競馬は人生の縮図である

アンカツファンのつぶやき ありゃ馬こりゃ馬

アクシデント

2010年05月29日 | 競馬

競馬は人生だ
と誰かが言った。
たしか寺山修司が言った言葉だと思うが
本当にそう思う。
俺はこのブログのタイトルを替えた。
どっとぴーかん、なんて響きだけで誰も見てくれないだろうし
只の響きで意味もない。
しっくりくるタイトルがなかなかないから、こんなのに替えて見たが
どうも人の受け売りのようで嫌なのだが
つくづく競馬って残酷だし、人生そのものだよなって思う。
競馬で泣いたり笑ったり落ち込んだり、競馬ってギャンブルだけじゃあないんだよ。
今回の事でつくづくそう思う。
気分は最悪だが、そんな中でも俺はなんとか心を修復しようとしている。
いつまでも落ち込んでばかりじゃあいられない。
なにもダノンシャンティが引退したわけでもないんだし
アンカツだってダービーだけがすべてじゃない。

そんなわけで競馬のアクシデントについて考えよう。
競馬のアクシデントなんでしょっちゅうだ。たとえば豊の落馬だって大きな衝撃だった。
結局豊はダービーが間に合わなくなってしまったんだから。
馬の故障で出走断念なんて山ほどある。
ダービーで思い出されるのは、サニーブライアンが2冠を達成したダービー。
俺の本命はシルクライトニングだった。
皐月賞で2着になったシルクライトニングが、ゲート内でトラブル発生して馬体検査が行われた。
そしてなんと、故障が発覚してレース直前に除外になってしまった。
馬券は返還。俺の馬券も返還になってしまった。
ゲート横で茫然と立ち尽くしている安田富男の姿は、今でも目に浮かぶ。
出走していたらどんな結果になっていたのやら・・・
皐月賞でゲート内で立ちあがったラガーレグルスっていう馬もいた。
ゲートが開いてもゲートから出てこない、それでもレースが成立しちゃって
馬券は返還されず、パーだよ!幸い俺はラガーレグルスの馬券は持っていなかったけど
大損した人はさぞかし悔しかっただろう。
松国厩舎と言えばダイワスカーレットのオークス。
出れば確勝だと思ってたから、あの出走取り消しには驚いた。
出馬表を確認したらダイワスカーレットの名がどこにもない。
熱発で出走取り消しになったと知って、もう驚いたのなんの、あの時もショックだった。
ウオッカもエリザベス女王杯の出走取り消しがあった。
あれもダノンシャンティと同じようなパターンだが
その後すぐにJCに登録して走っちゃうんだから、いい加減だ。
でもダービーとはレースの価値が全然違う。ダービーの出走取り消しは大ショックだ。

ざっと思い浮かぶだけでこんなにもある。
レース中の衝撃といえば、やはりサイレンススズカだ。あれほどのショックはないだろう。
古くはテンポイント。ライスシャワーも悲劇の死を遂げた。
出走前で済んだだけで不幸中の幸いだ。と思うしかない。
俺はいつも思っている。レース中に不幸な事故だけは見たくない。
特に名馬と言われる馬がレースに故障するシーンだけは見たくない。
でも競馬がある限りこれからも起り続けるだろう。
それが競馬だ。
本当に競馬は人生の縮図だ。


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