オスのししゃもで北海道では2500円するっていうんだが

この量で北海道ではなんと2500円するオスのししゃもが
横浜の地下の魚屋で590円でした

なぜ安いのかというと、
年末で冷凍庫が満杯で市場に出すしかないから・・・だって

まったく信用できん魚屋のオッサンの言うことだが
「騙されたと思って食べてみてよ！」
「これ買って行ったらタダモノじゃないって思われるよ！」
「ツウの人は知ってるからね！」
「油がのってて美味いよ！」

「これ、北海道では通常いくらで売ってるか知ってる？
知らんけど・・・
「2500円だよ！！2500円！」
はあ？絶対ウソ～～そんな高いししゃも誰が食べるん？
「メスより美味しいよ！ししゃものオスは滅多に出無い！！」
「ちょー貴重なんだよ！！」
こうまくしたてられると絶句・・・

どっちみち朝食用の魚を買いたいのでこれを購入。
焼いて食べました。

油はギンギンにのってるらしく、ジュウジュウ出て香ばしく焼けた。
味は・・・普通に美味しい。
これ、2500円だったら暴れます。

横浜の地下の魚屋さんは、普通に美味しい魚と
狂ったように暴れたくなるほどパサついてかちかちの魚とが
まあ、半々・・・いや、1：3ほどの割合でしょうかね。
絶対に店の人に「美味しい魚どれですか？」と聞いて買うようにしてます。
それでもね、はずれはあるので。
この「美味しい」感覚もきっと北海道や海辺の魚の美味しい地域の人が食べたら
すっごく不味いと思います。
やはり、獲れてから時間が経ちすぎな上に買ってからも次の日に食べたりするとね・・・
美味しい魚に出会うのは至難の技だす。

オスのししゃもってウィキで調べると色々とややこしい。
よく売ってる子持ちししゃもは本当はししゃもじゃなくてカペリンという名前で・・・
ししゃものオスは肥量になるとか・・・

私が今回買ったのはどうやら『本ししゃも』という種らしい。
これはやはり油がのってて美味しいという定評のようだに。
でも10尾で2500円は無いわ。