
ソニーF500の不具合解消せず
昨年購入したソニーのアンプ、F500ですが、接触不良が中々解消せず、どうしようか迷っておりました。安くても新しいのにしようかなどと考えていたんですが、どうしてもビンテージアンプの選択肢が捨てきれず、今回の購入に至りました。当初はサンスイから選ぼうと考えたんですが、たまたまONKYOのいい出物を見つけたので変更しました。今回は1984年販売されたONKYOのインテグラA-817RXというアンプ。当時の価格で79,800円と中級クラスかと思います。詳細は省きますが、いろんな歪みを抑えた設計で、カートリッジもMMはもちろんMCも2系統用意されているので、これだけでも中級クラスと言える所以です。入力関係では PHONOやCD、AUX,TUNERはもちろん、TAPEは2台分用意されております。今では使用することはほぼありませんが、当時としては常識だったんです。なので、今使っているF500と比べれば明らかにアップグレードしたと思います。ではその画像をご覧ください。

いろんなところに細かい傷はありますが、全体としては綺麗な方でしょう。正面から見てもほとんど見当たりません。各ツマミ類も一通り機能しているようです。動きもスムーズでサビもないようです。心配だったボリュームのガリや音の途切れも今の所ありません。肝心な音質ですが、F500と比べるとしっかりしている感じがするし、立ち上がりがいいように思います。私感ですが。当然経年劣化はあるとは思いますが、ほとんど感じません。それよりも音の途切れがなくなっただけでも随分と違います。今までは音が左右から出ているかをまず確認していたので、そのストレスから解放されただけでも嬉しいです。ちなみにこの間もF500の蓋を開けてクリーニングしたんですが、ついに解消されませんでした。もっとやりようはあるんですが、そうなると再起不能になる可能性があるので中々手が出ませんでした。しかしこれで踏ん切りがついたので、いつか最後の修理をやってみようかと思います。
ビンテージアンプと現代のアンプ
今回もヤフオクから古いアンプを購入しましたが、そりゃあ、新しい製品の方がいいに決まっています。ですが、新品の安いやつを買ったところで果たして満足感は得られるのかと自問自答してみると答えははっきりしている。仮に2万円の新品を買うくらいならグレード高めのちゃんと音が出る古いやつを買った方が絶対満足できると思っています。今の製品が悪いわけではないが、やはりある程度の価格帯でないとダメなんです。話は変わりますが、今レコードをメインに聞いていますが、エンパイアの2000E3のカートリッジが手元にあります。針は折れて使えないので先日通販で購入していざ使おうとしたら、片方から音が出ない。シェルやリード線を交換しても変化なし。これにはショックでした。針が悪いのか、カートリッジが壊れているのか正直分かりません。何れにしても、想定外というか、そんなに壊れるものとは思っていなかったので、ほんとがっかりです。針も安くないので、だったら別のカートリッジでも買えばよかったと今更ながら後悔の念が尽きません。形あるものはいつか壊れるとは言いますが、壊れる前に一言言ってほしいものです。話す口があったらですが。そんな訳で最後は愚痴になってしまいましたが、今回は少しマシなアンプがやってきたので良しとしましょう。では。
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