸洗いにしても、それぞれ効果はあるのがわかります。しかし、それぞれの限界もあるということ。これまで鳴らして来た頻度や保存方法によって汚れ方は違うので、簡単に落ちる汚れもあれば落ちないものもある。こびり付いたような汚れとか、キズに近いようなものまではそう簡単には落とせないということです。レコードを買った当時はかなり聞き込んだものもあるので、すり切れるという表現もあるように消耗した盤もあるので、ここまでくるとどうにもならないです。盤の状態を見た上でクリーニング方法を決めていくしかないようです。レコクリンについては年に1回程度の定期的なクリーニングに用いるのが良いかと思います。丸洗いは中古で盤を購入したら最初にやるのがいいかもしれません。
今後の対策
とりあえずこれ以上汚れないようにすることがまず第一だと思います。洗浄方法については一通りのことはやりましたが、まだやれることはありそうです。要は盤から汚れを浮かせることですから、水温を上げる、溶液を変える、超音波を用いるなどのなんらかの方法は見つかると思います。さすがにキズだけはどうにもなりませんが、あきらめずにトライしてみようかと思っています。考えてみれば盤のクリーニングって歯磨きと似ています。どちらも汚れが付きやすいし取りずらい上に、一度こびり付くと手に負えないときた。おまけにキズついたらほぼ致命傷になる。そうなるとほぼ再生不能となります。実際盤を買い替えたこともありました。そうなったらすぱっと頭を切り替えるしかないですね。それだけ聴き込んだということですから。

では。


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