BLOG 思い遥か

日々新たなり/日本語学2020

過去世 0420

2024-04-20 | 源氏語り 続
  



 
古典文学研究、国文学徒であったころの話題に専門をひとくさり、これはどなたにも興味があることではないし、それがどうなのかということになる。あの源氏物語を断じて宿世と言ってみてもそのテーマ性の意味には何を知ることであろう。文学の思想として仏教の無常観とか輪廻転生とかとらえて、それを現実問題にどう考えることになるか。

三世という、過去、現在未来には現世来世の読みように前世がある訳で、光る源氏の前世が現世に作用するのは現代科学の霊魂でもって謎解きができるわけではない。しかし、現世にあって過去の報いを受ける、果たして報いがあったのか、作者にはその環境のとらえかかたにあったようである。つまり、はしょれば、物語は過去世の因果にある。

そうしてみれば、その現実をどこに投影して見せたか、来世には持ち込めない、解決はないのであるから、美しき理想は語りえない。

現世でのお話には。
ちょっと不明なことになってしまうので、当たらないのだけれど。

過去は変えられない、未来は変えられる、といつも新入生に語り掛けて、人気を博した教授がいた。

出典は、これも検索すると、次のようである。
>他人と過去は変えられないが、自分と未来は変えられる. カナダの精神科医 エリック・バーンの言葉です。
You cannot change others or the past.
You can change yourself and the future.

https://note.com/matu2021/n/nad9eb1167146
他人と過去は変えられないが、自分と未来は変えられる・・・か?~名言を自分で解釈するということ~

どうも解釈の一人歩きらしい。

https://www.konjikiblog.com/entry/kakototanin#google_vignette
レファレンス協同データベースの回答としては、「この名言の出典について、エリック・バーンやウィリアム・グラッサーの書籍などを含めてたくさん探しましたが、見つかりませんでした」というものです。
>「過去と他人は変えられない。しかし、今ここから始まる未来と自分は変えられる」という言葉について、下記の資料の目次、索引等を通覧しましたが、出典に関する情報は確認できませんでした。また、ご照会の言葉がエリック・バーン氏又はウィリアム・グラッサー氏によるものであるかどうかも確認できませんでした。









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