BLOG 思い遥か

日々新たなり/日本語学2020

建党100歳の国

2021-05-11 | いにしへおもほゆ

よく見ると、よくわからない、党利党略の語、デジタル大辞泉「党利党略」の解説には、>自分の所属する政党の利益を第一として、そのためにめぐらす策略、と見える。策略が、ここでまた、わからない。そこで、さらに、いまの辞書で、>自分の目的を達成するために相手をおとしいれるはかりごと、となって、はかりごとが、相手を陥れるためのものだから、やはい、わからないだけでない、こわいことになってきた。政党があって、党の勢力を図るための争いには、このような使い方であろう。しかし、国家の権力にかかわるとなれば、策略はただ事ではない。政策というわけでもないのだけれど、気を付けなければ、利を得るのは党人たちであって、民にはかかわるか。このようなことを1党独裁と言われる国の政治に充てて考えると、一気に怖いだけの話でなくなる。その独裁政党とするものが、党利党略をめぐらせば、おそらく党のため、党利はよいとして、党略となると国のためであるということをもって、何をしだすかわからない。1984年の建国35周年に思いをいたすと、それから、なにがあったか、それからとなる、友好条約にのっとって、10数年の、日語専家を務めた経緯から、それなりの感想を抱く。建党100年になるようであるから、党略の実現はかなり目に見えたものとなっている。2049年には、何をしようと考えているのか。表には見えない、秘密を守る党紀である。



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