「建築」と 「ものづくり」

 倉布人 一級建築士事務所

ちっちゃな文化展

2005年10月23日 | まち・旅
今日は「設計衆団Learn-Network」のメンバーと「ちっちゃな文化展」に。

旧の街道に入ってすぐ の民家には写真家の作品が・・・丹頂鶴・・・
「倉田さん!?」と声をかけられ・・・小澤ちゃん!この近隣でまちづくりに励む女性建築士。
そうでした。彼女の弟さんは写真家で、鶴を撮る為に北海道に住んでいるのでした。
まるで「池中玄太」ですねー。でも、玄太の風貌とは全く異なるスリムで爽やかな彼です。

さて、三熊野神社へ。幕の内弁当を買い、境内に座り込んで食べる。
秋晴れの下、仲間と一緒にいただくお弁当。
「おいしい、おいしい。」と全部平らげてしまった!軽くヤバイです(苦笑)

それから「大須賀建築士すまいの研究会」の芳野さんにご挨拶し。
冗談交じりの会話の中で、この街並みづくりへの取り組みについて質問など。
もっともっと話しがしたい、聞きたい、と思いました。
その芳野さんのお陰で毎年恒例の「LN 建築デザイン展」を、東町公会堂で開催できることになりました♪ 今日の一番の目的は、この事だったのです。
この公会堂は、芳野さんの設計。 こじんまりとしながら、また予算もなかったという中で、街並に配慮したデザイン。
デザイン展の際には、今度は酌み交わしながらお話しできれば、と願います。 強い地元愛を感じました。
あきらめず、重ねてきたものがこんな風にカタチになっていくなんて。
いえ、そうなるように努力をしてきたのでしょう。
うらやましい、と言わず、自分たちにもきっと何かできる、と信じて・・・

これで、本日の目的は達成(笑)
後はくっついたり離れたりしながら、メンバーそれぞれ、文化展と街並を楽しむ。
途中、いつもの親父仲間「祭り命」の政夫ちゃんに会う。今日は1台「祢里(ねり)」も出ていました。
屋台小屋の前では「小祢里(ちいねり)」が・・・
ここは中学生以下の子供たちの為のお祭りもあるのです。
さすが、遠州の祭りの本丸「横須賀」でございます。

旧道も末端は、広い道路に変わっています。
車が通る為に造られた道は、それまで、とても近かったお向いの家を遠い存在にしてしまう。人の流れを遮ってしまうのです。
これまで、いろいろな街を見て、この「車の為の道路」というものに罪を感じずにはいられません。
また、駅ができることによっても街は変わっていきます。

ここはJRの駅から車で、20~30分ほどの街。
東海道線の駅から離れていたからこそ、この街並みが残されていたとも言えるでしょう。
普段は、ひっそりとした街並みです。
しかし、この文化展の間は、全国からアーティストが集まり、街の人々のパワーをひしひしと感じるのです。一人二人ではない、皆がこの街を好きなのです。
様々なアーティストや、街の人々との会話をもっと楽しみたいと思いつつ、家路に。

今度は11月にゆっくりと。きっと、また、何かを見つけられるでしょう。街は「人」

リニューアルしました

2005年10月18日 | 事務所雑記
Blogの機能を改めて認識している、倉布人HP管理人です。( ̄ω ̄;)
管理人の趣味で始めたサイトも、事務所としての顔となってきました。
その為、コンテンツを明確にする目的で、サイトのスリム化を図りました。

日々の事務所日記に加え、これまでの「ESSAY」や「ものづくり」の記事も、
徐々にBlogに移行していきます。
雑多になってしまったので、カテゴリー別に分かりやすく
分類していきたいと思っています。
現在、これまでの記事を校正・移行中です。少しづつ増やしていきますね。

これからもどうぞ宜しくお願いします。